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2006.03.02

日本の高校生

日本の高校生は意欲足りない 日米中韓で意識調査と言う調査結果が出ました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 享楽的で、「人並み」意識が強く、意欲が少ない——。こんな日本の高校生像が、日本、米国、中国、韓国の4カ国の高校生の生活意識に関する調査結果から浮かび上がった。調査を実施した財団法人「日本青少年研究所」などが1日、公表した。「あれもこれもやりたい」と意欲的な他国に比べ、趣味や友人関係、学業など生活全般にわたって「希望」が少ないことが特徴だ。

 調査は昨年10〜12月、各国で約1000〜3000人の高校生を抽出して実施。日本は全国の12都県で1342人に聞いた。調査内容は関心事や悩み事、満足感など多岐にわたる。

 他の3カ国と、日本の高校生の回答が大きく違ったのは、「現在、一番大事にしていることは」という設問だった。3カ国が多くの「希望」に丸をつけたのに、日本の生徒の回答は圧倒的に「やりたいことがない」という結果になった。

 この設問は、「遊んだり好きなことをしたりする」「希望の大学に入学すること」「何か特技をもつこと」「好きな異性と仲良くなること」など、自分の「希望」に関する16項目を挙げ、あてはまるものに丸をつけさせるもの。

 例えば、他の3カ国とも7割以上の生徒が「成績がよくなること」を希望したのに、日本は33%。「友人関係がうまくいくこと」は日本の高校生も最も多く希望したが、40%どまりで、米国の67%、中国の53%、韓国の44%と、差がついた。

(原文まま)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
かなり深刻な結果が出ました。

〜〜〜「現在、一番大事にしていることは」という設問だった。3カ国が多くの「希望」に丸をつけたのに、日本の生徒の回答は圧倒的に「やりたいことがない」という結果になった。〜〜〜
なんだか涙が出てきます。
やりたいことがない、、、かぁ。
と、いうかやりたいことが何か分からないという方が実情に近いのではと考えます。
わからない。
見えない。
したがってやる気も出ないのでしょう。
私も仕事柄、子どもたちと接する機会が多いのです。
子どもたちは迷っている。
迷路に、トンネルに入り込んで右往左往しているという感をいつも持ちます。
学ぶことの意義が教えられていない、
学ぶこと、知ることを奪われてひたすら脊髄反射に頼っているような学習を強いられている現場から、
何を感動して、どの様に自分の気持ちを整理していいか分からない。
先が見えない不安にも苛まされています。
大人のことも信用していません。
ひたすら目の前にある現実にアップアップしているような気がします。

深刻です。
この問題、もっと深く探っていきたいです。
まずは感想まで。

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コメント

競争原理が激しくなれば向上心が出るは幻想です。たとえば大阪で高校野球の代表になるのは難しいから、一握り以外は同好会レベル。ところが地方の予選突破の容易な県はどこもがんばります。世の中、一部しかいい暮らしが出来ないとなると、むしろ絶望感から今の高校生のように努力しなくなるのが必然です。

投稿: 山中鹿次 | 2006.03.02 21:48

日本で意欲がないのは、高校生だけでなく、すべての学校教育の場面で生徒・学生になっている子供たちがそうではないでしょうか。

大学生も、学問が好きだから大学へ行ったという子供は圧倒的少数派です。僕の時代からそうでした。

昔の子供たちの意欲も、本来の意欲ではなく、出世欲であったり、人並みになりたい意欲だったのではないかと思います。今は、それが魅力がなくなったので意欲がないことがより明らかになったのではないかと思います。

子供たちに意欲がないのは、日本の学校教育の制度の本質的欠陥だと思います。これは、統治権力にとっては、本質的な意欲などなくてもかまわないという状況があったからかなとも思います。

好奇心にあふれた本物の意欲などなくても、優秀な技術を持った労働力が確保出来れば、統治権力にとっては問題はなかったのではないかと思います。高度経済成長の時代は、それでも何とかうまくいってしまったのだろうと思います。

しかし、今の時代は、きっと好奇心や本物の意欲という動機がないと、高い能力を身につけることが難しい時代になったのだと思います。

中国や韓国・インドなど、諸外国の方が、個人的な能力では日本をしのぐようになっていると思います。これに対抗するだけの教育制度が今の日本にはたぶんないと思います。

統治権力である文部科学省がそのことを思い知るのに、あとどのくらい絶望的な状況が続けばいいのかなと思います。統治権力が、その政策の失敗を反省するには、やっぱり政権交代がないとならないんでしょうね。

投稿: | 2006.03.03 10:18

山中さん。
秀さん。
こんばんは。
コメントありがとうございます。


山中さん。
道州制の方にも、再度丁寧なコメントありがとうございます。
これから、どの様に進展していくか、私も注目していきます。
また、色々アドバイス頂けたら嬉しく思います。
さて、高校生の意識調査、当然と言えば当然の結果が出ましたね。
むき出しの競争原理は、子どもたちの世界ではさらにシビアに現れているものと考えます。
この問題さらに調査していきたいと考えています。
その折はまたご意見などお聞かせくださいね。
では、、また。

秀さん。
本当に仰るように高校生だけでなく全ての子どもたち、大学生、あるいは若者にしても、そうだと思います。
むくわれない社会で、
何を高邁な理想などもてるでしょうか?
食べるためだけに生きていくような不透明の時代。
多分、秀さんがご指摘のように、これは何も今に始まったことではないかもしれない。
随分、以前から多分、有史以来と言われたそうかもしれない。
「食べるために生きてきた」のかもしれない。

だからこそ、人はそう言った歴史から学ぶ必要があるのではないか、、、
つまり、
人が生きていくということは何か?
それが数学だったり、文学だったり、芸術、宗教、哲学だったりと。

何十年も、何百年も人は同じ過ちを繰り返す愚を、そろそろこの辺りで気がついて欲しい。
「教育」こそがそもそもの始まりだと私は思います。

生きることの意義を問いただす新鮮な教育を子どもたちに贈りたいと願うばかりです。
これからも、いろいろアドバイスして下さいね。
楽しみしています!
では、、、また。

投稿: せとともこ | 2006.03.03 18:48

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