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2006.01.19

ホリエモンを生み出した者は誰か その2

投資事業組合の歴史と発展の方策 という経済産業省のサイトを見ると、
投資事業組合は、出資者から集めた資金を投資し、株式公開などで利益を得ようとするものです。
投資事業有限責任組合契約に関する法律(ファンド法)が04年に成立。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1.投資手法の自由化
ファンドの投資手法が以下のとおり大幅に自由化されました。

組合員の資格制限や人数制限はすべて撤廃され、誰でも自由にファンドの組合員になれるようになりました。(ただし、公募の場合は証券取引法の規制を受けることになります。)
出資先企業であるかにかかわらず、事業者に対して自由に融資し、あるいは事業者に対する金銭債権を自由に取得できるようになりました。
社債・CPなどに加えて、多種多様な有価証券や信託受益権などを取得することができるようになりました。
ファンド・トゥ・ファンドに関する制限が撤廃され、投資組合への出資のみに特化したファンドを自由に組成できるようになりました。
(上記サイトより)
〜〜〜〜〜〜〜
これにによって組合員の資格制限や人数制限が撤廃され、投資組合(ファンド)への投資を目的とする投資組合も自由に設立できるようになりました。
これは、文章だけでは、とても良い事です。
誰でもが自由に参入できることは、
日本の経済にとって大きな意味があります。
「活性化」という。

しかし、
しかし、
ここで考えてみましょう。
一体誰が自由に参入できて、利益を上げることができるのか?
そこはそれ、資本主義の世の中では、
「金が金を生む」
のです。
つまり、
この法律で利益を得るのは外資や大銀行、大証券などの投資ファンドが圧倒的多数なのです。
少なくとも、どこにでもいる個人投資家ではありません。
こんな法律の網目をかいくぐって堀江さんは巨万の富みを手にしました。
ライブドアは人為的に株価をつり上げる株式分割を駆使し、上げ底の株高をてこに企業を買収。
「立ち止まったらおしまいだ」と、新手の資金調達策や新たな企業買収を繰り返し。
こうして、堀江さんのあまりに有名な語録が次々と登場していくのです。
「違法でなければ何をやってもいい」。
「人の気持ちも金で返る」
とかとか、、、
堀江さんにとっては、マネーゲームは、ワクワクするゲームだったのでしょう。
良きにつけ、悪しきにつけマスコミに取り上げられ、
遂には自民党の全面支援を受けての衆議院出馬。
マスコミでも何回も流れた科白のおさらい。
「エールを送る」という小泉さん。
「堀江さんは、私の弟であり息子である」と言う武部さん。
竹中さんは、「小泉、ホリエモン、竹中で改革をやり遂げる」
はぁ????
竹中さん。
どんな改革ですか???
そう言えば、昨年の流行語大賞。いまだ記憶に新しい。
「想定内」と「小泉劇場」かぁ、、、
さて、
今回は堀江さんには司直の手が入りました。
多分、彼個人の罪は問われ、贖わなければなりません。
が、
が、
こんなイカコイ事やっている企業はもっとあるのでは???
と、私は思います。
銀行はあてにならない。
郵便局も先が見えない。
年金ももらえない。
将来は不安だ。
そんな庶民の思いを逆手にとって、
「もうかりまっせ」と言いながら投資させる。
そして気がついたらスッカラカン。
どこかに、
ゲラゲラ、ははは
薄汚く笑う者がいる。(堀江さん、今回はその薄汚く笑う者のシンボルになってしまいましたが)
私は許せないですね。
爪に灯をともすようにお金をためて、
欲しい物も「買ったつもり」ということで自分を納得させて、
横においてある貯金箱に小銭をチャラリ。
貯金箱には「つもり貯金」と書いてある。
そんな小さなつもりが、それこそ積み重なり積もって、
少しお金を殖やそうかと証券会社に足を運ぶ。
どれがいいかな???
どこの会社がいいかな???
とかとか言いながら。
そんな庶民のささやかな願いをあざ笑う今回の出来事。
これは、しっかりと国が対応すべきことだと改めて思います。
小泉さん。
あなたの構造改革とはなんですか?
そもそも、貴方のいう構造ってナァ〜〜〜ニ?
耐震強度偽装のような、あなたの構造内閣なのか???
今、真剣に
日本の経済の仕組み、法律そのものを改めて考えていかなければならない気がしてなりません。
いろんな意味で、
ひずみが出ている今こそ!!! 

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コメント

突然で恐縮ですがご招待です
「ホリエモン/ライブドア」に関するクイズを作りました。
「ホリエモンはフジテレビとのバトルで得た1470億円をどうしたのか? 」
というタイトルの記事です。
解答の選択肢は □全部残してある □半分残してある □全部使った の3つ
正解は→ http://q-q.at.webry.info/200601/article_48.html
 他にも「雑学クイズ」が300問以上あります。
 お近くへおいでの節は、どうぞ拙宅へもお立ち寄り下さい
(ご迷惑でしたら、お手数ですがコメント、TBの削除をお願いします)

投稿: 素町人@思案橋 | 2006.01.19 12:11

関係ないと仰りながらよくお調べになりましたね。
私も投資事業組合に関してはフアンドのようなものと思っていましたが、大体解りました。
私のブログにもかきましたが、法の不備をついた彼の行動は、確信的でマネーゲーム的ですが、市場に大迷惑をかけたことには違いありません。
ホント、小泉さんにも困ったものです。

投稿: hitoriyogari | 2006.01.19 16:52

素町人@思案橋さん。
hitoriyogariさん。
コメントありがとうございました。


素町人@思案橋さん。
ユニークな記事のご案内、有り難うございました。
私自身は、ちょっと分からないので今回は回答にはお答えできませんが、
結果が出ましたら、またお教えくださいね。
では、、、


hitoriyogariさん。
実は、私も」先日から「辛口エッセー」に訪問していて、
トラックバックしなきゃと思っていたのです。
ちょっと時期的にバタバタしていて、失礼したのですが、
コメント頂けて嬉しく思っています。
さてさて、この事件、だんだん闇へと行きそうですね。怖い。
そして、日本はどこへ行くのかと暗示しているようでもあります。
目が離せません。
これからもお教え下さいね。
では、、、また。

投稿: せとともこ | 2006.01.21 14:39

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