医療制度改革の意味すること
昨日は医療制度改革法案について、とりあえず今年度の改悪予定について書きました。
高齢者に負い目を持たせるような理由で狙い撃ち。じつは若者世代も狙われている事に要注意。
ドンドン自己負担を増やすやり方。
さて、本当に冷たいこの政府の真の狙いはどこか?
それは、ゆくゆくは公的保険給付を切り縮め、保険外負担(自己負担)を拡大し、公的医療制度を土台から崩していこうというものです。
小泉さん。
「違う」とは言わせません!!!
貴方の政府の出した法案の中身、
さらに今後に続く改悪の数々、実は今後も目白押しであることは周知の事実です。
今後の予定を見ていきましょう。
以下に掲ものは上記サイトから引用しました。
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平成19年度実施見込みの変更
○傷病手当金・出産手当金の支給額に賞与額を反映させる
○保険料賦課の見直し 標準報酬月額の上限下限の変更
○標準賞与額の見直し
○入院窓口負担に高額療養費自己負担限度額方式を導入
平成20年度実施見込みの変更
○現役並みに収入がなくても70歳から74歳の高齢者の自己負担を1割から2割へ
○医療費適正化5年計画の推進
○高齢者医療制度
75歳以上対象
保険料徴収は市区町村
財政単位は都道府県
年金からの高齢者医療保険料の天引きも
○乳幼児に対する自己負担軽減措置の拡大
3歳未満から小学校就学前までに
○政府管掌健康保険の公法人化
保険料率は都道府県単位で変わる
例えば、北海道値上げ、長野県値下げ
平成23年度実施見込みの変更
原則全医療機関のレセプトオンライン請求化の完了
医療提供体制の改革
その他、実施年限は区切っていないが医療提供体制について次のような改変が予想される。
○へき地の医師不足への対応
○地域医療連携体制の構築
○患者に対する情報提供の推進
○IT技術を活用した遠隔医療の推進
○医療従事者の資質の向上など信頼できる医療の確保
○医療法人制度改革
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誰が見ても、
公的医療制度の崩壊です。
次に続く
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コメント
なんか「軽症」で救急車呼ぶ人ばかり批判されるけど、医療関係者(複数)にきくとみなさん医療改革が原因と言います。
地域に根ざした主治医となれる開業医まで改革で存続の不安かかえるケースもあります。
詳しくは日記の医療制度どうぞ。
投稿: あゆ | 2009.04.25 09:11
あゆさん。
本当に言われる通りですね。
「地域に根ざした主治医となれる開業医まで改革で存続の不安かかえるケースもあります。」
抜本的な解決、
患者と医療スタッフの両方により制度をと、願うのですが、、、
さてさて。どうなのでしょう。
投稿: せとともこ | 2009.04.25 16:52