民主党の行方は???
民主執行部が総退陣 永田議員も辞職というニュースが出たのは先月の31日。
やっぱり、と言うか当然と言うか、諸々の批判を受けながらの退陣。
私もこの問題に関しては、自分のブログでも取り上げ、
その時々の感想を書いてきました。
特に前原さんの党首討論では、「まさかのハッタリ」に騙された私です。
それ以降、
自分の考えを纏める、感想を書くに際しては、よくよく熟考しなければと自戒したものです。
そんなわけで、この問題に関しても、しばらくは静観。
ニュースやネットでのみなさんのご意見などを参考にさせていただいていました。
まだ落ち着くところに行き着いていないので、
クルクル情勢が変わっているようですが、
一応民主党は送金メール問題の調査報告書を発表して、幕引きを計りたいようですね。
世間の耳目を「代表選」に引きつけて、真相は薮の中に葬り去ろうということなのか???
さてここで私たちが絶対に譲ってはいけない「真相」とは一体何なのか?
私は改めて考えてしまいました。
民主党サイドで言うなら、
今回明らかになった“金で情報を買う”と言うことが一番大きな問題だったのではと考えます。
そもそもの出発点が、そこだったために自らが偽メールにがんじがらめにからめ取られていったのではないでしょうか?
そして、その部分を「うやむや」にしたいがために、ますます泥沼にはまり、ついには抜け出せなくなったのでは、と考えます。
今回のような間抜けた出来事は今後そうそうあるとも思いませんが、
私たちは、この事件からしっかりと反省、総括、教訓を民主党から聞きたかったのですが、
残念ながら「総辞職」ということで幕引きされました。
情報社会にあって、
情報の価値、必要性はますます高くなっています。
玉石混淆の情報。
その精度や選択をすることも「才能」の一つとなる時代が来たということでしょうか。
提供者も受ける側にもいずれにも「スマート」な知性が要求されるのでしょう。
今回の情報はたまたま金銭絡みでした。
この情報者を守ることが是か非かという議論も多くなされました。
この提供者を「証人喚問」することは今後、情報提供者が減るのでは、、、という思惑からです。
しかし、私は「お金」で提供する情報は、プロとしての仕事なのだから、
リスクを承知でお互いにやりとりしているのなら、それが不正な場合は明るみにでてもいいのではと思うのです。
本当に苦しくて、辛くて、内部告発するような情報提供者はそもそも「金銭」は要求しないとも考えます。
法律で守られているのは、そうした情報提供者ではないでしょうか???
いずれにしても、今回のメール騒動、まだまだ次の手が出てきそうで、目が離せません。
最後に永田さんに捧げる歌。
この問題にきっちりと決着をつけ、反省、総括をして、
どうかドロドロの世界からしっかりと抜け出し、
もう一度、心底国民の立場に立って出直して下さい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
♪泣いたオトコが バカなのか
だました男が 悪いのか
あせたメールの 黒塗り信じ
懲罰委員会で むせび哭(な)く
ウソで固める 永田メール
どうせボクを だますなら
自民までだまして 欲し(ほし)かった
黒いメールの 塗りつぶしにこめた
あの日の夢も ガラス玉
割れて砕けた ガセネタかぁ
誰に訴えよか この怒り
どこへも捨て場の ない身には
暗い国会を さまよいながら
ネタ元だけは ばらした後
議員辞職で幕引きよぉ〜〜
(東京ブルースのメロディーで)
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