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2006.04.16

アイフルの窓から見ると

金融庁、アイフル全店の業務停止命令へ・3—25日間と言うニュースが出たのは13日。
その実態が明らかになるに連れ、消費金融の怖さが手に取るようにわかります。
さらに金融庁は消費者金融の上限金利下げなど今回のアイフル以外の業界も射程に入れて有識者懇談会を行う予定。
遅きに失した感もしますが、いずれにいしても野放しであった業界に対してしっかりと監督指導を徹底することで、今後高金利に苦しむ人がいなくなることを願っています。
しかし、
しかし、
一方でこんなニュースを見ると首をかしげます。
行革推進法案を閣議決定がなされたのですが、
その一つに、
〜〜〜
政府系金融機関改革では、現在の八機関を統廃合により一機関だけにして、平成二十年度から移行。
〜〜〜
中小企業を支えてきた政府系金融機関
、つまり商工組合中央金庫を民営化。
国民生活金融公庫と中小企業金融公庫は他の機関と統合。
この10年間で民間銀行が中小企業への貸し出しを90兆円減らしていました。
そこで中小企業を支えたきたのが、3つの政府系金融機関です。
しかし、中小企業数はこの4年間で12%も減少。
その原因に大手銀行が関わっていることは明らかです。
2001年3月から2005年12月までの間、大手銀行が54兆円以上も貸し出しを減らしていることは既に明らかになっています。
この間の貸し出し動向は、地方銀行マイナス1.3%、第2地銀同10%、信用金庫同5.5%に対し、都市銀行等なんとがマイナス19.5%です。
つまり貸さないと言うことです。「中小企業向け貸し出しを増やすことを約束して公的資金を受けたはず」の大手銀行だったのに、、、
そして行き場のなくなった中小企業の経営者は金利が高くてもすぐに貸してくれる金融業界に走るわけです。
今回のグレーゾーンに関しての規制は一定の進歩ではありますが、
根本的な問題としては、なんらか解決になっていないように思います。
戦後の日本を支えてきたのは、小さな町工場とそこに働く人たちでした。
今、日本から町工場が消える。
プロの技術をもっていた職人がいなくなる、、、と言う事でもあります。
先輩たちが残してくれた財産が食い尽くされる時はもうそこまで来ているのか?
そんなことを考えた今回の「どうするアイフル問題」でした。

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» アイフル業務停止と金融資本・闇社会 [アッテンボロー]
 「社内では『取り立ては計画的に』だったんでしょうなあ。消費者金融の大手、アイフ [続きを読む]

受信: 2006.04.16 21:15

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