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2006.04.09

産科が減っている

少子高齢化と言う言葉が出てどれくらいになるのでしょう。
子どもは宝。

お年寄りも宝です。
そんな宝が今、医療と言う現場や教育という現場で片隅に追いやられ、
息苦しい思いを強いられています。
今日はそんなかで産院が全国的に減少していることについて書きます。

産婦人科をもつ病院が、1996年から2004年の間に26・4%も減少しています。
とくに著しいのは国立病院での減少率です。実に33%にのぼっています。
産婦人科を持つ病院のうち、国公立病院が占める割合が4割以上にのぼっていることを考慮するとこれはかなり厳しい実態です。
このため、近所に産科がなくなり妊婦が車で1時間、2時間もかかって医療機関に行かなければなりません。産科は毎月の検診が大切です。
初期はつわり、中期の妊娠中毒その他、後期は突然の陣痛など妊娠中はほんのちょっとも目が離せません。
それでなくても不安な妊婦にとって、「すぐそこに駆けつけることができる病院がある」ことは精神的な支えです。

政府は、妊娠から出産直後までの周産期医療のネットワークを整備し充実するとしています。
しかし、いつものように言っているだけです。
実態は、地域周産期母子医療センターでも、過去1年間に出産を休止した施設が相次いでいます。
また、厚生労働省の調査では、1994年と2004年を比べるとこの10年で、医師総数が約4万人増加しているのに、産婦人科医師は逆に約900人減少。
因みに小児科や救急医療も削減やサービスの低下がみられます。

私たちの宝である子どもたちを安全に健全に育てるためにも、
妊婦が安心して産み、育てることが出来るような行政の充実を求めてます。

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コメント

こんにちは。お久しぶりです。
私の通っていた総合病院でも、一昨年は4人いた産婦人科医がいきなりその春に全員いなくなってしまい(一人は開業したらしい)、一時は廃止されるのかと思ったら、一人ひっぱってきたらしく昨年夏に再開しました。

しかも私の住む県の某市でも
市立病院の産婦人科医が不足しているために
他の市の個人開業医に来てもらったそうなのですが、その医師の年収に500万支払っているそうです。
でも町の人は「必要だから仕方ないですね」と言ってました。

県全体でも過疎地では医師不足なので
県は医師の紹介料に100万出すとか言ってました。

余談:
「最近の若い人は頭がよくて大学の医学部生も多そうだけど、なんで医者が少ないのかしらね?」
と家族は言ってました。

投稿: あしゃん | 2006.04.09 16:00

 長女を出産した後、妻が子癇になって死にかけました。女性にとって出産が命に関わる問題であることは今でも変わっていないと思います。それだけに産婦人科医が減っていることは心配です。「医療制度改革法案」の記事でも書いておられましたが、医師になる人々にとって金儲けが一番なのでしょうね。残念なことです。

投稿: アッテンボロー | 2006.04.10 03:04

あしゃんさん。
アッテンボローさん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。

あしゃんさん。
そうですか、、、目に見えて縮小されていますね。
その理由が『少子化」だったりして、本当に疑問だらけです、、、
私の近所にある医院は「なんでも」科ですが、サスガに産科はありません^^;
今住んでいるところは都会ですが、本当に医者不足です。
なが〜〜〜い待ち時間とほんのちょっとの診察、そして高い医療費。
それでも医者は私たちにとっては命の綱ですから、安心できる医療体制を望みますよね、、、
いずれにしても、ゆりかごから墓場まで世知辛くなりそうです。
あああ、、、ですね。
でもめげずに頑張りましょうね!!!
じゃ〜〜〜〜


アッテンボローさん。
そうだったんですか、、、
一番上のお嬢ちゃんの時、大変だったのですね。
妊娠は本当に女性にとって命懸け(勿論胎児にとっても)。
そして産んだ後のケアも大切です。
特に今は「核家族」とかでおばあちゃんが近くにいない、経験者がいない、家庭が多いと思うのです。
子育て初めての若い母親にとって、医者や看護婦さん(今は看護士さん)の力強い言葉って大きな励ましになります。
目には見えない力です。
子どもを育てるという事は、家族もモチロン、社会にとっても大切な大切なことです。
それをおざなりにポンポンと進める医療改革は絶対おかしいと思います。
お互いに子どもたちの未来が明るいものであるように頑張っていきたいですね!!!
また、ご意見やアドバイス頂けたら嬉しく思います。

投稿: せとともこ | 2006.04.10 18:24

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