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2006.02.24

伊藤公介さんの政倫審

伊藤元長官、国交省への圧力改めて否定 と言うニュース、なんだか影が薄くなりました。
忘れてはいけない疑惑の一つ。
そもそもの始まりだった疑惑、「耐震強度偽装問題」。
昨日23日、自民党の伊藤公介元国土庁長官が国土交通省の衆院政治倫理審査会が行われたようです。
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伊藤議員は冒頭の弁明で国交省課長を訪ねた経緯などを説明し、「政治倫理には反していない」と述べた。「小嶋社長が『公表は慎重に』と課長に言ったのに、なぜいさめなかったのか」とただされると「課長は調査中だと言っており、どこに問題があるか、わからなかった」とかわした。

 伊藤議員は課長に続いて局長とも面談し、「建築確認検査機関を指定した国にも責任がある」と述べたと局長が明らかにしている。この点について伊藤議員は「小嶋氏と課長とのやりとりを聞いていたので『民間の検査機関もチェックできないなら問題だろう』という認識はあったが、言ったかどうかはわからない」と説明した。

 伊藤議員は昨年6月、産業再生機構に電話。ヒューザーが落札を望んでいたホテル運営会社の入札をめぐり、小嶋社長と面会するよう求めたことがわかっている。伊藤議員はこの日の審査会で、昨年8月にも自ら同機構に電話し、入札の状況を尋ねたと認めた。

(上記ニュースより)
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伊藤氏はこの1月19日の記者会見では、
「偽装問題は報道で初めて知った」と話していました。
が、
伊藤氏は小嶋社長らとともに、偽装公表の二日前、国交省の山本繁太郎住宅局長と面談し、
「この件では、建築確認検査機関を指定した国にも責任があると思う」と発言したとされます。
この点を聞かれ、
伊藤氏は「いったかどうかは別だが、そういう認識はあった」と事実上、認めました。
つまり小嶋さんの代弁者としての役目を担っていたのです。

さらに、あろうことか偽装公表の前に、国交省が小嶋社長と東日本住宅の桃野直樹社長にだけ、公表の中身をA4判で四枚にわたるファクスで知らせていたことが明らかになりました。
これはどういうことか???
と、問われれば、
伊藤氏はこれについて「民間の確認機関がチェックできなかったという話は出ていたが、自分が何を言ったかはいちいち覚えていない」と答弁。国への圧力を認めませんでした。
そしてこれで禊はすました、とする伊藤さん。
しかし、私たち国民は納得するだろうか?
とりわけ当事者であるマンションの住民の方々は「これでよし」とするだろうか?

伊藤さんが今問われているものは何か?
それは、関係当局への圧力・仲介です。
伊藤元長官は、産業再生機構が競売にかけた神戸市のホテル運営会社「西神オリエンタル開発」の入札に関連して昨年六月、落札を希望していた小嶋社長を機構幹部に仲介したと指摘されています。
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問題の競売案件は、再生機構が再建を支援している大手スーパー、ダイエーの子会社で「西神オリエンタルホテル」を運営する西神オリエンタル開発(神戸市)。複数の関係者によると、伊藤元長官は昨年六月上旬、再生機構に電話し面識のない室長に小嶋社長との面談を要請。六月十六日に小嶋社長とヒューザーの社員数人が東京・丸の内の再生機構を訪問した。元長官は同行しなかった。
(上記ニュースより)
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伊藤さんはこれに対して、
「小嶋社長に頼まれて、窓口だけ聞いた」と機構に電話したことを認めました。
また、昨年8月に入札結果を確認する電話をしたという疑惑については「いつごろ結果が決まるか、(小嶋社長に)聞かれて問い合わせた」と答弁し、関与を裏付けました。
これには、与党の公明党議員も「(業者のために)そこまでやる必要はないんじゃないか」と呆れたということです。
また疑惑はこれだけでなく家族絡みへと発展しています。
伊藤元長官の三男が社長を務める“同族”会社「フューチャービジネスネットワーク」の営業活動を、伊藤元長官がしていた疑惑も浮かび上がりました。
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この住宅販売会社は、東京都内に本社がある中堅業者。同社によると、伊藤元長官の三男が社長を務める「フューチャービジネスネットワーク」(東京都中央区)に、建築した分譲マンションの完成後の清掃業務を、過去2年間で約70件発注した。1回あたり50万円前後だったという。フューチャー社は、この住宅販売会社が所有する中央区のビルに入居しているが、住宅販売会社は「適正な家賃を頂いている」としている。
 伊藤元長官の資金管理団体「東京公友会」の政治資金収支報告書によると、この住宅販売会社は04年にパーティー券を100万円購入したほか、社長が98〜03年に各16万円を献金している。また、社長は、問題発覚のため中止になった昨年12月の伊藤元長官の政治資金パーティーの発起人を、ヒューザーの小嶋社長らとともに務めることになっていた。
 登記簿によると、フューチャー社は04年8月に設立。伊藤元長官の親族や関係者が役員に名を連ね、妻が取締役。また、公設秘書の二男が取締役、政策秘書が監査役を務めていたが、問題発覚後の今年1月下旬、辞任している。同社は毎日新聞の取材に対し、7日朝までに回答していない。
(上記ニュースより)
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これについては、
伊藤元長官は「知らない」「報道で知った」と繰り返しました。

伊藤氏が耐震偽装の発表前に、ヒューザー社の小嶋進社長とともに国交省の担当者と話し合った際、伊藤さんは誰のために立ち会ったか?
国交省側が「住民の安全が最優先」と繰り返したにもかかわらず、
彼はこの点についてノータッチ。
単に小嶋さんのためにのみその場にいたことは明白です。

また、伊藤氏が、昨年11月10日、大手ゼネコンの大成建設を小嶋社長とともに訪れた際、免震技術について興味があるから同行したとしながら、肝心の話のときには知人と話していたとする伊藤氏の弁明。
えええ???
肝心の話の時には友人と話していた?
では、一体なんの勉強に行ったの?
工事中の建物の耐震性が不十分なとき、どのように補強すればよいかを聞くために、ヒューザー社の意を受けて訪ねたことを隠そうとしているのではないですか?
伊藤さん。
そして、何よりも
なによりも私たちが知りたいのは、
伊藤さんとお金の流れです。
そりゃ、そうでしょう。
お金が流れないのに伊藤さんがそこまで小嶋さんのためにやるか???

昨日の政倫審では、伊藤氏を支える住宅政策研究会をめぐる資金の流れについて質疑がありませんでした。
時間がなかったのしょうか?
いずれにしても、
いずれにしても、
私たちは真相を知りたいと思うのです。
それは「議院証言法が適用される証人喚問での真相解明」しかないと私は思います。
悪いことをしていないのなら、
逃げも隠れもしないのなら、
どうぞ、証人喚問を受けてください。
伊藤さん。



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