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2006.03.01

ビキニデー 

今日三月一日はビキニデーです。

1954年三月一日、アメリカは西太平洋マーシャル諸島ビキニ・エニウェトク環礁で、広島原爆の1000倍という威力の水爆実験を世界で初めて行いました。
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静岡県焼津港のまぐろ漁船「第五福竜丸」はビキニ島の東約1000キロの海上
にいました。3月1日の朝4時近く、西の方が日の出のように明るく輝きました。沖
の方の水平線から真っ赤な玉がすごい速さで空へぐんぐん上がっていたと思うと、
見たこともないようないろいろな色の混じった白い煙がもくもく上がりました。
1時間半ぐらいした時、甲板に空からパラパラと放射能を帯びた灰が落ちてきま
した。この核実験で、乗組員全員が原子病にかかり、ついに9月23日に久保山
愛吉さんが死亡しました。
(上記サイトより)
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現地住民や第五福竜丸乗組員などに深刻な被害を与えました。
広島・長崎の惨禍がいまだ癒えない日本国民、世界中の人々が思想・信条の違いをこえた国民的な原水爆禁止運動を生み出す契機となりました。
そして、この日をビキニデーとしたのです。


原水爆禁止の願い、核兵器廃絶を求める願いは、
今、世界の願いとなっています。
しかし残念ながら今なお膨大な核兵器が人類の生存を脅かしています。
イランの核再開問題が浮上して世界中の国々が警戒を強めています。
また、核大国アメリカの態度も依然として核兵器廃絶の道から逆行するものです。

核保有国も合意した核兵器廃絶の「明確な約束」の実行を求め、多くの人々が訴えました。
しかし米ブッシュ政権は昨年五月の核不拡散条約再検討会議では、「テロ」を理由に核兵器廃絶に積極的な同意を示しませんでした。
189国が加盟するNPTは、五大国だけに核兵器保有を認める一方、他の国々には保有を禁じる、核独占体制の維持を前提とした不平等条約です。
そして、前回2000年の再検討会議では、核保有国による「核兵器廃絶の明確な約束」がアメリカも含む全会一致で合意されました。
ソ連が消滅した後は核兵器は何故必要なのか?核戦争の危険も遠のいたのでは、と思うのですが、
ブッシュ米政権は、いまだ「使いやすい核兵器」開発への道を突き進んでいます。
理由は、
大量破壊兵器を取得し使用する恐れのあるテロリストやテロ支援国家に対するとの口実で、先制攻撃をするためです。
この先制攻撃戦略には、核兵器が必要なのです。
01年一月に議会に提出された「核態勢見直し」報告でリークされたのは、
ロシア、中国、イラク、イラン、北朝鮮、シリア、リビアを核攻撃の標的としていたことは衝撃的な事実として当時報道されました。核兵器を特別視せず、「普通の兵器」と組み合わせて使いやすくするというのがブッシュ政権の考えです。

予算もバンバンつけています。
今年度予算案では、地中貫通型核兵器の研究費として850万ドル(8億9000万円)が計上されています。
こんなブッシュ政権。
他国の核には厳しい。
1998年、NPT未加盟のインドとパキスタンが核実験を強行。
新たな核保有国となりました。
北朝鮮は2003年1月、NPT脱退を宣言。
イスラエルには甘いが、イラン非難は凄い。
イラン政権を打倒する軍事力行使の選択肢も排除しないと繰り返し表明。 
NPT自身が直面している根本矛盾が露呈しています。
つまり、米国をはじめとする核保有国が、自国の核を死守しながら、他国の核保有は世界平和の最大の危険だといくら叫んでも、何の説得力もないということです。

国連総会第一委員会では、メキシコ、カナダなど六カ国が、核軍縮の議論を前進させるため新たな決議案を準備しましたが、アメリカは反対するなど圧力をかけ見送られせました。

アメリカは何を目指しているのか?
アメリカ主導のグローバリゼーションのために核兵器を私用することも辞さない先制攻撃をかけることが、アメリカの言う「平和」なのでしょうか?
世界の警察なのでしょうか?
そして、それにやすやすと与する小泉政権に危険な臭いを感じます。
日本は唯一の被爆国として、
核兵器廃絶のための運動を率先垂範してやらねばならない。
そうすることが真の国際貢献ではと私は考えます。

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