一年後の2プラス2
一年ぶりです。
在日米軍再編合意と言うニュースを書いて。
さらに事態は深刻に進んでいるようです。
日米安保協議委員会(2プラス2)の共同文書。
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麻生外相、久間防衛相とライス米国務長官、ゲーツ国防長官は1日午後(日本時間2日未明)、日米安保協議委員会(2プラス2)後に国務省で共同記者会見を行い、海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設などの在日米軍再編を昨年5月の日米合意に基づき着実に進める立場を明確にした。北朝鮮の核問題では、寧辺の核施設停止などの「初期段階の措置」が直ちに履行されるべきだと訴えた。2プラス2の協議では、中国の軍事力の透明性向上を求める考えで一致した。
(上記ニュースより)
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共同文書は冒頭、北朝鮮の核実験を非難。
米国の核能力のいっそうの展開を意味する「拡大抑止」の重要性に言及。
米国の核・非核の打撃力が「日本の防衛に対する米国のコミットメントを裏付ける」ことを再確認。
「秘密を保護するためのメカニズムの強化」に言及。
という流れです。
そして、具体的な措置として、
「軍事情報包括保護協定」(GSOMIA)と言われる協定。
装備や軍事作戦の情報を共有するため、「情報保全のための共通の基礎を確立する」ものということ。
言い換えれば、
これが締結される、
アメリカが提供した軍事秘密情報の流出防止のため、アメリカと同程度(死刑を含む)の、刑事罰を含む厳しい措置が想定され、それは政府関係者だけでなく戦争政策を追及する国会議員や国民が罰則の対象になりかねないという非常に怖いものです。
〜〜秘密を保護するためのメカニズムの強化〜〜
と、言う言葉の下に、
軍事機密は秘密裏になんでもあり。
それを暴露、追求することは死刑をも含めて刑事罰、ということです。
アメリカは安倍さんが集団的自衛権に関する個別事例を研究する有識者会議を設置したことについて、国防長官は、「世界での日本の在り方を考えようとしており、努力をたたえる」と評価したとニュースでは伝えます。
確かに世界での日本の在り方が示されました。
アメリカと一体になって戦争する国へと突き進むことを。
アメリカとの間で高度な軍事情報の共有。
集団的自衛権の行使や海外での共同作戦が実質的に可能。
プログラムはどんどん進んでいきます、、、
2プラス2=?
と言う記事を書いた頃がさらに懐かしくなるとは、、、
「永らえばまたこの頃や偲ばれん 憂しとみし世ぞ 今は恋しき」なぁんてことはゴメンです。
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