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2006.07.25

戦費

日に日に混迷を増すイスラエルとレバノン情勢。
この戦争の本当の狙い
などが書かれているサイトを見たりすると暗澹たる気持になります。
こんな中、アメリカの民間研究機関「世界政策研究所」はこのほど、米国の対イスラエル軍事支援についての報告書を公表しました。
それによると、ブッシュ政権下の2001年から05年までの5年間で、168億ドル(約2兆円)もの直接、間接の軍事支援をしていたことを明らかにしました。
また、
アメリカ民主党のジョン・マーサ下院議員が、イラク戦費の実態について紹介。
それによると、イラク戦費は月80億ドル(約9200億円)。
分かりやすくアメリカの日常生活費に試算すると、
列車や地下鉄、バスなどの公共輸送機関の改善はイラク戦費3週間分。
老齢者医療保険(メディケア)の2007会計年度予算での削減額は、戦費2.5週間分。
医療保険に加入していない子どもは全米で900万人いますが、戦費5日分あれば全員加入。教育予算の削減34億ドルも、わずか13日分です。

戦争はお金がかかる、、、、
のです。
アメリカもイラク戦争のために国民に負担を押しつけ、押しつけ痛みを強いてきました。
さらに今回明らかになったイスラエルへの支援。
5年間の支援の内訳は、
米政府が武器購入資金を融資する対外軍事資金供与が104億5149万ドル、
有償で武器を供与する対外有償軍事援助が47億7218万ドル、
直接商業売却が15億5100万ドル。

また世論の耳目を集めているのはイスラエルが購入する兵器システムの大半が米国製と言うこと。
イスラエルは現在、米国製のF16戦闘機226機、
F15戦闘機89機、
M60戦車711両、
M113装甲兵員輸送車6131台。

イスラエルが「米国の企業に直行し、米国の金で武器を買い、それをパレスチナの占領地やレバノンで使っている」とこの報告書の執筆者が指摘。
そしてこれは、「米国製の武器は自衛や国内の治安のためにだけ使うとした米国の武器輸出管理法に違反する」と言うことです。

誰でもが知っているアメリカとイスラエルの仲。
お互いが友好国であることは、モチロン良い事なのですが、
他の国に対して、その友好が脅威となるのはちょっと考えものではと思います、、、

いずれにしても無辜の民に犠牲がこれ以上でないように、
この紛争が早く解決することを願うばかりです。

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コメント

戦争は金がかかる!好戦的な人達は、相手の悪口は散々言って煽る(鬼畜米英・不逞鮮人・チャンコロ・露助など)。だが金がどれだけかかるかは一切口を閉ざす。戦前の戦争だって、戦費を国民のために使ったならば、どれだけの人達が幸せになれたか。逆に多くの人の命を奪った!多くの人たちを不幸のどん底に陥れた。だから靖国を強調してごまかした!神様に仕立て上げて。
現在も同じ構造があることは周知の事実。秋田で37歳の男性が福祉事務所前の駐車場で自殺。「おれみたいな人間はいっぱいいる。おれの犠牲で福祉が良くなってほしい」と話していたという。「急増・働く貧困層」(NHKスペシャル)を視聴して、自殺者が出るなと思った矢先であった。メディアはこの事件の背景を連日繰り返して報道されている警察発表の事件や北朝鮮報道のように「解明」報道をしてほしいものだ。

投稿: 愛国者 | 2006.07.26 08:34

愛国者さん。
こんにちは。
頂いたコメントの内容の重さ、ズドンときました。
京都地裁の承諾殺人、北九州の餓死事件。
この頃、この国はおかしくなっているのでしょうね、、、
そしてますます。
声を出せるうちに出す必要を感じています。
また、ご意見お聞かせください。

投稿: せとともこ | 2006.07.26 17:18

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