核兵器取り決め(草案)発見
米核兵器の日本への持ち込みを認める日米核密約に基づき、「海軍補給艦船」を含む米軍艦船が核兵器を搭載したまま日本への入港を繰り返していたことを証明する米政府内部文書の存在が、このほど明らかになったと言うニュースを発見。
これはどう言うことかと更に読み進めると、以下のとおりです。
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この文書は、米軍の核兵器持ち込みに関する二十二カ国との取り決めの一覧を作る作業の一環として、一九六八年十月八日に国防次官補室が作成した「核兵器取り決め(草案)」です。米国の民間調査団体「ナショナル・セキュリティー・アーカイブ」(NSA)が八月後半に公表た。
(上記ニュースより)
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そこでチョットこのサイトを調べて読んでみました。
半分程度が削除され、国名もすべて削除されているが、この中の五ページ分が明らかに日本にかかわるものだと指摘。
この記事は米に「核密約」関係文書 現在も極秘扱いと言う記事が既に1999年にNSAから出ていたようですが、今回の記事は7年経ってさらに詳しい情報を得ることが出来たNSAが発表した物と思います。
これによると、核搭載米軍艦船が日本に何回も何回も寄港していたということです。
それは「密約」に基づいてだそうです。
密約。
つまり国民は知らされていなかった、、、
と言うことです。
朝日新聞の記事が出た翌日の1月12日。核密約と言うタイトルで沖縄タイムスは社説を書いています。
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やはり「核密約」はあった。われわれの懸念が現実のものとなった以上来週から始まる通常国会で徹底的に論議し、真相を究明してほしい。
十一日付の朝日新聞は、一九六九年の日米首脳会談で、当時のニクソン大統領と佐藤栄作首相が交わしたとされる非常時の核持ち込みに関する「密約」の関係文書が米国家安全保障局(NSA)に保管され、現在も「極秘扱い」になっていることが明らかになった—と報じている。
日米首脳の「核密約」については、九四年に若泉敬・元京都産業大教授が著書「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」で暴露して以来「存在」を疑うものはいなかった。だが、密約に直接関連する公文書が今回初めて明らかになったわけで、朝日新聞の資料入手は画期的と言える。
これまで政府は、この種の文書を否定してきた。九四年当時の羽田孜首相は「密約は存在しない」と言い、その後村山富市首相も「官邸で探したが見つからなかった」と述べ、どちらかといえば「密約隠し」を行った。
外務省も同様だった。それが覆されたのだ。対米外交の弱腰を再認識させた重大な問題と言わざるを得ない。
今回入手したのは「核密約」文書そのものではない。しかし、密約に直接関係する公文書であり、核密約があったことはもはや動かせない事実であろう。
(上記ニュースより)
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この当時の政府や外務省の対応ぶりが書かれています。
結局、国民に内緒でアメリカいいなりの外交をしていたのですね、、、
この問題、私たちの核兵器を廃絶しようという切なる願いに真っ向から挑戦、というより私たち国民を裏切っていた背信的行為と言っても過言ではありません。
真実をしっかりと国民に伝え、
今後どの様にアメリカに対応していくつもりか国会の場で明らかにしていただきたいと強く思います。
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コメント
瀬戸先生、こんばんは。
この記事と基本的な関係があると思われる、ものすごいブログを見つけましたので、
お知らせ。
ここです。
gooブログ「Podium」
http://blog.goo.ne.jp/hannazackie
知らなきゃ損ですよ、絶対に。
中に英語もあります。
お暇なとき、訳してください…。(^^;)
投稿: わど | 2006.09.08 00:59
わどさん。
こんにちは。
コメントありがとうございました。
また興味深い情報をお教え頂きありがとうございます。
しっかり拝見を致しました。
冷徹な分析に富んだ素敵なサイトですね。
わどさんとのコメントのやり取りも、とてもためになりました。
これからもちょくちょく拝見に伺おうと楽しみにしてます。
さて、それはそれとして先日から座骨神経痛でウエンウエン泣いています^^;
リハビリやプール、筋トレとやっていますが、すぐには治らないようで、もう諦め。
上手につき合っていきます、、、
ウエンウエン、、、(^^;
わどさんもくれぐれもお大切に。
投稿: せとともこ | 2006.09.11 17:18
座骨神経痛!!
それはね、背骨の間にはさまってる軟骨が動いた(変形)したからですよ。たぶん。
骨関係は20才から老化がはじまるといわれてます。ですから瀬戸先生も、とうとう20才を超えたんですよ!(笑)
先生独自の原因はわかりませんが、一般的には歩くことが最善の治療だと聞いてます。
なんていうのは、他でもありません。おれもやっちゃったから(笑)。ま、ゴルフなんか始めたからでしたが、収入も考えずに。
今では、なるべく車から降りて体を伸ばしたりしてます。よく仕事をさぼってるというわけですね。(^^;)
ところで「Podium」の著者、花崎泰雄さんは、現在は埼玉大学で先生してらっしゃいます。またそれまでは、朝日新聞で編集委員をされてたらしいです。googlで検索した知識ですが。あの知的な文章を生み出す背景がわかった気になりました。
投稿: わど | 2006.09.11 19:10
あ、ひとつ忘れた!
坐骨神経痛についてですが。
痛みだした初期は、冷やすのがベストです。
軟骨のために神経束が刺激され、腫れてるのが理由です。
でも、いちようグキッの痛みが引いたあとは、こんどは暖める(おんしっぷ)が正解のようです。そしてリハビリ開始。
気持ちだけ焦って、この順序を間違えるとタバイです。最悪、手術までいきます。
焦らないで。直りますから。
by体験者(~~;)
投稿: わど | 2006.09.12 11:46
わどさん。
おはようございます。
ご心配、ありがとうございます。
また経験者の貴重なアドバイスもありがとうございます。
とても心強く拝見させていただきました。
おかげで、「私も治る」と明るい希望が見えてきました。
しばらくは痛くて泣いていたのですよ。
今はビタミン剤を飲んで薬を塗っています。
随分楽になりました。
20才を過ぎた私{いつ過ぎたと聞かないで}は、そろそろアチコチと悲鳴をあげてきているようです。
まぁ、上手につき合っていきたいと思っています。
と、言うことでこれからもユックリと書いていこうと思っています。
今後も宜しくお願いいたします。
なお、わどさんもくれぐれもお体お大切に。
投稿: せとともこ | 2006.09.13 11:24