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2006.05.13

医療の沙汰も金次第

このところ「命の重み」について考えてきました。
移植医療や延命治療。
脳死に尊厳死。
考えるほどに命の尊さを思います。
♪生きている不思議 死んでいく不思議
花も風も街も みんなおなじ今あることの不思議〜〜

でしょうか。
さてさてそんな中、我らが小泉さん。
最後の最後まで、やってくれそうです、、、
今度は「医療制度改革」法案。

的はズバリ、高齢者と混合医療。
高齢者の窓口負担の引き上げについて、政府・与党の説明は
「現役並みの所得のある高齢者には現役並みの三割の自己負担を」と言うことです。
しかし、よく考えてください。
何故これまで高齢者の窓口負担が現役世代と比べて軽減していたか。
それは現役並みの所得があるかどうかではなく、高齢者が病気にかかりやすく、治りにくいという理由からです。
とにかく、ある日突然、からだの不調がやってきます。
私の場合は「更○期」と言うあんまり有り難くない言葉でやってきました。
めまい、息切れ、動悸、、、
肩こり、しびれ、、、、
ホットフラッシュ。
とにかくいろんなものが次々とやってくるのです。
家族は「更○期」」だからと一つも心配してくれない。
そこが、また悔しい。
そこでいかにも自分を重病人扱いするように医者通いをしていた私。
「センセイ、ここと、ここと、ここが悪いのですが、、、」
と、歯医者にまで全ての症状を説明する私。
もっと若い頃はちょっとした体の不調でも気にならないくらい気持が元気でした。
しかし、ある時点から、やたら「体調」が気になり出すのです。
それは、「普通」のことで、誰でもが経験することです。
つまり、歳をとると体は衰え医者にかようのは当たり前ということです。
人間はロボットではないのだから(ロボットも摩耗するか?)
もっと年齢を重ねると更に病気になるのは目に見えています。
今は笑い事で済んでいる「重病人」の私も、自然の摂理としてあちこちが病んで来ると思います。
その時、支えになるのは公的医療の充実です。

ところが小泉内閣。
このまま医療費が増大すれば医療保険制度が破たんするといって脅かしています。
しかし、
日本の医療費はGDP(国内総生産)比で7・9%です。
これは先進国30カ国中17位です。
今でさえ充実した医療制度を国民に開放しているとは誇れない貧しい医療状況。
その上、医療費抑制のための「混合診療」導入を図ろうとしています。
「国民皆保険制度が実質的に崩れることになる」という懸念が医療スタッフからも出ています。
保険による診療と保険がきかない診療を併用する「混合診療」は、
これまで「高度先進医療」や「差額ベッド」など、「特定療養費」制度として例外的に扱われてきました。
今回の法案では、これを「保険外併用療養費」につくりかえ、「必ずしも高度でない先進医療」や、欧米諸国で承認されていても日本では承認されていない「国内未承認薬」、「(保険による)制限回数を超える診療行為」にまで拡大する内容となっています。
小泉さんは、「全部保険でみるといったらどれだけのお金がかかるのか」と述べ、
“必要な医療はすべて保険でおこなう”という公的保険の原則を崩そうとも企てています。
つまり「医療の沙汰も金次第」です。

この法案が通れば、
日本はいずれ高齢者は減り、
高齢者が減ることは働き盛りに今まで以上に負担が強いられていくものと思います。
本当に、この国はどうなるのでしょうか?

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コメント

今の改革では能力ナシは用無しでしょう
実力社会と言うのは能力が劣ったら終わりと言う事かもしれません。年をとれば当然能力は一般的に落ちます。そうなれば今の制度では辛いでしょうね。ただ見た目に騙されて投票した年配の人もそれなりの責任があるかもしれません。
前回の選挙は65歳以上の人の小泉支持は異常に高かったですから…しかもそれを継承すると言う人が支持率高いのですからよくわかりません。
ちなみに私は今がいいと言っていないのであしからず・・・(^~^;)ゞ

投稿: のり | 2006.05.13 19:03

のりさん。
こんばんは。
コメントありがとうございます。

そうですね。
騙されて投票した人も悪い。
しかし、悪さの度合いを突き詰めていけば「マスコミ」の戦術が浮かび上がってきます。
つまり知らされていなかった、、ということでしょうか。
小泉さんの分かりやすさに騙された庶民というより、そう言った庶民を作り上げた小泉政権。
そして、さらに今、共謀罪や憲法、教基法と牙をむいて私たちに襲いかかってきています。
が、マスコミは相変わらずめぐみさん問題と(勿論これも大切です)殺人事件の報道のみ。
これじゃ国民は考えなくなるだろうな、、、と思っています。
いずれにしても、
小さな力でも声を上げることは大切なのでしょうね。
どうぞ、これからも宜しくお願いいたします。
では、、、また。

投稿: せとともこ | 2006.05.15 20:41

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 共謀罪+α、教育基本法の改正案、格差社会(医療費問題含む)、輸入牛問題など 重要な問題に関して書きたいことが山ほどあって(しかし、時間はなく)、何をどこ から書いていいものなのか悩んでしまう今日このごろであるのだが。。。  今、衆院TVで党首討論と厚労委員会の審議(強行採決)を見たばかりなので、 今回はそのことを書きたい。  17日には民主党の小沢氏が、代表になって初めての党首討論を行なった。  その冒頭で小沢代表は、同日に衆院の厚生労働委員会で医療制度改革関連法案で 強行採... [続きを読む]

受信: 2006.05.18 08:03

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