教育再生会議 第一次報告
教育再生会議(野依良治座長)は昨日24日、首相官邸で総会を開き、第一次報告を正式決定。
報告の内容は昨年12月多くの多くの多くの反対を押しきって成立させた改悪教育基本法を具体化するものです。
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第一次報告ポイント
一、「ゆとり教育」の見直し。授業時間の10%増加。全国一斉学力テストの実施。習熟度別授業の拡充。学校選択制の導入。
一、いじめや暴力行為を繰り返す子どもに対し出席停止措置を活用。「体罰」についての通知を06年度中に見直す。
一、高校での奉仕活動の必修化。大学の九月入学の促進。
一、不適格教員の排除、教員免許更新制の導入。
一、副校長、主幹などの管理職を設置。学校教育法の改定。
一、第三者機関による学校、教育委員会の外部評価、監査システム導入。
一、教育委員会の「抜本的改革」。
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たとえば
学校選択制。
たとえば
教員免許更新制。
たとえば
第三者機関による学校の監査システム導入。
たとえば体罰。
「競争と管理」ですかぁ〜〜〜
どれをとっても子どもを教育する「学校」になじまないものばかり。
さて、これを受けて安倍さんは今日召集の通常国会に教員免許更新制導入のための教員免許法改定案、教育委員会「改革」として地方教育行政法改定案、学校教育法改定案の三法案を提出し、成立を目指すことを明言。(明日、施政方針演説の予定)
子どもたちは、これから学校で何を学んでいくのだろうか???
学校の中は管理。
そして外へ出れば「嘘・捏造」。
これは気の毒。
大人である私たちの責任をビシビシ感じます。
この問題、必ずや未来に禍根を残すことでしょう。
今、
しっかりと、ゆっくりと考えていく事の大切さを大きく訴えていきたいものです。
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