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2007.01.10

国立大の授業料

国立大の授業料、より自由に設定 文科省、08年度からと言うニュースが出ました。
文部科学省は国立大学の授業料と入学料について、「標準額」(授業料で53万5800円)を当面据え置くが、そのかわるとして2008年度から各大学が決定する学費の上限を、現行の標準額の1割増から2割増へ引き上げる方針。

現実問題として授業料引き上げが「約束」されている実態をかいつまんで説明します。
今年度予算案で国立大学の運営費交付金を171億円削減。
(法人化後三年間の削減総額は371億円。これは学生・院生一人当たり約5万9000円の削減)。
しかし学生一人当たりにかかる費用は増えこそすれ減ることはありません。
そうした中での学費の上限なしと政府のお墨付きを貰えば、大学当局は即授業料値上げを試みることでしょう。

子育て中の親にさらなる負担としてのししかかります。
ヤレ子育て支援の、
ソレ少子化対策の、
揚げ句は、残業をしないで家で家庭の愛を育めと政府に言われ、
「産めよ、殖やせよ」との政策は、場当たり的で未来の展望がみえない。
高等教育を受ける権利も、やがて二極化されていくということか、、、
先が見えない政策の一つがまたここに生まれたと言う感がします。

 

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コメント

私の記憶によれば、授業料は月額1000円、入学金は10000円、初年度納入金総額は、2万2千円だったと思います。
 その負担でも、「経済的理由」で大学進学を断念、それが私たちの時代であり、私自身でもあります。
 負担ができないというよりも、早く働きに出て家計の助けを、という時代であったと思います。
 私学では、負担は一桁違っていました。
 「国立大の授業料」、どのように考えればいいのでしょうか???

投稿: harayosi-2 | 2007.01.10 20:37

 これが高校の話だったら僕も頭にくるかもしれません。でも、大学って僕には「しょせん贅沢なんじゃね?」って感覚があるんですよね。社会的に裕福な人が“それ以上”を目指すために高いお金をはらって通うところ、というイメージをもっております。
 それに加えて、一時期の大学ブームも去り、少子化も深刻になるのなら、値上げもやむを得ないのではないのかな?

 国立である以上、赤字を出すと税金でまかなわなければいけません。先に述べたように僕は「大学=贅沢」だと思っているので、そこに税金を大量に投入するのは嫌だと考えます。お前たちの贅沢になんで俺らの税金が? とすら思えます。

 生活の苦しいいわゆる苦学生の救済はどうなる。という意見も出るかもしれません。でも本当に苦学生であるひとたちなら、すでに高校入学の時に働くか勉強するかを選択しているのではないでしょうか。それどころか、自称苦学生と申請して学費を「節約」する輩が出てこないとも限りません。それは税金の無駄遣いです。

 だから僕には値上げが即「高等教育を受ける権利」を侵害するとは思えないのです。「高等教育を受ける権利」なら高校で充分なのではないでしょうか。だからこそ高校は高等学校という名称なのだし。

 行かない人は安くなっても行かないと思うし、行きたい人はお金を積んででも行くと思いますが、どうでしょう。
 ちなみに僕は大学には行きませんでした。値段と得られる知識が釣り合っていない気がしてね。

投稿: ろぷ | 2007.01.13 15:10

harayosi-2さん。
ろぷさん。
おはようございます。
コメントありがとうございました。


harayosi-2さん。
そうですね、、、、
授業料が家計に占める割合はダンダン大きくなり、しかもそこへいくまでの教育費の膨大なことを考えると、今はharayosi-2さんがお教えくださった時代「授業料は月額1000円、入学金は10000円、初年度納入金総額は、2万2千円」よりさらに劣悪な状況と思います。
今までは私立と公立の差がそれなりにありましたが、今は差はほとんどありません。
公立が私立にあわせているというもので、ドンドン値上げしています。
この問題、社会的問題と思いますので、
次のろぷさんから頂いたコメントとともに考えていきたいと思います。


ろぷさん。
頂いたコメント、ずいぶん考え込みました。
そうなんです。よく言われる「受益者負担」の考え方がこれにあてはまります。
確かに、大学教育を受けたあと、技術を活かして生活費を稼ぐのだから、極めて個人の問題であって社会が保証することはない、、、という考えは往々にしてあります。
ただ私はちょっと違う考えです。
教育は社会の財産だと思っているのです。
個人にのみ還元するものでなく、社会への還元、貢献もあります。
自然科学はもちろん社会科学、宗教学もふくめて、学ぶこと研究することは、個人にとどまらず人類の共有の財産であらねばならないと考えたとき、
やはり教育する権利、受ける権利は社会が保証してしかるべきではと考えます。
と、いうことで高い授業料のため断念せざるをえない「才能」にたいして残念至極に思っているのです。
多くの若者が授業料を気にすることなく「真理探求」のため勉学に励める社会を願いながら、、

投稿: せとともこ | 2007.01.15 12:13

教育は結局は個人のためですよ。
社会なんていう抽象的なもののためじゃないです。

真理探究とかそんな抽象的なものを求めるなら、一種の娯楽ですから、本人が負担すべきですよ。大学院なんてもっと高くしてもいいです。

投稿: ながれ | 2009.06.24 01:35

ながれさん。
こんにちは。
頂いたコメント「真理探究とかそんな抽象的なものを求めるなら、一種の娯楽ですから」
拝見しながら、
おっしゃることは分かりつつも、つつも、、、、、
私は、
教育とは、形を変えて、
いずれ社会に還元されるものであると思っています。
真理探究は決して趣味ではありません。
医学に、工学に、経済に、、、と多くの分野に貢献しています。
私たちの拠り所であり、指針であると思うのです。
受益者負担で本人が、、、と言うご意見はよく頂くのですが、
受益者は「社会」だと私は思っているのですが、如何でしょうか?????

投稿: せとともこ | 2009.06.24 12:06

学校は誰のもの? http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2009-04-27ですねえ~。

  自分が成功したから・・・で人に厳しくなるタイプのことありましたね。

うちは学歴ないので、なんでコンパとかでさわいでる人に・・・というネタミもなくはないです。でもそれは人のある一面ですから・・・。
大学で学んだことを生かして、思いやりもってくれたらうれしいです。

投稿: あゆ | 2009.06.24 12:20

こんにちは、せとさん、あゆさん。

>真理探究は決して趣味ではありません。
>医学に、工学に、経済に、、、と多くの分野に貢献しています。

なんていうかな、人というのは互いに助け合う事で社会ができているなんて言うと、格好良いけど、「助け合う」というのは「利用し合う」の面もあるんですね。真理探究している姿は趣味的かも知れないけど、その結果出た真理を「利用する」部分があれば社会にとってハッピーだよね。

ここからは無駄話みたいなものだけど、私なんかはおそらく社会で「知識人」という風に分類されるよね。私に言わせると知識量が多いと言うより、何かを知りたいときにどう調べれば良いかを知っているだけだし、そうやってまず調べてから考えるという癖も持っている。でね、ふと思うのね。こんな癖なんてのは、皆が利用しなければ、単なる自己満足なのね。でもね、例えばせとさんが、「社会保障」という話題を振ると、私は今までに調べた事とかの知識を動員して、できるだけ分かり易く説明しようとするよね。それは、皆さんが調べようとすると大変な事かも知れないし、調べた結果を理解しようとしても大変かも知れない。私にとっては大変でもない(経済学説は昔から勉強していた事だからね)ことなのね。私が調べて考えるのは癖というか趣味的です。だから、皆さんにとってどうでも良いことだけど、私に話題を振ることで、私が調べ私が私なりに理解し、そしてどこまで正しく説明出来るかは分からないけど説明することで、皆さんが何か得した気になっても、別に私は損をする訳じゃないのですよ(笑)。なにせ、私の場合は話題を振られて、興味があったら自動的に調べて自動的に説明を始めちゃう訳だけと、それが趣味的なんだからね(笑)。

人が趣味的だから嫌って、止めさせるよりも、それをうまく利用する方が皆さんにとって得だと思うんですね。

投稿: 技術開発者 | 2009.06.24 14:10

あゆさん。
技術開発者さん。
こんにちは。

あゆさん。
記事、拝見していますよ♪
あなたの鋭い感性とユニークな切り方に知性をいっぱい、感じ、いつも刺激を受けている私です(*^-^)
また、たくさん、書いてください。
教えられることばかりです!!!


技術開発者さん。
なぁるほど!!!
「利用」ですか。

フウムフム。
私は、開発者さんからその知識とともに、
書き方、とか態度とかとか、、、
本当に学ぶこと大なのです。
開発者さんのように書くにはまだまだ修業がたりぃませぇええん
(。>0<。)

と、言うことで、いつも本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします!!!

投稿: せとともこ | 2009.06.25 14:30

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