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2006.10.05

教育再生?

所信表明演説の折、とても気になった言葉。
それは、
「私が目指す『美しい国、日本』を実現するためには、次代を背負って立つ子どもや若者の育成が不可欠です」。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私が目指す「美しい国、日本」を実現するためには、次代を背負って立つ子どもや若者の育成が不可欠です。ところが、近年、子どものモラルや学ぶ意欲が低下しており、子どもを取り巻く家庭や地域の教育力の低下も指摘されています。
教育の目的は、志ある国民を育て、品格ある国家、社会をつくることです。吉田松陰は、わずか3年ほどの間に、若い長州藩士に志を持たせる教育を行い、有為な人材を多数輩出しました。小さな松下村塾が「明治維新胎動の地」となったのです。家族、地域、国、そして命を大切にする、豊かな人間性と創造性を備えた規律ある人間の育成に向け、教育再生に直ちに取り組みます。
まず、教育基本法案の早期成立を期します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
?????????????

あべさぁ〜〜〜ん。
勘違いしていませんか?
マッマズイヨ。これは。
安倍さん。
〜〜私が目指す『美しい国、日本』を実現するため〜〜
あのね。
ご自分が何を目指そうと、何を考えようとそれは前の総理じゃないけれど「いろいろあっていい」と思います。
あるいは「心の問題」としてもいいと思います。
しかし、
しかし、
総理として国の施政を決めていく時、「私が目指す『美しい国、日本』を実現するため」は如何にも拙い。またこの上なく傲慢でもあります。
安倍さんが目指すことが何であれ、国とは「個人の物」ではないのです。
国民の総意で成り立っているものです。
アナタが何を目指そうと、それは個人の物であって、国民のものではありません。
アナタが何を勘違いしているかというと、
総理になれば「自分の思い道理」に事が動くと思っていることです。
ご自分の思い通りにならないことは、「闘う補佐官」構想歴史認識「政府見解」で「本音」隠しと言うように、ワガママは通らないという洗礼をお受けになったと思いはするのですが、、、

次に安倍さん。
教育の目的とは言われるような「志ある国民を育て、品格ある国家、社会をつくること」なのですか?
安倍さんのお好きな松陰先生も言っているではないですか。
「学問をする眼目は、自己を磨き自己を確立することにある」
と。
尤も私自身は松蔭を語るには不明にして未だ理解には及びません。
何しろ、松蔭と葉隠の山本常朝がゴッチャになるのだから、もっと勉強しなければ、、、

さて安倍さん。
品格ある国家・社会とはどんな国ですか?
総理、その人がまず「品性が卑しからぬ」国家でしょうか?
安倍さん。
胸を張って「私は公明正大、清廉潔白」とお天道様に向かって叫べますか???
いえね。世間で言われている「とかくの評判」が気になりますから、、、
ところで安倍さん。
志ってなんですか?
子どもへの方策を見る限りそこからは「志」よりは「隷属」する子どもたちの姿しか読み取ることはできません。
〜〜〜〜〜〜〜〜
子どもを厳しく「飼い馴らす」必要があることを国民にアピールして覚悟してもらう
「ここで時代が変わった」「変わらないと日本が滅びる」というようなことをアナウンスし、ショック療法を行う
国民会議の提言を広く国民に知らせるための積極的な活動
家庭教育について対話できる土壌をつくるため、企業やテレビと協力して古来の諺などを呼びかける
子育てにおいて必要な事項を決めた育児憲章を作る
家庭教育手帳の年度毎の更新、配布
義務教育年限の子どもの扶養控除額を100万円に引き上げる
出産後の親業教育の義務化
バーチャル・リアリティは悪であるということをハッキリと言う
教育改革国民会議報告より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

安倍さんが目指す「美しい国」とは、子どもを飼い慣らす国でもあるわけですか?
学ぶ喜びや真理を探求していくと言う学問の本来の目的の前に、
「志」やら「品格」があるのですか?
しかもこの志や品格にしても「初めに国が決める」ものなのでしょうか?
前の総理はよく言いました。
「心の問題は誰にも強制されない」と。
私もこの意見には珍しく賛成していました。
心の問題は誰にも強制されるものではありません。
「愛国心」「志」「品格」。
どれをとっても、その定義や思いは「人それぞれ」のその人のものです。
さてさて平和のために憲法を守ることは「志」に入るのだろうか?

安倍さん。
教育再生を謳うなら、
品格を問うなら、まずはお好きな言葉(?)「魁より始めよ」で、
国民の前に「国会議員」の品格を問う方が先決かと思います。
そして、何よりも国が行うことは「格差是正」や「貧困対策」「税金」など「心」(即ち解釈によって違うと言う意味です)が入る余地のない、誰でもが分かる・納得する政治を行うことではと思います。
安倍さん。
世間でとかく言われている風評なんかものともせず、ここはひとつ「国民」のためにシッカリ頑張ってください。
格差のない、豊かで平和な国を目指しましょう。
平和な国を。

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コメント

う、うわあ、気持ち悪い!!

本音の見える「子どもへの方策」ですね。
あー、こりゃこりゃ。

投稿: 水葉 | 2006.10.05 16:11

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