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2006.06.21

夏至の日の太陽

今日は夏至です。
6月21日 夏至の日の太陽のサイトを見ると、
北緯35度の東京で、夏至の日の太陽の南中高度は78°。冬至の時の太陽の南中高度は32°ということで、その差は46°もあるそうです。
昼が一番長い日です。
尤も、サッカー観戦のために長い夜をお過ごしの方も多いと思います。

ところで夏至と言えばいろんなことを思い出すのですが、
つい先日、科学史の本を読んでいたので、今日は
地球の大きさを測ったエラトステネスの事を紹介します。
今から2000年以上も前のこと。
今のような航空技術もない時代。
こんな時代にエラトステネスは「比例」を使ってほぼ完璧に地球の大きさを測定しました。
(詳しくは上記サイトをご覧ください)

凄いな===
と、月並みの言葉しか出ない私です。
科学史の勉強をする度に、先人の知恵には驚かされます。
何もないところから、必要が生じた場合、人は知恵を余すことなく出すものだと、
感動しながら、かつ己を省みて反省、反省、、、です。

それでも地球は回っているという記事を書いたことがあります。
ガリレオが宗教裁判で断罪された経緯を数学という視点で切り取った「魔術から数学へ」と言う本の紹介をした記事です。
その中で私は次のように書いています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
科学は「魔術」だったのです。
占星術のような学問が大勢を占めていた頃、
ガリレイは実験という方法で、近代科学を打ち立てていく
推進力になった人です。
著者はこう書いています。
「創造の過程においては、
しばしば逆説的な現象が見られるのが普通である。
科学の黎明期を、合理的精神だけが、
新しい世界観を作り出したと、考えるのはおそらく正しくない。
一種の非合理的精神もまた、時代の推進力であったのである。」と。
また、こうも書いています。
「時代の歯車が回るとは、激しい、むしろ不条理な動きにおいてだろうと思う。
宗教裁判が最も多く、魔女狩りが最もひどく、、そして
科学者が最も魔術的だった時代」
こうした時代であるからこそ、突出した科学が生まれた、ということでしょうか。

歴史を見るに、いつの時代も不透明で混沌としています。
しかし、こうした混沌から、大きなエネルギーが作られ、
次代へと引き継がれるのでしょか?
今、まさに私たちは
ひとつの時代を、駆け巡っている
そんな感がします。
好むと、好まざるに関わらざる
時代が次々に私たちに降りかかってくる
そんな感がするのです。
(それでも地球は回っているより 瀬戸智子の枕草子より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今が殊更に不透明で生きづらいわけでもありません。
昔もそうだったろうし、また未来においてもそうなのかもしれません。

不透明で混沌であるからこそ、大きなエネルギーがそこに渦巻いているように思います。
人間の計らいなんて大自然から見れば本当に小さな事です。
小さな事であることを認識しつつ、
なお、その小さな事を大切に、大切に生きていきたい、、、
そんなことを感じながら、夏至の日の太陽の有り難さを思い、
この記事を書いています。

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コメント

 今日からブログの化粧が変わりましたね。
 ちょっとだけ涼しそうになったかな?「夏至」を境に化粧替えするなんてあなたらしいですね。
 ところでコーラスのご返事まだでしたので申し上げますと、先生が凄く沖縄の歌が好きなので、どうしても選曲がそこへいってしまいます。
 「童神」「涙そうそう」「ていんさぐぬ花」などです。「さとうきび畑」「花~すべての人の心に花を」「島唄」は演奏会でやりました。
 今度は10月のシルバー大会へ向かって練習します。他事ながら応援下さい。

投稿: hitoriyogari | 2006.06.21 16:33

 「夏至」を境にブログの化粧をし直すなんて、いかにもあなたらしいですね。
 ところで、コーラスの選曲についてのお尋ねにお答えしてませんでしたので、ここで申し上げておきます。
 先生が沖縄の唄好きで「ていんさぐぬ花」「童神~天の子守唄~」「涙そうそう」などです。
 「さとうきび畑」「花~すべての人の心に花を」「島唄」は演奏会でやりました。
 他事ながら応援下さい。

投稿: hitoriyogari | 2006.06.21 16:45

hitoriyogariさん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
お元気でいらっしゃいますか?
今日は夏至。
これから暑い日がやってくるのでしょうか?

さて、ブログの模様替えを、と思ったのですが、
なかなかうまくいきません。しばらく毎回、ご覧になる度に変わっていたりして、、、
以前はホームページのタイトル、毎月かえていたのです。

さて、コーラス。
そうですか。沖縄ソングはもうベテランですねぇ。
哀愁があっていいですよね。
私も大好きです。
応援していますよ!!!
なお、コメント欄は一部、荒れたりすることがあるので、防止のため、一度私が見てから反映するようにしました。ご不自由おかけしますが、
その方が皆さん、気持ちよくコメントしていただけるのでは、と思っての処置です。
よろしくお願いいたします。
では、、、また。

投稿: せとともこ | 2006.06.21 17:10

せとともこさん、こんにちは。

人間の計らいは、すごく小さいように見えるけど、実はそれほど小さくもないと思います。人間は急激に数が増えたし、影響の規模が極端に拡大したいろんな科学技術を手にしました。変わらないのは、小さいままの体と、個人の持つ力の小ささと、古いままの考え方です。

彗星の時も思ったのですが、爆弾とか原子力とか、それほど極端でなくても排気ガスを出す車とか、かつての人間の生活からは考えられないほど拡大した技術が得られたのに、それを扱う知性のほうは比例して拡大したとは思えません。

今は、人間の計らいの影響は人間の手に負えないほど大きいと思います。宇宙全体に及ぼす影響は相変わらず小さいでしょうが、少なくとも地球くらいは生物の生存に適さない環境に変えられると思います。今の調子でいったら、そんなに時間はかからないと思いますよ。

投稿: 葉子 | 2006.06.21 17:11

せとさん、大変ご無沙汰しております。
いつの間にかデザインが少し変わっていますね。
今日は夏至の日で、そのことを記事にされていたのでコメントしようと思いました。
エラトステネス、するどい観察眼で、全く凄いとしか言いようがないですね。測量機械もさほどなかったはずなのに。高校地学では最初にこの内容を授業で扱います。そのたびにいつも、昔の人はなんて凄い観察眼を持っていたんだろうと感心してしまいます。
と感心してばかりいず、現代に生きる我々も、自然や世の中の出来事に対して、広い視野をもって物事を見極めていかねばなりませんね。
ところで私事なんですが、ブログを一時閉鎖したんですが、少し前から新しく立ち上げました。大したブログではないんですけど、お時間があったらまたご覧ください。

投稿: かねごん | 2006.06.22 01:08

葉子さん。
かねごんさん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
公表前に一度、私のところに来るシステムにしてみました。ご迷惑おかけします。

さて葉子さん。
いつもながら面白くてユニークな記事をありがとうございます。この記事を書きながら、あなたのこと思い出していました。
そうですよね。
人は小さくない。
>今は、人間の計らいの影響は人間の手に負えないほど大きいと思います。宇宙全体に及ぼす影響は相変わらず小さいでしょうが、少なくとも地球くらいは生物の生存に適さない環境に変えられると思います。

仰るとおりです。
人の計らいはそれこそ、計り知れない。
しかし、それは「先が読めない」小さな人間たちの織り成す技です。神ならぬ人間。小さくて失敗に満ち、それでも突き進む人間。
私は、そんな小さな人間に対して、やはり愛を感じます。
勿論、あなたの言われるように警告は発しつつも、
警鐘をならすことは忘れないようにしながら、、、
次代の子らに、伝えていきたいと思っています。
と、いうことでまたご意見お聞かせください。
では。


かねごんさん。
お久しぶりです。
以前、伺ったら休眠中(?)だったようで、お忙しいのだろうと思っていました。
ご紹介いただいた新しいブログ、早速拝見いたしました。
あなたらしいブログですね。
写真がいい。
あああ、、、これにのって、いろんなところ回られているんだ、と思い私も一緒に旅をしました(^.^)
マイヨ・ジョーヌを思いながら。
これからも楽しい記事を書いてくださいね。
また伺います!!!
では、、、お体お大切に。

投稿: せとともこ | 2006.06.23 16:11

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