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2006.03.19

イラク戦争と小泉語録

大義なき戦争と今や誰もが認め、
アメリカのブッシュさんでさえ2005年12月14日には
「情報は誤りだった、責任は私にある」と言っているイラク戦争。
その誤りのためになんと多くの無辜の民が命を犠牲にしたことか、、、
なんと多くの財産が奪われたことか、、、
そしてなんと多くの恨みの連鎖が連なったことか、、、
その罪の大きさを思うと、ブッシュさんは如何様に責任を取るというのだろう???
暗澹たる気分になるのですが、
さらに輪をかえて酷いのは、我が国の総理小泉さん。
この人の頭ってどうなっているんだろう?
私は、
「理解に苦しみます。
不思議でなりません。
どうしてこんな簡単なことが分からないのでしょ?」
と思い悩むくらい酷い。
では何が酷いか、まずは小泉さんの語録から検証。

2003年版。

小泉内閣メールマガジン 第86号より。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
13年前の1990年、イラクはクウェートを侵略して国際社会に糾弾さ
れました。イラクは持っている核兵器や炭疽菌、毒ガスなどの生物化学兵器
を廃棄することを約束して停戦が成立しました。しかし、イラクは、12年
間、国連との約束を破り17回の国連の決議を無視して、これらの兵器の廃
棄に協力してきませんでした。このイラクの大量破壊兵器が世界の平和に対
する重大な脅威になっているのです。
(略)
イラクが査察に無条件かつ全面的に協力して、こういう兵器をただちに廃
棄すれば、平和のうちに事態を解決することができるのです。逆にイラクが
本気で協力し、査察国に十分な情報を提出しなければ、いつまで査察をつづ
けても脅威はなくなりません。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして三年前3月20日、ついに英米軍がイラク戦争開始。
その日の
小泉内閣メールマガジン 第87号 を見てみると、以下のとおり。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
18日、ブッシュ大統領はテレビで演説し、48時間以内にフセイン政権
が自ら平和の道を選ばなければ武力行使に訴えざるを得ないと通告しました。
私は、18日の午後、官邸で会見して、ブッシュ大統領の苦渋に満ちた決
断を支持することを皆さんに明らかにしました。
(略)
戦争か平和かと問われればだれでも平和と答えるでしょう。私もそうです。
しかし、問題は、大量破壊兵器を保有するイラクの脅威に私たちがどう対峙
するかです。イラクは12年間、国連の決議を無視し、大量破壊兵器の破棄
をしてこなかったのです。
武力行使が始まると、犠牲者なしではすまされません。しかし、大量破壊
兵器、あるいは毒ガスなどの化学兵器、炭疽菌などの生物兵器が独裁者やテ
ロリストによって使われたら、何万人あるいは何十万人という生命が脅かさ
れます。フセイン政権がこれらの兵器を廃棄する意思がないことが明らかに
なった以上、これを放置するわけにはいきません。このアメリカの決断を支
持する以外に解決の途はないと思います。これが、支持の理由です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そして3月27日の小泉内閣メールマガジン 第88号
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これまで何度も申し上げてきましたが、この問題の核心は、イラクが自ら
保有する大量破壊兵器、生物兵器、化学兵器を廃棄しようとしないこと、国
連の査察に無条件、無制限に協力しようとしないところにあります。
もしも危険な大量破壊兵器が危険な独裁者の手に渡ったら、どのような危
険な目にあうか。それはアメリカ国民だけではありません、日本も他人事
(ひとごと)ではありません。危険な兵器を危険な独裁者に渡したら、私た
ちは大きな危険に直面するということをすべての人がいま感じていると思い
ます。これをどのように防ぐか、これは全世界の関心事です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜

小泉さんは声を大にして言う。
「イラクは大量破壊兵器」を持っている、、、と。
しかし、戦局は当初の予想を裏切り、長引き、いまだ大義とされた兵器は見つからない。
そして極めつけともいえる歴史に残る妄言。
6月11日党首会談より。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「フセイン大統領が見つかっていないから、大統領は存在しなかったと言えますか。言えないでしょう。大量破壊兵器も私はいずれ見つかると思う」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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