« 多喜二の守ったもの | トップページ | 学力テストと個人情報 »

2007.02.21

医師不足

柳沢さん。
ポロポロと彼の本音を出していますね、、、
女性についで、次は労働者発言。
多分、柳沢さんの中では「当たり前」のことだから、何気なく話ちゃうんでしょうね、、、
言ってから、みんなに糾弾されて、
「あっ、そうなのかぁ〜〜〜
こう言うことは言ってはいけないんだ」と思うのでしょう。
つまり柳沢さんと庶民との温度差ということなのでしょうか。
ここまで「迂闊」発言が続くと悪気はないのだろうと思います。
悪気はないのだろうが、、、
サッカーの柳沢選手はQBK「急にボールが来たので」発言で伝説を残しましたが、国会の柳沢さんはJUK「女性産む機械」発言で汚名を残しました。
しかし彼は一国の大臣。
彼は言葉だけでなく法律を制定する立場にもあるわけです。
柳沢さん個人の発言の内容、うんぬんよりも、
私たちが問題にしているのは彼がやってきたこと、これからやろうとしていることです。
これについては、以前も記事にしましたが、再確認。
============
・生活保護支出の削減
・母子家庭への生活保護支援の一部廃止
・ホワイトカラー・エグゼンプション
・生活保護の老齢加算の廃止→これは訴訟になっている
=============

さてこんな柳沢さん。
日本の医師不足についても見解が甘いのではと考えます。
昨年11月の参院厚生労働委員会での答弁。
「ただちに医師が不足して国民の健康や寿命に影響している状況ではない」厚労省は一貫して“問題は、地域や診療科によって偏りがあることだ”と主張。
しかし実態は違います。
日本の現場の医師数は、人口10万人あたり200人です。経済協力開発機構(OECD)に加盟する先進国30国中、じつに27位(OECD平均の310人)平均にするには日本の医師は約12万人足りないのです。
都道府県別にみて人口10万人あたりの臨床医の数が多い東京都(264人)、徳島県(262人)。それでもOECD平均には届いていません。一番少ない埼玉県では129人です。
この背景には、福祉切り捨ての行革があります。
「一県一医科大学設置の推進」など、医学部の定員増をすすめてきた1970年代。
しかし1982年、医師数の抑制を閣議決定。
86年には、厚生省の「将来の医師需給に関する検討委員会」が「1995年を目途として医師の新規参入を最小限10%程度削減する必要がある」との見解を発表
93年。医学部の入学定員は86年と比べて7・7%減の7725人。
さらに“もっと減らせ”と、公立大学医学部をはじめ大学関係者に「最大限の努力」を要求。
97年には再度、閣議で医学部定員の削減を決定。
こうした政府のやり方の最大の理由は、「医師が増えると医療費が膨張する」というものです。医学部の数や定員は今、現在は減っているのですが、まだ医者は総数で4万人増えています。ここでも産科不足について以前書いたことがあります。お時間がありましたらご覧ください。
さらにさらに驚くべきことは、奈良では7割の市町村 分娩施設なしというもの。
信じられません。
田舎では子どもは産めないということか、、、
少子化対策と言っても、そのお寒い行政の実態を見ると、
この国は子どもたちの笑い声が満ち溢れる国にになるには時間がまだまだかかりそうです。
と、言うことで、
こんなアレコレの事実を見ると、
やはり柳沢さん。
アナタが厚生大臣であることの是非を問われても致し方ないと感じます。

|

« 多喜二の守ったもの | トップページ | 学力テストと個人情報 »

コメント

 いやあ、これは酷いですねえ。
 医師不足なのに医師を減らしていたとは?
 何ともお寒い行政でしょうか。
 柳沢厚労相のホンネ発言には何おか況やで有ります。
 今日はコーラスの日ですのでまたにしますが、いま、年甲斐もなく「百万本のバラ」で盛り上がっています。

投稿: hitoriyogari | 2007.02.22 10:16

hitoriyogari さん。
おはようございます。
いつもお優しいコメント、本当にありがとうございます。
お返事、遅くなりごめんね。
hitoriyogari さんのコメントを拝見すると、ホッとします。

さて、久しぶりにコーラスの話題、伺って嬉しく思います。
「百万本のバラ」で盛り上がっているのですか、、、
いいですね〜〜〜
なんだか目に浮かぶようです。
発表会に向けてですか???

私は今、木下牧子さんの曲をやっています。
先生がお好きなのです。
お互いに、これからも頑張りましょうね!!!

今度、おくさまの俳句も教えてくださいね。
どうぞ、よろしくお伝えください(^.^)

投稿: せとともこ | 2007.02.25 09:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15797/13998255

この記事へのトラックバック一覧です: 医師不足:

» 「100」と「憲法」と「死刑囚」 [津久井進の弁護士ノート(ブログ)]
「100」つながりです。あんまり意味はありませんが。 1689年 イギリスの権利の章典(=立憲王政の誕生)    ↓ ちょうど100年 1789年 フランスの人権宣言(=立憲君主制の確立)    ↓ ち... [続きを読む]

受信: 2007.02.21 22:24

» メディアの自主規制を狙う菅総務相 ムラの教育 [とむ丸の夢]
菅総務相の脅しが利いたのか、最近のNHKの報道番組はますます見てはいられない、聞いてもいられないものになってきました。   関西テレビのデータ捏造問題をきっかけに総務省が放送局への監督を強化する法改正を検討してい... [続きを読む]

受信: 2007.02.22 11:04

» 社会的存在が意識を規定する [遠方からの手紙]
 人間は、彼らの生活の社会的生産において、一定の、必然的な、彼らの意思から独立した諸関係に、すなわち、彼らの物質的生産書力の一定の発展段階に対応する生産諸関係に入る。これが実在的土台であり、その上に一つの法律的および政治的上部構造が立ち、そしてこの土台...... [続きを読む]

受信: 2007.02.22 19:01

» 2.5人称の視点〜第三者性に固執する誤り [津久井進の弁護士ノート(ブログ)]
 女性を「産む機械」とみなしているのは一大臣だけでなく,日本の法律や行政も同じだ。  離婚から300日以内に生まれた子は前夫の子であるなどと「機械的」に運用しているのは,法律や行政ではないか。 というのは,柳... [続きを読む]

受信: 2007.02.23 12:37

» 『全国最高の住民負担・全国最低の行政サービス』夕張市。わが町は? [ブログ blog で 情報交換]
2月28日、夕張市議会は「再建計画」を承認しました。  『全国最高の住民負担・全 [続きを読む]

受信: 2007.03.02 16:39

» 甘えの崩壊 [Candysays’s Diary]
 医療崩壊という言葉がよく使われているが、どうなったら医療崩壊と呼ぶのかをそれぞれ定義して話している人はどのぐらいいるのだろう。医師の数が人口比に対して少ないのは、今に始まった話ではない。安全に対する患者さんたちの認識が変化してきており、甘えや曖昧性が許... [続きを読む]

受信: 2007.03.07 23:05

» 保険証取り上げ 明日は我が身だとわかってますか [Candysays’s Diary]
   日本で国民皆保険制度が皆保険でなくなってきている。国民保険料を払う経済的余裕がない世帯から保険証が取り上げられている事実があるが、日本人のどのぐらいの人が、この問題の深刻さを理解できているのだろうか。特に、医療関係者はこのことをどのように理解してい... [続きを読む]

受信: 2007.03.08 07:10

« 多喜二の守ったもの | トップページ | 学力テストと個人情報 »