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2006.05.21

草の根運動

草の根運動は本当に素晴らしいと思う事しきりのこの頃です。
生活者であるアナタや私が活動の主体で、息づかいが聞えるその運動は、
決して派手ではない。
しかし、生きること、よりよく生きることに根ざした運動は文字通り「草の根」です。
あちこちに種が飛び、地面に根を張り、
風にも嵐にも負けない。
そんな粘り強い「草の根運動」を肌で感じています。
ズバリ
九条の会です。
この会が立ち上がった早々に、私も講演会に顔を出しました。
開演前から長蛇の列。
やっと会場に入れたもの第二会場でビデオで流される映像を観るという盛況。
その後、一人ひとりが地域に帰り、それぞれの場で「会」を作ろうと意気込んでみたものの、
現実にはなかなか人集めが大変でした。
みんな目の前のたちまちの生活には「憲法」を感じない。
そんな状況でした。
しかし、一つ出来、二つ目が生まれ、さらに次に、、、、と、
あちこち、そこかしこで「九条の会」が産声を上げました。
その一つひとつには、ドラマがあるんだと、
今日も愚樵空論の愚樵さんの記事を感動を覚えながら読みました。
ちょっと前からネット界隈でも「草の根メディア」運動が活動をしています。
Under the Sunがハブになって、多くのブログが集まり、それぞれの方の知恵と熱意を見せていただき、周辺にいる私にも大きな力になります。
お玉さんの誠実な呼びかけやとくらさんの「まだ間に会うかもしれない」と八面六臂の活躍は運動への確信になります。
また共謀罪で数多くのブログマスターが連帯されて大きなオオキナ動きを作られているのを見るのは、
まさに「歴史」の証言者である私たち自身を感じ身震いいたします。

以前、ユリウス・フーチクの「嵐は木を鍛える」と言う本について書きました。
2004年1月20日の記事です。
その日、午前三時前、日本の自衛隊先遣隊イラク・サマワ地区に足を踏み入れたのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「すべての人類よ、警戒を怠るな!」
レジスタンス運動の指導者、チェコのユリウス・フーチクがナチの絞首台の上から民衆に叫んだ言葉です。
フーチクの有名な本は獄中で書かれた「絞首台からのレポート」と、あまり知られてはいませんが「嵐は木を鍛える」という本もあります。
フーチクは著書の中でこのような内容のことを書いています。
「私は風が好きだ、光が好きだ、自然が好きだ。いま、自分は捕らわれの身でこのような物は手には入らない。しかし、光が風が、自然が子孫の物であるために戦う。
私はなにも根性が据わった指導者ではない。
しかし、私を支えてくれている多くの民衆がいることを知っている。
自分のやっていることを信じることができる。
例えば、平和のために次に伝言してくれる老婆、電話をかける若者。
こうした民衆の小さな活動に支えられて私はいま、獄中にいる、、、」
(要約した訳なので正しくは実際に本を読んでくださいね。)

私はこの文に触れた時のことを今でも覚えています。
「私はフーチクにはなれない。捕まって牢屋に入れられたらすぐにゴメンナサイと言って許してもらいそうな根性なし。
でもこんな私でも支える側にはなれる。
ほんの小さな事、戦争の悲惨さ、平和の大切さ、そして光と風と自然を守るために戦った人がいたことを伝えることはできる。」と。

(やじろべえ日記より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まさに一粒の麦から、
多くの種が生まれてきたのでしょうか?

歴史を動かすのは名もなき人々の熱い思いである、、、と今更ながら思っています。
草の根運動は、本当にスバラシイ!!!

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