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2006.01.12

壁と言えば、
ベルリンの壁やパレスチナの分離フェンスなどが政治的に有名です。
壁は人々を隔離し、交流を阻害します。
そして憎しみ、恨みだけが壁の高さより募ります。
しかし、やがて人々はその愚を知り、悟り、
ベルリンの壁は崩れ東西は統一。
民族は一つになりました。
また、分離フェンスの方も、国際的に批判が高まり、昨年の夏、取り壊しの運びとなりました。
昨年の10月、世界は今と言うタイトルでパレスチナの現状について書きました。
その後、パレスチナはどの様に変化したか?どうなったか?は私は情報として伝わってこないので、どなたか詳しい方、是非お教えください。
さて、そんな折、今度はメキシコでも壁問題が浮上。
アメリカ下院は昨年12月。
メキシコとの国境に1100キロにわたる新たな「壁」を建設する法案を可決。
不法移民やテロへの対策を強化するためと言うのが理由です。
実際、メキシコから陸路で米国に不法入国しようとして、昨年は430人以上の死者が出ました。どうしても不法侵入した者は、砂漠地帯や川を横断するからです。
しかし、壁は解決になるのか?
という声が多くあがっています。
新たな「壁」によって不法入国者はさらに過酷なルートを強いられ、犠牲者が増えるだけだと言うのです。
移民を抱える国にとって、
過剰な移民は、過剰な労働者を意味します。
その上、不法滞在はさらなる安価な労働力になり、ついには労働できる道を閉ざし、劣悪な労働条件がさらに悪化するのは必至とは思います。
メキシコはじめ中米諸国の主張は、人権を尊重する国境対策や合法移民の受け入れ拡大、不法移民の合法化などです。
壁を作ることではなく、
「移民現象の管理の改善」
移民の「人権の完全な擁護と労働法の順守」を求めています。
一方、イラクでは、
イラク駐留米軍が北中部バイジより西、シーニヤという町で土の壁を建設しようとしているものです。
(ロイター)
米軍によれば武装勢力を侵入させないというのが理由です。
しかし地元住民は、反対。
「孤立化」するからです。
また中部サマラでも壁建設中とか、、、

いずれにしても、
「壁」を作ることはなんの解決にもならない。
と、私は思います。
この動き、今後どうなるか注目です。

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