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2006.09.11

国連全地球的対テロリズム戦略

もう5年になるのですね。
アメリカの同時多発テロから。
今日のニュースでは、あのビル崩壊後、体調を崩した人が多いことを報じていました。
さらに今後増えることも見通されています。
遺族の方、九死に一生を得た方、復興の仕事をなさり健康を損なった方、、、
まだまだ傷は癒えません(それどころか深まるばかり)
さて、
これに先立ち、国連総会は8日、テロリズムを非難し、根絶のため地域、国家、国際社会のそれぞれのレベルで取り組む行動計画を盛り込んだ「国連全地球的対テロリズム戦略」を全会一致で採択。
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決議は「あらゆる形態のテロを強く非難する」としているが、各国の見解が分かれている「テロの定義」は盛り込まれなかった。さらに、交渉が行き詰まっている「包括テロ禁止条約」の成立に向け、あらゆる努力を払う決意を確認するとの決意を示した。
行動計画はインターネット時代のテロ対策を重視、各国にテロリストのネット使用を厳しく取り締まるよう促しているほか、生物兵器に関連した事件のデータベースの整備や国境監視の強化などを盛り込んだ。 
アナン事務総長は「歴史的な偉業」と称賛したが、エリアソン総会議長は「非常に微妙な問題」と指摘。民族自決権に基づく武装闘争をどうとらえるかなど、テロの定義をめぐる加盟国間の対立が容易には解けない現状が浮き彫りになった。
(上記ニュースより)
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各国の立場により微妙なニュアンスの違いもあるようですが、
それでもテロ防止にむけて国連のレベルで討論していくことは解決の第一歩出は、と期待しいものです。
テロリズムを「国際の平和と安全に対する最も深刻な脅威の一つを成すものとして強く非難する」ことを再確認。
さらにテロリズムを「国際社会は必要な手段を講じ、テロリズムの防止とそれとのたたかいでの協力を強化すべきだ」と指摘。
また「行動計画」部分として
「テロリズムの拡散につながる環境に対処する措置」、
「テロリズムを防止し、それとたたかう措置」、
「人権の尊重と法の支配をテロリズムに対するたたかいの根本的基盤として確保する措置」
などを列挙。
評価すべきこととしては貧困の半減を2010年を達成期限として目指した国連「ミレニアム開発目標」実現を盛り込んでいることです。つまり貧困がテロの引き金の一つになっていることを指摘して、その防止のために抜本的解決を図ろうとするものです。

いずれにしても「暴力」からは何も生まれないことを再確認するためにも、
今日9/11は世界中にとって忘れてはいけない日です。

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