著作権改定法案
あまり表になりませんでしたが、気になる法案について、ちょっと書きます。
著作権法改定案がそれです。
内容の詳細は試される。(ココログ mix)と言うブログに書いてありますので、興味のある方はご覧ください。
管理人のみうらさんは著作権問題について、他の記事も書かれています。
さてさてこの改定案の中身。
今年改定された特許法や意匠法など知的財産権にそろえ、著作権侵害の罰則を10年の懲役に引き上げる。
地上波デジタル放送を補完するIPマルチキャスト放送が同時再送信をおこなう場合、実演家らの許諾を報酬請求権にする。
などのものです。
ううう〜〜〜ん。
知的財産権かぁ====
確かに有形・無形に影響を与える知的財産は、保護される必要があります。
が、
が、
10年の罰則というのは如何にも重いように感じます。
無形であるゆえ、著作権侵害にあたるかどうか、曖昧で不明瞭。
良質の物は人に影響を与えるから、つい同じような傾向で自作を創作することもなきにしもあらず、、、
とかとか、著作権に関しては、作者の権利を侵害するつもりがない場合もままあるだろうと思います。
いきなりの罰則10年は拙速ではと感じます。
もっと国民に「著作権とは何か?どのようにしたら罪になるか、、、」などなどを明らかにして、
納得、承認を得る手続きがあってもよかったのでは?
と思います。
さらにIPマルチキャスト放送にかかわって実演家らの権利が報酬請求権に変わるそうです。
つまり権利の引き下げ。
この10月に、日本芸能実演家団体協議会や日本レコード協会がインターネットなどで利用するさいの権利処理事業を開始。
こうした自主的な努力が実を結びつつある中、
国は実演家の権利をもっと守り、支援する方向に動かなければ文化は生まれてこないと考えます。
いずれにしても改定案は多岐にわたり網羅されているので、
しっかりと理解することが必要です。
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