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2006.05.21

PTA活動雑感

とりあえずのluxemburgさんが、少し勇気を--民主主義再論と言う記事と教育基本法--私たちの宝がまたひとつ・・・・と言うエントリーの中でPTAについて書かれています。
PTAかぁ。
PTA活動から離れて久しくなるなぁ〜〜〜なんて懐かしく思いながら読ませていただきました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 地域と、先生たちと、生徒たちに教育を任せてくれたら、今よりはるかにうまくいくんじゃないか、と確信した。これが「国民の教育権」というものか、と実感した。もちろんいきなりパラダイスにはならないだろうし、不都合が出てくることもあるだろう。しかし、学校の職員会議を完全に民主的にし、地域の意見を聞く機会や話し合う機会を設け、それを参考にその学校で教科書を選び、ゆとりの時間はお父さんたちと遊ぶ(結構これは、その会合でも真剣に検討され、実現一歩手前までいった)、ということをやる。子供たちは親たちに、地域に包まれて成長する。
(とりあえずより抜粋)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
原点に帰った思いです。
そうなんですね。
そもそものPTAは「かくあるべき」だったのですが、いつの間にか形骸化して、
保護者の方も教師もアリバイ的に行事を済ませる「集まり」になりました。
luxemburgさんが父親学級のイキイキとした様子を紹介下さいました。
そこで私は、私の経験をちょっとだけ書きます。
まず、年度初めの学級懇談会はクラス役員選出と決まっています。
働いている方は当然出席されない。
家にいらっしゃる母親が主には出席。
担任の一通りのクラス紹介と、保護者の自己紹介。
次に役員選出となると、多くの方は下を向く。
なるべく先生と目を会わさないように、、、と。
そのうち、誰かが手を挙げて「どうしても出来ない人はいますか?」と言う。
するとみんなハイハイと手を挙げて「小さな子がいる」「年寄りがいる」と俄然生活の忙しさを主張。
埒が明かないので、ついに籖。
そこで次に、出席者だけか欠席の方も入れるかと言うことになり、一応委任状をとりつけているので、
全員が対象になる。
そしてようやくクラス役員選出。
ならなかった人は安心か、、、と言うとそうではなくて来年、再来年と待っている。
そう、全員がやらなければならないPTA役員。
そうでなければ誰もやらないのです、、、
「PTA不要論」まで出るところもあるそうです。

さて私はと言えば執行部も含め、何回もやりました。
大変でしたが面白かった記憶しかありません。
自分が終わり、次の方を決める時って、大抵「一年はアッと言う間に終わります。やれば面白いですよ」と言います。すると返ってくる反応は「じゃ、あなたもう一年やって、、、」です。

luxemburgさんの記事を見ながら「なぜPTAが嫌われるか」とまた考えてみました。
まず一番は時間的拘束。
次に煩雑な人間関係。
です。
PTAは教師とともに会議をするので、夜開かれることが多いのです。
夜の会議は、主婦にはなかなか出にくいという事があります。
煩雑な人間関係については、私はどこでもお気楽に肩ひじ張らず、そして自分の言いたいこといいながら楽しくやっていました。が、人にはいろいろ価値観や世界観があるので「気」に病む方も多いのかもしれません。また学校って子どもが「人質」のような感じがした時代がありました(今はどうなんでしょう?)従って結局教師の下働きのようなPTA活動で面白くないということも残念ながらあったようです。

「議論と議論が火花を散らし、それに照らされておのずと真理は明らかになる(ベンサム)」
とluxemburgさんの書かれた高邁な会議運営はなかなか難しいのでしょうか?


初心に戻りながら、
本来の「子どもたち」を健やかに育てるという目標のために、
保護者と教師が共に語り、分かり合うことの大切さを考えさせられました。

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コメント

 本文で取り上げていただいてありがとうございます。
 難しい問題ですね。現在のPTA活動に効力感を感じることはなかなかできないと思います。お父さんたちの集まりは、その効力感がありました。購入物品が高い、こんなもの買う必要がないんじゃないか、と話が進むと、翌年からやりかたが変わったり、修学旅行もこうあるべき、というとそれが少しは反映されたり。先生たちの努力も大きかったんだと思います。学校をつくっていっているという実感がありました。そうなってくると学校側もいちいちお父さんたちにお伺いを立てて、その方が協力も得られやすく、運営がうまくいく、という流れになりました。潜在的にはそういう力は皆あるんだと思います。
 ところが同じ学校でもPTAの方は触れ合い行事の炊き出しの仕事みたいな感じがあって、何だかいいように使われるみたいで妻は、「うちはお父さんがお父さんの会の方で協力してるから」とパスしてたりしました。そっちの活動は効力感がありませんでしたが仕事はそっちの方が大変でした。同じ家庭でも、何だか学校への参加に矛盾した態度を取ってしまうんですが、それはどうしてなんでしょうね。

投稿: luxemburg | 2006.05.21 16:57

連投ですみません。
 あまのじゃくなのかもしれませんが、地域の防災訓練、門柱に大きな目玉を描いた「防犯、ご近所の目があるぞ」みたいな札を掛けてくれとか、自転車のカゴの前に「パトロール中」という黄色い札を貼ってくれ、とか「集めた以上のお金が町内自治会に降りてくるから、赤い羽根募金に協力してくれ」というのもすべてお断りしています。何かに組み込まれた形で、互いを監視しあったりするのはどうもパスです。私が学校や地域を作っていく、というのとはどこか違うように思います。
 でも、そういうお父さんたちが多いからこそ、地域ではご老人に「最近の家庭は非協力的」といわれながら、学校の方では盛り上がっていたのでしょう。
 どこかにうまく回転させるツボがあって、逆にみんなが無力感を感じるワナがあるのではないかと思います。長々すみませんでした。

投稿: luxemburg | 2006.05.21 17:12

luxemburg さん。
こんばんは。
コメントありがとうございました。
実は、luxemburg さんの父親学級の記事。
前回のROMのときも読んだのです。
が、今日は教基法を考えながら、いろいろROMしていたら、luxemburg さんの記事にたどりつきました。
そして一人で大笑い。
と、いうのもなぜか私は一人であなたのこと、イメージ写真のシロバラの乙女を描きながら読んでいたのです。
ちちおや、、、????
父親??????
ううううう?????
ってね。
そして一人で大笑い。
失礼しました。
記事はいつもきっちり拝見していたんですよ〜〜
余談ながら、例の有名なテサさん(お分かりになると思います、世に、、、)は、以前のブログのイメージ写真はセナでした。ハンサムでしたよ。

さて、PTA。
そうですね。
本来ならみんなの力は大きいです。
自治会活動なんかでも本当にスゴいといつも感心しています。
ブログの力のスゴさもこのごろ感じるところ大です。
と、いうことでこれからも意見交換よろしくお願いいたします。

投稿: せとともこ | 2006.05.21 21:05

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