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2006.01.16

全国学力テスト その4

全国学力テスト その3に続いて、
フィンランドの教育について見てみます。
国際学力調査」上位のフィンランド、学校に権限移譲と言うニュースが昨年の10月にasahi.comに載りました。
それによると、日本とフィンランドの比較が詳細に書かれています。
主には読解力の違いが大きい、のではと言うことです。
穴埋め問題ではなくて、
自分の言葉で考えをまとめることの大切さが強調されています。
私も、まったくそうだと思います。
そして、日本の教育現場の先生方も、皆さん御存知です。
しかし、現実にはそうはいかない。
何故?
理由の幾つかには、
日本とフィンランドの教育体制の違いがあると私は思います。
フィンランドは一学級24人です。
日本でもこの頃少人数学級が少しずつ市民権を獲得しているようですが、まだまだ道のりは遠いようです。35人学級がせいぜい、それもとても恵まれているようです。
多くは40人学級。
担任も、一人ひとりの子にきめ細かい指導をしたくても、時間的、物理的に困難です。
次に教師の地位の保障。
フィンランドで教師は専門家として尊重され、責任をもって自由に授業をおこないます。
日本では教師は授業を教えることと、それ以外の仕事とが半々ちかくウェイトをしめています。
楽しく、魅力ある授業作りや教材研究の時間もないため、漫然と授業がすすみ、
子どもたちの学ぶ喜びや新鮮な感動が得られない事もあります。
そして、一番重要なのは、学力の中身。
これが日本とは決定的に違います。
フィンランドの文部大臣は講演で、「私たちの教育は福祉国家に欠かせない。学習で競争より共同を重視するのも、連帯を尊ぶ人間に育てたいから」と述べています。

先に書いた日本の文部科学省や財界ととの違いが明らかです。

子どもたちにとって、学ぶとは何か。
今、真剣に考えていかなければならない時期にきていると思います。

以前、教育に関して書いた記事を掲載しておきます。
お時間がありましたら、ご覧ください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
中教審答申
日本の公教育
ゆとり教育 その1
ゆとり教育 その2
教育基本法
学力低下問題
教育環境の低下
総合学習見直しを検討
関心、意欲、態度ってナ〜〜ニ?
関心 意欲を算数で測る?

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