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2006.01.16

全国学力テスト その3

全国学力テスト その2
に引き続き、「教育の現場で競争とは」について考えます。

そもそも、日本の子どもたちの学力が落ちているという根拠になったOECDのPISAという学力調査。
しかし、OECDのよれば、
現代的な国際学力調査自体が、競争的な学力への疑問を出発点にしているということです。

「(日本や韓国等の学力の)成功は、他の重要な面、すなわち生徒の間における創造性、批判的思考、自信といったものの犠牲の上になされているのではないか」と疑問を提示され、今までの競争中心の
日本や韓国型の学力は21世紀には通用しないだろう、というのがOECDの大局観です。
この様な見地に立ったPISAの問題は
「一階は表玄関と店舗、その上にマンションが二十階あるビルは何メートル?」などでした。
この問題が出たとき、教育関係者から次のような意見が出たことは言うまでもありません。
「日本の子のように暗記した公式の当てはめでは解けないものでは手のつけようがない子が多い。
創造的、想像的な発想を子どもたちにさせるためには、
テスト漬けでは無理だ。」
と。
日本の中からも関係の方々から多く出てきた こうした声を無視して、
学力テストは再開の運びとなりました。
その推進力の少ない力が、財界であることは「その2」で見たとおりです。

本当に子どもたち、
しかも未来を担う次代の子どもたちを健やかに、育てていくために必要なことは何か?
と、問われれば、
文部科学省も財界も、
「競争」とは言わない。
しかし、
回り回り、くねってくねって、
気がつけば、競争が学校の中で大手をふるっている、、、
なぁんて事にはしていけない。
と、私は思います。

日本の子どもたちが学力が落ちた、と大騒ぎするなら、
学力一位だったフィンランドにもっと学ぶ必要があるのでは、
と、思います。

では次にフィンランドについて、見ていきましょう。

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