ナルニア国物語 観てきました
ナルニア国物語を観てきました。
感想は、
おもしろかった!!!
です。
ナルニアが映画になると聞いた時から、半分楽しみ、半分は「はずさなきゃいいが」、、、と心配でした。
しかし、映画ナルニア国物語は原作を忠実に再現しながらも、
テーマがより鮮明に表現されていたように思います。
もともと「ナルニア」は子ども向けの本だから、
内容は単純です。
予告編で大袈裟に言っているような「壮大なドラマ」でも「ロード・オブ・ザ・リングを越える」ようなものでは、そもそもありません。
作者が子守歌代わりに作った優しい冒険物語です。
正義と悪が戦うという縦糸と、
横糸には兄弟愛や、ワクワクするような冒険ロマンがあっちこっちに鏤められているおとぎ話です。
私も我が子が幼いとき、ナルニアを読みきかせていました。
「その世界」に入り込み、迷い、悩み、抜け出すという冒険を主人公たちとともに出来るという「等身大」のおとぎ話です。
映画は、その辺りをしっかりと伝えていたように思います。
成長していく子どもたち。(子どもたちの演技、とても良かったと思います)
伏線も控えめに上手に張ってあります。
衣装ダンスのそこは別の世界。
ナルニア。
誰でもが覗きたくなる世界です。
しかし、そこは冬。
悪しき魔女に閉じ込められている世界。
が、
予言通りアダムとイブの子らによって、
その世界に春が、平和が、豊かさが戻ってくる。
その喜びがスンナリと胸におちてきます。
美しい映像技術に支えられ、
音響もノーブルに仕上がり、
そして何よりも魔女の迫力ある演技が最高でした!!!
魔女、カッコよかった!!!
おかげで、リアルなナルニアの世界を感じることが出来ました。
もう一度原作を読み直そうと、
本棚の中を探しながら、
次作が楽しみです!!!
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