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2007.01.18

「働く人、敵に回せぬ」

「働く人、敵に回せぬ」世論読み誤った残業代ゼロ断念と言うニュース。

事務系労働者を何時間働かせても残業代を支払わないと言ういわゆる「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入をめぐり、安倍首相が、「今の段階では難しい」として、25日からの通常国会への法案提出断念を表明。
そもそも労働基準法に真っ向から対立するこの法案は「残業代ゼロ制度」とも「過労死促進法」とも言われ当初から反対の声が各方面で起こりました。
その中身の危険な内容が明らかになるにつれ、国民の反対がさらにさらに広がり、安倍さんもついに法案提出を諦めることになったのです。
しかし、ここで息をぬいでホッとしてはいけません。 
ズバリ。
「夏の参院選」があるからです。
さすがに働く人を敵に回せないということで一時的に国民の批判をかわす。が選挙後に提出するということは大いにあります。
実際、与党内からも「参院選後の国会では当然やる課題だ」との声が上がっています。
何故なら、日本とアメリカの財界による強い要望と圧力があるからです。
今の政府与党が絶対無視できない、つまりはいいなりにならざるを得ない「力」の強い意志がだからです。
日本経団連は2005年に「ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言」を発表。これを受けて規制改革三カ年計画で「米国を参考にした労働時間規制の適用除外を検討する」と打ち出し、検討に着手。さらに2006年には「日米投資イニシアチブ報告書」で、日米財界あげて改めてエグゼンプション導入を求めました。
これによるとサービス残業の温床と批判されている「裁量労働制」について、対象業務をさらに拡大することや労基署に出す労働時間などの定期報告の廃止が計画。
などなど詳細にわたり労働者の働く権利が脅かされる内容です。

今回の法案提出断念は、たんにポーズだということをしっかりと見据え、参議院選挙後に再び提出することのないように、これからも見ていく必要があります。

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