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2006.07.21

レバノン攻撃

書かなければ、書かなきゃと思いながら纏まった時間がとれず書けなかった事。
その一番目がイスラエル問題。
今日はじっくり書きます。
中東和平特集に時系列でこの紛争関連が載っていますので興味のある方はご覧ください。

まずは今日までの状況を追っていきます。
イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの攻撃を理由に12日から開始したレバノン侵攻。
ガザ地区への侵攻に続いて13日から14日にかけて、ベイルートの国際空港、発電所、近郊の住宅地、レバノン南部の民家や学校、レバノン空軍の基地などを標的に空爆を実施。
一方、レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラもレバノン領内から、イスラエル北部の各都市をロケット砲で攻撃。
世界各国が憂慮する中、アメリカは国連安保理決議に拒否権発動で決議は否決されました。
内容は以下のとおり。
国連でイスラエルのパレスチナでの軍事行動の停止を求める決議案を討議。採決は10カ国が賛成。イギリス、ベルギー、ペルー、スロバキアの4カ国は棄権。
 
そんな中、ますます状況は混迷を深めます。
イスラエル軍は14日には、首都ベイルートの国際空港を数回にわたって空爆し、滑走路、燃料タンク、格納庫を破壊。
ベイルート南部にあるイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ師の自宅とヒズボラの本部、ヒズボラ系テレビ局アルマナルの放送施設、レバノン東部にあるパレスチナ武装グループの基地に対しても空爆を行いました。
15日現在では、
イスラエル軍はレバノン中部のベカー高原を空爆。
ヒズボラは、イスラエル北部の都市サファドとナハリヤ、ガリラヤ湖畔のティベリヤ、湖の周辺に対してロケット砲攻撃。
16日、イスラエル軍がレバノンの首都ベイルートをはじめ、レバノン南部のスール、ナバティヤ近郊、東部のバールベック、北部のバトロウンを空爆。
南部では、非人道兵器のクラスター(集束)爆弾も使用されたとのこと。
イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラも、イスラエル北部の都市ハイファとアッコーを長距離ロケット砲で攻撃。
拡大する戦況の中、
ロシアのサンクトペテルブルクで開催中の主要国首脳会議(G8サミット)は16日、中東問題で文書を発表。
パレスチナの武装抵抗組織ハマスとレバノンの民兵組織ヒズボラに拉致したイスラエル兵の解放を要求、イスラエル政府に対して自制を呼びかけました。
内容は以下のとおり。
中東地域の「問題の根源的原因は包括的な中東和平が存在しないことにある」と指摘。その上で、当面している危機は、この地域を「不安定化する過激派勢力」の活動から生まれているとして、パレスチナ・ガザ地区のハマスとレバノンのヒズボラを名指しで非難。
暴力停止の四条件として、
(1)拉致されたイスラエル兵の解放
(2)イスラエル領土への砲撃の停止
(3)イスラエルの軍事行動の停止とガザ地区からの撤退
(4)パレスチナ自治評議会の閣僚と議員の釈放。

一方、国連のアナン事務総長は平和維持活動(PKO)を行う国際部隊のレバノン南部への派遣を検討。
18日、この問題で欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員長とブリュッセルで会談。
アナン氏はG8各国にも協力を求めました。
これに先立ち17日。
イスラエルのオルメルト首相は国会で演説し、レバノンとガザでの停戦の条件として、
▽イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラやパレスチナの武装グループが拉致したイスラエル軍兵士の解放
▽イスラエル領内へのロケット攻撃の停止
▽イスラエル・レバノン国境地帯からヒズボラを排除してレバノン軍を展開すること
▽ヒズボラの武装解除を提案。

しかし双方共ますます攻撃の拡大を続け、
これまでに、レバノン側は、280人の死亡と1000人以上の負傷、イスラエル側は兵士を含む25人の死亡、170人以上の負傷が伝えられています。
避難民もドンドン数を増しています。
こうした事態をうけ、国連児童基金(ユニセフ)と世界保健機関(WHO)は19日紛争による民間人の犠牲と健康上の新たな危険に「深刻な懸念」を表明。


次に続く。

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コメント

第五次中東戦争、なんてことにならなければいいのですが・・・
この紛争の根源はイギリスの3枚舌外交に
あったわけですが
それを新大陸のジャイアン国家が介入して
余計にこじれさせてしまった感があります

投稿: トラマ | 2006.07.21 17:46

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