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2006.08.24

パンドラの希望

「冥王星降格」に対抗案も 惑星定義の行方さらに混とんと言うことで、決着の行方が気になります。
前日のニュースでは冥王星を外して太陽系惑星を8個にするという事でしたが、
危惧されたとおりアメリカがここでもごり押ししようというのですかね???
いずれにしても、惑星の覚え方は変わるのでしょうね。
「スイ・キン・チ・カ・モク・ド・テン・カイ・メイ」が、「スイ・キン・チ・カ・モク・ド・テン・カイ」になるのか?
いっそうのこと嘉門さんの歌のように「スイ・キン・チ・カ・モク・ド・テン・コロリ」にした方が覚えやすい、、、なぁんて。
それにしても惑星やら天体の名前は神話からついたものが多く、
新しい発見が相次ぎ既に「売りきれ」状態。
科学の発達、技術の亢進で日々新しい発見があり、先を読むことが出来た男プロメテウスも人間がここまで来るとは思っていなかったのでしょうか???
参考人間のもつ技術(わざ)はすべてプロメテウスの贈物より。

さてそんなこんなでとかく楽しいギリシア神話。
もう一度読み直しています。
とくに今日は今まで気になっていた「パンドラの箱」について書きます。
パンドラの箱ほど良く知られ親しまれているギリシア神話のエピソードはないのですが、その誤解と言うことでも有名な話です。
普通私たちが良く知っているの話は次のようなものではないでしょうか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
プロメテウスが天界から火を盗んで人類に与えた事に怒ったゼウスは、人類に災いをもたらすために「女性」というものを作るよう神々に命令したという。
ヘパイストスは泥から彼女の形をつくり、パンドラは神々から様々な贈り物(=パンドラ)を与えられた。そして、神々は最後に彼女に決して開けてはいけないと言い含めて箱(壺とも言われる)を持たせ、さらに好奇心を与えてプロメテウスの元へ送り込んだ。
パンドラを見たエピメテウスは、兄であるプロメテウスの忠告にもかかわらず、彼女と結婚してしまう。そして、ある日パンドラはついに好奇心に負けて箱を開いてしまう。すると、そこから様々な災い(疫病、悲嘆、欠乏、犯罪などなど)が飛び出し、パンドラは慌ててその箱を閉めるが、既に一つを除いて全て飛び去った後であった。箱の中には希望だけが残った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
つまり最後に希望だけが壷に残った、、、と言う話です。
しかし実際は「最後に残ったものは未来を全て分かってしまう災いであり、人類は希望だけは失わずにすんだと言われる。こうして、以後人類は様々な災厄に見舞われながらも希望だけは失わず(あるいは絶望することなく)生きていくことになった。」
と言うものです。
なぜこのような誤解が生まれ、さらにそこから派生してくる解釈の様々があるのか。
これについては、希望を考えると言うサイトの説明が面白く参考になります。
つまり、ギリシア神話そのものが大神ゼウスの礼賛物語であるということ、パンドラの箱はアンチロマンであり絶望物語であったこと。
しかし時代の変遷の中でギリシアの神々はその地位を人間たちに譲ってきたことにより、パンドラの希望もまた違った性格を帯びるようになったのでしょう。
人は歴史や古典に左右されながらも、古典や歴史もその時代の要請で変わっていくものです。
時代を作るのは「人」である。
と、言うことをパンドラの箱に隠した大神ゼウスの意図は、時代の人によって解き放たれていくのです。
希望は一人為政者のものではない。
私たち民衆のものである、、、
と、言うことを感じながらパンドラの隅に未だ隠れている「希望」に早くでておいでと声をかけたい。
そんなことを思いながら私は私で一人解釈をしています。
アナタならこの話、どの様な解釈をなさいますか?

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