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2006.01.07

気になっている事

ずっと、ずっと気になっていることがあります。
それが気になって、
なんとか解決したいと思い、
本棚から国語に関する本、
哲学に関する本、
教育、数学、啓蒙書、宗教と片っ端から読んでいます。
いえね、何が気になるって
靖国問題「外国政府介入、理解できない」 首相年頭会見。というニュース。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
靖国神社参拝問題について「外交問題にはならない。中韓が交渉の道を閉ざすことがあってはならない。いつでも話し合いに応じる。後は先方がどう判断するかだ」と述べ、首脳外交の停滞は中韓両国に問題があるとの認識を強調した。さらに、「精神の自由に政治が関与することを嫌う(日本の)言論人、知識人が批判することも理解できない。まして外国政府が心の問題にまで介入して、外交問題にしようとする姿勢も理解できない」と語り、中韓両国の対応を批判した。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このニュースを見たときから私の頭の隅に魚の骨のようにひっかかったのは
「理解できない」と言う言葉
なのです。
理解。
分かる。
それで私は分かるとは何か?
論理的な考え方とは如何なるものか?
相手に理解、納得させるとはどういうことか???
相手を理解するとはどういうことか???
と、悩んでしまいました。

まぁ、それと若干の恥ずかしさもあったのは本当ですが、、、
日本の代表、と一応言われる立場の総理、その人が、
公式の会見で、相手を
「理解できない」と言うことは、なんだか気恥ずかしい。
これからは、海外の人と話をするとき、
「日本人のみんなが言葉を理解できないのではない」と言わなければ、、、
と思った次第。
かなり恥ずかしい。
私は日本人として恥ずかしい。
理解できないというなら、理解できるように小泉さんはどの様な行動を取ったのだろうか?
理解できないと開きなおる事は簡単だが公式の場で語ることだろうか、、、

これって、一国の総理の態度だろうか?
少なくとも理解を示す、
歩み寄ろうとする姿勢がなくては外交上、かなりまずいのではないかと私は心配なのだが。

理解できないというところの言葉を、何度でも丁寧に聞き、
こちらの考えを丁寧に伝えたのだろうか。
アメリカの言うことなら、あれほどスンナリと理解を示す貴方が、
何故隣国の言葉は理解できないのか???
また、小泉さんは日本人からも靖国反対が出ていることも「理解できない」と言います。
小泉さん。
人は皆違うのです。
いろんな意見があるのです。
みんながあなたとは同じではないのです。
靖国反対、賛成。
いろんな意見があっていいのです。
それぞれの立場で、思いもそれぞれ。
あなたの大好きな「人生いろいろ」じゃないですか。

一方の考えを理解できないと言うことで切り捨ててはいけない。
自分が理解できなくても、
理解するように努力しなければならないし、
自分をも理解されるようにしなければならない。
あなたは総理なのだから。

と、まぁ総理個人が理解する云々かんぬんを言葉通りに受け止めなくても、
外交上、その真意は別のところにあるのかもしれないが、、、
そうは言っても、
貴方の言葉、
政治の局面においても心配ですが、
子どもたちに悪い影響を及ばさない事を祈るばかりです。
あなたの語録は、なにしろイロイロだから、、、
理解しないということを、総理が公然と会見するということは、
子どもたちにとって、
分からないことは理解しないでいい。
という結論を導くこともありうるのではないでしょうか?
理解できないということは、
物事を客観的に見ることができないと、
自ら認めていることで、
それは科学の世界では敗北を宣言していることなのだが、、、
総理。
どうなのでしょうか???

どうにも気になってしょうがない。

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コメント

> それは科学の世界では敗北を宣言していることなのだが、、、総理。

まったくおっしゃるとおりだと思います。
『相手が理解できない、と一方で撥ね付けながら、こちらを理解してもらうように努力する。』
そのままパワーポリティクス、力の外交と言う奴で軍国主義外交以外の何者でもないことがわからないのですね、小泉は。

価値観や宗教観が異なるもの同士が如何に共存していくのか?を考えるのが国際平和であり、人権と言う概念の示唆するものです。その異なるもの同士が使う言語として共通のものが論理であり科学です。いわば価値観の異なるもの同士の翻訳機が科学である、と言うことですね。
TBを一本送らせてください(^.^)

投稿: とほほ | 2006.01.07 19:55

理屈がわからないのは以前から変わってないよね。
http://ryokan.exblog.jp/2281128/
B層の皆さんに支持されているからこのひとが首相なのも仕方がないのか。
http://www.tetsu-chan.com/05-0622yuusei_rijikai2.pdf

投稿: ウエダ | 2006.01.08 11:57

とほほさん。
ウエダさん。
こんにちは。
コメント有り難うございます。


とほほさん。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
実は、とほほさんのところへは、このところ日参しています。
年末からの課題、
今後の成り行き、見守っています。
それにしても、とほほさんの鋭い指摘と分析、
いつもながら刺激になり、励みになります。
これからも、ドシドシ書かれて下さいね。
応援しています。

さて、頂いたコメント。
本当に小泉さんはなんと形容していいのか、、、
あの人は確信犯だから、
怒った方が、諦めた方が負けですね。
小泉さんと対話するためには、
小泉さんの言葉をそのまま返すしかなさそうです。
「あなたのいうことは理解できない」
「どうしてあなたがそう考えるのか不思議だ」
「私は適切に判断しているのです」
とかとか、、、
不毛な議論になりそうですね。
困ったものだ!!!
しかし、
諦めず、相手のペースに振り回されず、
粘り強く書き続けていきたいと私は思っています。
これからも宜しくお願いいたします。


ウエダさん。
ご紹介頂いたブログ、ならびにウエダさんの以前の記事、
拝見いたしました。
小泉さんは、日本をどこへ持っていこうとしているのか???
不安がよぎります。
あの人は国民のことなんかこれっぽっちも考えていないのでしょうね。
我なきあとに洪水よ来れ、、、
ですかね^^;
自分はノアの方舟に乗れると思っているのか小泉さん。
あまい。
ブッシュさんは、いつでもあなたを見捨てるよ。
と、方舟に乗ることの出来ない庶民の私は毒づくことしかできないのですが、、、
と、いうことで、これからも書き続けていきます。
また、ご意見お聞かせくださいね。
では。

投稿: せとともこ | 2006.01.08 13:06

 「理解できない」というのは「理解すると不利になる宣言」と解釈していいような気が。言うなれば弱みですな。
 というか、戦没者、とくに自国の戦争で亡くなった人を祀る施設があるというのは、洋の東西を問わず当然のことなんですよね。アメリカにもロシアにもそんな施設はあります。
 それに中国や韓国が文句をつける=外交カードとして有効にさせてしまっているというのは、それは日本政府が説明責任を果たせていないだけの話です。時間をかけてでもじっくりと説明するべきなんです。いや、しないといけません。
 ただし、日本の場合話を複雑にしているのは、政教分離の原則ですね。憲法では「政教分離」を規定していますが、靖国神社は宗教法人ですからね。国の機関である首相としていち宗教法人に参拝するのは、違憲といわれても仕方ない。日本国内の議論は、そこに利権(遺族会票など)がからんだりして、ごちゃ混ぜなんですよねぇ、いちいち整理して考えないといけないんですけどね。
 でも、自民党内にはごちゃ混ぜにしておいたほうが有利な人たちが多いので、議論は進みません。その代表格が小泉首相ですね・・・。スタンドプレー主義者の彼にとっては、靖国神社も人気取りの道具のひとつにしかすぎません。靖国神社参拝で人気が取れないとわかると堂々とは参拝しなくなりましたもんね。説明がめんどくさいし票にもならないから「理解できない」ですませちゃう。
 そういうのはかえってないがしろにしているんとちゃうのん?なんて思ってしまいます。

投稿: 評論評論家 | 2006.01.09 11:15

評論評論家 さん。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
今年があなたにとって、素敵な年でありますように!!!

さて、
頂いたコメント。
まさに、と思いながら拝見いたしました。
結局、私たちは、知っているのですよね。
小泉さんのスタンドプレーを。
そして、苦笑いしながら、
彼の言葉の怪しさを、あ〜〜〜だ。こうだ、と言っている。
その虚しさを知っています。
権力を持っている者が、
なんら責任を持たない言葉を振りかざし、
より弱い者が、その責めを負う。
こんなシビアな構図が、小泉さんになってから、ますます際立ってきたように思います。
このジレンマから抜けるにはどうしたらいいのだろう???
と、思えば思うほど、
小泉さんの土俵に乗ってしまうようです。
手強い。
そんな手強い小泉さんを相手に今年も、
自分の出来る範囲で書いていこうと思います。
また、貴重なご意見、アドバイス、頂けたら嬉しく思います。
待っています!!!
じゃ〜〜〜またね。

投稿: せとともこ | 2006.01.09 19:30

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受信: 2006.01.07 19:59

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