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2006.12.13

基本法より自民党を美しく

学力調査ひずみ イングランドでと言う特集が asahi.comに掲載されたのは一ヶ月前の11月13日。
記事の中身は、安倍さんが教育改革のお手本と謳っている英国はイングランドの学校現場の実態についてです。
子どもたち自身がもつ「学ぶ意欲」と指導者からの「伸ばそうとする力」との実態が長所と短所、バランス良く織り交ぜて報告されていますのでお時間がありましたら、上記の記事をご覧ください。

さて、
安倍さん。
首相「美しい国造りは教育が基本」・衆院特別委でと言うことで、口を開けば「美しい国」と「教育の見直し」。
しかし、その見直される教育の中身が、国民である私には、よく伝わってこない。
なぜなら、
なぜなら、
安倍さんはこの委員会で、こともあろうか次のように主張したのです。
「戦後、とかく損得を基準にする風潮がはびこっている中で、すべての基本である教育の原則、理念を示す基本法を21世紀の日本にふさわしいものに変えていく必要がある。私が目指す美しい国造りにおいては、何と言っても教育がすべての基本」。
私は何回も読み直しました。
それこそ誤読しないように。
誤解しないように。
ひたすら国語として読みました。
いいですか。
「戦後、とかく損得を基準にする風潮がはびこっている中で」
とまず現状認識を述べ、
次に、
「すべての基本である教育の原則、理念を示す基本法を21世紀の日本にふさわしいものに変えていく必要がある。」
と来ます。
つまり、損得を基準にする風潮は教育基本法が悪い。
と言うことですが、
基本法のどこが悪いのかについては、述べていません。
どこが悪いのですか????
あべさっぁ〜〜あああん。

さらに「21世紀の日本にふさわしいもの」とあるが、
これは損得を基準にする風潮ではない社会にしていこうとするものです。
では、損得とは何か???
まさか、安倍さん。
国民だけにソンソンソンを強いて、大企業や大銀行、また一部の甘い汁を吸っていると噂される人たちはトクトクトクしているわけではない、なぁんて考えていませんよね。
大企業や大銀行こそ是非是非、大なたをふるっていただきたいものです。

次に出ました。
おはこが。
「私が目指す美しい国造りにおいては、何と言っても教育がすべての基本」。
ううう〜〜〜ん。
ここへくると、もうお手上げ。
私が目指す美しい国、なんて言われても、
既に出された本をなんど読んでも、曖昧でよく分からない「美しい国」
安倍さんが目指すことはご自由ですが、
国民である私たちは、サッパリわからない。
どんな国が美しいのか???

さらにその国作りのために、教育が何より大切という。
ええええ????
安倍さん。
その前にすることはいっぱいあるでしょう。
本当に日本の景気は回復しているのか?
貧困化がすすみ、ワーキングプアが広がり、
格差がドンドコ大きくなり、
綻びはじめている日本。
政治が乱れ、
官僚がわるさをし、
利権に漁る者が跋扈する美しくないこの国を立て直すことの原因は、
政治の貧困です。
決して教育の荒廃が責任ではありません。
安倍さん。
だいたい、
だいたい、
そんなに美しいものがお好きなら、まず自民党から美しい党にしてください。
損得で動くことのない党に。

安倍さん。
いずれにしても、今、教育基本法を無理矢理に変えることは、
未来に禍根を残すことではと危惧します。

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コメント

瀬戸さん、はじめまして。
安倍さんもそうなのですが、この世代の保守政治家の中には、「昔は良かった」式のおじいちゃん世代の懐旧談を本気で信じ込んでいるような人たちが多いように思います。
その前の世代の野中さんや後藤田さんのような人たちが、戦前の間違いをそれなりに理解していたのに比べ、彼らのようなおじいちゃんっ子世代には、その認識が欠けていて、非常に安易な戦後教育批判に走ってしまっているのでしょう。いずれにしろ、戦前の国家と政治の総括をきちんとしてこなかったことのつけが、今になっていろいろと出てきているように思います。
もっとも、「美しい国」という言葉をむきになって濫発しているところを見ると、いささか可愛らしくもありますが。

投稿: かつ | 2006.12.14 15:59

かつさん。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
お返事遅くなりごめんなさい。
年末は忙しくて、なかなか自分の記事も書けないくらいバタバタしています。
ごめんね。

安倍さんの中に未だ存在する岸さんの姿が、安倍さんをして、あのような強権政治をさせるのでしょうか???
安倍さんにとっての「美しい国」が私たちになにをもたらすかを考えたとき、
やっぱり岸さんには成仏していただいて、あの世で静かに暮らしていただきたい。
「生きている私たちには、もうかまわないで、どうぞ安らかにお眠りください。岸 元総理へ」
そして
安倍さん。
もう祖父に操られることなく私たち国民の方へ顔を向けてください。
と祈りにも似た思いで安倍さんのすることなすこと固唾を飲んでみています、、、
これ以上、暴走することがない平和な国を作っていただきたい、、、

私たちに出来ることは、安倍さんに大きく大きく大きく呼びかけることしかないのでしょうね。
これからも、書き続けたいと願っていますので、またご意見頂けると嬉しく思います。
では、、、

投稿: せとともこ | 2006.12.21 14:36

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