« 手を打てば | トップページ | 共謀罪 安心できません »

2006.11.01

11月

今日から11月。
今年もあと二ヶ月。
早いものです。
昨年のブログの記事を見ると、建築基準法・偽装マンションが話題になった事が書かれていて、
あああ、、、一年経ったのかと改めて思っています。
フランスの暴動についても書いています。
それから天体では最古の天文台発見とか、嬉しい事も書いてあったり。
そうそう大好きな茨木のり子さんの詩もあります。
それから、それから、政治は相変わらず、ですね、、、
一年前の嘆きは今は呻きになっています。
教育基本法、
防衛省、
憲法、
なんだか事態は深刻になって来ている感がしてなりません。

さて、いつものように月の初めは異名紹介。
11月は霜月と言います。
これに関しては去年書いているので、興味のある方はご覧ください。
今年は大江千里(おおえのちさと)の歌を紹介します。

〜〜月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ
わが身一つの 秋にはあらねど〜〜

月を見ていると、あれやこれや、とめどなく物事が悲しく感じられることよ。これも秋だからだろうか。秋は誰にもやって来るもので、私一人にだけ訪れるわけではないのだけれど。——それでも自分一人ばかりが悲しいような気がしてならないのだ。

意味は、極めて容易に想像がつきます。
この歌は一説には白氏文集の和訳と言われています。

「燕子楼中、霜月の色、
秋来、ただ一人のために長し」
(えんしろうちゅう そうげつのいろ あききたつて ただいちにんのためにながし)

この月は晩秋の月だそうです。
静かな秋の夜、月さえも淋しい。
夜は長く、一人で物思いにふけるには重すぎる、、、
そんな作者の声が聞こえてきます。
自分だけがそうではないと思いつつも、現実にここにいるのは私だけ。
月の明るさがさらに寒々しい、、、
そんな作者の焦りともつかぬ声が伝わってきます。

今日から霜月。
いよいよ時は静かに流れていきます。
こんなときは、アナタなら何をなさいますか?
私の無聊の慰めは本かな???
いやいや、やっぱり牧水か?
〜〜白玉の 歯に染みとおる 秋の夜の 酒は静かに 飲むべかりけり〜〜
本当はそんな風流なものでなくて、夫とワイワイガヤガヤ、サッカー観ながら煩く飲んでいるのですが、、、

|

« 手を打てば | トップページ | 共謀罪 安心できません »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15797/12513648

この記事へのトラックバック一覧です: 11月:

« 手を打てば | トップページ | 共謀罪 安心できません »