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2006.10.21

天に唾するもの

中川昭氏、北朝鮮問題での発言がまたまた物議を醸しています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自民党の中川昭一政調会長は20日夜、静岡県浜松市で講演、北朝鮮が核弾頭を搭載した弾道ミサイルで日本を攻撃する可能性について「普通は思わないですが、あの国の指導者は、ごちそうを食べ過ぎて糖尿病ですから、考えてしまうかもしれない」と述べた。糖尿病患者から反発されるのは必至だ。

 中川氏は講演後、記者団に「国民が貧困にあえいでいる一方で、指導者が、ぜいたくざんまいをしているのはおかしいという趣旨だ」と釈明した。

 講演で中川氏は、日本の核兵器保有議論の必要性を訴えた発言が内外の批判を浴びたことについて「万が一のことが起こった時に、どうなるかと考えるのは政治家として当然だ」と反論した。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

うううう====んんん。
恥ずかしい。
実に恥ずかしい発言です。
中川さん。
私はこの発言を知ったとき一番目に頭に浮かんだ言葉は「天に唾する」とはこう言うことか、です。
中川さん。
どこから、どの様に書けばいいか迷うくらい「困った発言」なのですが、
まずは上記ニュースにもあるように糖尿病の方への偏見。
「普通は思わないですが、あの国の指導者は、ごちそうを食べ過ぎて糖尿病ですから、考えてしまうかもしれない」
これは糾弾されて然るべきです。
これには本人も後で言い訳。
「国民が貧困にあえいでいる一方で、指導者が、ぜいたくざんまいをしているのはおかしいという趣旨だ」
この発言こそが「天に唾するもの」です。
中川さん。
本当に仰せのとおりです。
「国民が貧困にあえいでいる一方で、指導者が、ぜいたくざんまいをしているのはおかしいという趣旨だ」
これって彼の国のことですか?
いえね。
私は日本の事かと思いました。
勿論、御存知とは思いますが、このところの日本の貧困。
私は貧困化する日本と言うタイトルで日本の貧困の実態を書いたことがあります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
経済協力開発機構(OECD)はこの20日、日本経済を分析した対日経済審査報告書を公表。
格差拡大が指摘されました。
報告書は、日本の所得格差が拡大し2000年にはOECD加盟国の中で相対的貧困率がアメリカに次いでなんと二番目に高くなったことを明らかにしています。
詳しく見ましょう。
今回の調査は、生産年齢人口(18歳から65歳以下)を対象に、
税金や社会保障の負担などを引いた後の自由に使える所得である「可処分所得」について分析したもの。同所得分布の中央値の半分以下の所得しかない人口の割合(相対的貧困率)を算出したものです。

結果は、日本は一位のアメリカの貧困率13・7%に迫る13・5%で、三位のアイルランド11・9%よりも際立って高い数値。
因みに、日本の1990年代半ばの数値は11・9%です。
さらに今回の調査で、頭が痛いのは、生活必需品のコストを基に算出した「絶対的貧困」の率(%)です。
日本で80年代半ばか2000年に5ポイント増加したと指摘し、OECD加盟国の中で唯一の国だということです。
絶対的貧困ですよ、、、
これが増えています。
(2006年7月23日の記事より抜粋)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
日本は絶対的貧困にあえいでいるのです。
これは政府も認めていることは、その後の記事をご覧ください。
国民が生活に苦しみ、指導者はひたすら己の利権をむさぼる、、、
北朝鮮もそのような国かもしれません。
が、
日本は大手を振って威張れるだろうか、と私は正直、思いましたよ。
中川さん。


さてさて、次に北の独裁者が何を考えるかワケの分からない国だから、
此方も核武装しよう、と言われるが、これまた「天に唾するもの」です。
ワケのわからない理屈で相手を詰っても、
同じ刃でやられるだけ。
核武装なんて叫んでいる相手をマトモと思って敬意を払ってくれるはずがない。
安倍さんは「尊敬される美しい国」をお作りになりたいらしいが、
尊敬されるとは、さてさてどんなことなのでしょうか?
ねぇ。
中川さん。

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コメント

ちょっとストレートに中川さんの発言を真に受けすぎですよ。
他の部分については割愛して核の問題だけに
コメントをしぼりますけど
これはあくまで北朝鮮への牽制と
北の核(&中国もか?)へのシミュレーションを
検討すべきじゃないか、ということを意図してるんでしょう。
核兵器を日本が持つとしても実験する場所がありません。
強行しようとしたら国民が黙っていませんからね。
日本人は「核」や「戦争」という言葉に拒否反応しがち
だと思います。
何でも反対というのではなく目の前に迫っている危機に
対処するために議論をしていくべきだと思いますよ。

投稿: トラマ | 2006.10.25 12:03

こんにちは。
コメントありがとうございます。
さてさていただいたコメントの内容。
私もトラマさんの言われたように、中川さんの一部だけをとって書いたのです。
核について。
私はやはり核にはアレルギー、拒否反応をしめします。
(ご存知とは思いますが、しつこく反対しています)
目の前にある危機にしたところで、
日本が核をもてばなおさら危機に面すると思います。
またアメリカも日本に対して圧力をかけてくるのでは、と思います。
核を持つ事でいいことなんて一つもない、というのが私の持論。
平和と対話。
トラマさんとはサッカーやウルトラマンやアベレイジではとかく気があう仲間ですが、これだけはお互いに違います。
が、それでもこれからも意見を闘わせていきましょうね。
と、言う事で今度お会いする日を楽しみに。
(当分、スタジアムには行けそうにないのですが、トラマさんもそうみたいですね)
では、また。
だからといって、

投稿: せとともこ | 2006.10.27 18:57

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