モーツァルト
今日1月27日はウォルフガング・アマデウス・モーツァルト生誕250年の日です。
生誕の地ウィーンを初めとして、世界中の天才作家を偲んでいろんな行事が行われるものと思います。
私も今、
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を聴きながら書いています。
最も親しまれているというこの曲。和名は「小夜曲」とでも言うのでしょうか?
小夜曲と言うには、元気で踊るような流れと、静かな澄みきった佇まいを感じさせるこの曲は、
私にはヨーロッパの緑と青のイメージです。
もう随分前になりますが、
モーツァルトの父の生家を訪ねたことがあります。
ロマンチック街道を旅した時、アウスブルグにも立ち寄ったのです。
この街道をバスに乗ってドイツを南下。
次第に灰色の空が青く透き抜けてきたことを思い出します。
あちこちに中世がいまだ横たわっていました。
路地裏から、
若きアマデウスが飛び出てきそうな雰囲気を楽しみながら、
ヨーロッパの歴史の重みを感じたものです。
現在も、人々は住んでいるのですね、中世の建物の中に。
(日本の建築の考え方とはえらい違いですね、、、)
中世の石の建物から生み出されたモーツァルトの音楽。
今日は、一日中、聴いていようと思っています。
因みに、
私は「ジュピター」が好きです。
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コメント
TBありがとうございました。
私もあの記事は交響曲25番を流しながら書いていました。
日本の建築もたとえば法隆寺のように木造でも現在でも残っているものがあるので、たとえばしっかりした木材を使えば長く住めるんではないかと素人考えですが思ったりします。
投稿: 寒北斗 | 2006.01.28 14:04
モーツアルトの曲は一般的にエレガンスと評され、世界の人々に、殊に女性に人気がありますね。
私も好きなんですが、交響曲では何と言ってもドボルザークの第九番「新世界より」につきます。
しかし、音楽って実に良いもんですよね。
投稿: hitoriyogari | 2006.01.28 16:01
寒北斗 さん。
hitoriyogari さん。
こんにちは。
コメント有り難うございます。
寒北斗 さん。
そうですよね。
法隆寺。
確かに、
日本にも白川郷の合掌造りもありますよね。
いいもの、伝統あるものは沢山あります。
歴史に耐えた本物を大切にしていきたいものです。
また、これからも本物を作っていかなければならないのでしょうね、、、
そのためにはどうするか?
いろんな事があると思いますが、
ただ一つ言える事は、
対象への「愛」だと思います。
限りないやさしさと揺るぎない愛を注ぎ込む事だと私は信じています。
ちっぽけな私ですが、
自分にかかわる全ての人やものにもそうでありたいと願いながら、
なかなか思うようには行かない自分を発見している私ですが、
これからもよろしくお願いいたします。
では。
また。
hitoriyogari さん。
そうですか、、、
新世界がお好きですか。
いいですね、、、
私もあの曲聞くと、涙がでます。
困難に立ち向かい奮い立つ思いと、
やり遂げた充実感。
静かなやすらぎと、
身内からわき上がるエネルギー。
聞く度に、力が出てきます。
確かにモーツァルトと違いますが、
本当に音楽っていいですね、、、
私も同感です。
また、音楽のお話、お聞かせくださいね。
楽しみにしています。
では、、、また。
投稿: せとともこ | 2006.01.30 16:44