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2007.05.04

三室戸の喜撰山

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〜〜わが庵は都の辰巳しかぞすむ世を宇治山と人はいふなり(古今集983。)〜〜
また百人一首の8番目の歌。
作者は喜撰法師。
六歌仙の一人ではあるが、
現在に伝わる歌は上の歌ともう一つしかないとwikipediaの喜撰法師には書かれています。
生没不詳、伝不詳。
さらに調べれば、喜撰法師が雲にのって仙人になったという言い伝えまであります。
謎の人物。
喜撰法師。
==『無名抄』によれば、宇治市の御室戸の奥に喜撰の住みかの跡があり、歌人必見であるという。今も喜撰洞という小さな洞窟が山腹に残る。==
wikipediaには書いてあります。
歌人ではないが見てみたい、、、
喜撰の住んでいたと今に伝わる三室戸の奥の山。

夫に以前から連れていってくれ、連れていってくれと頼み込んでいたのですが、
漸く今日実現。

まず、図書館に行って「宇治」のいろいろが載っている本を探すも無い。
仕方がないので手持ちの資料を片手に、まずは花の寺「三室戸寺」に向かいました。
この寺には四季おりおりに出向いている私たちですが、
今日は連休とあっていつになく大勢の観光客でいっぱいでした。
二万株のツツジにサツキ。そして千株のシャクナゲが五千坪の大庭園に咲き乱れていました。
遠くの山の緑を借景に、
赤や白やピンクの花が鮮やかに飛び込んで来ました。
「きれい、、、」
ため息がでます。
写真が趣味の夫はカメラから目を離しません。
行き交う人々とやっとこさっとこキューキューいいながら歩いていたら、
偶然、夫の知り合いにもあい、
「こんにちは」。
とても嬉しく思いました。
そんな幸せな思いを抱いて三室戸寺を後にして、
私たちは喜撰山へと向かいます。
地図を見ながら、
みながら、
「このあたり」
「いや、行きすぎた」
とかとか言って、行ったり戻ったり。
漸く三辻に道標を見つけました。
左、喜撰山。

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おおお、、、これだ。
正面には喜撰山か、なだらかな山が緑に包まれて優しく見えています。
ここをまっすぐにいけばいいのか。
それにしても、こんなに控えめに六歌仙の祠があるのか、なんの看板もなければ案内もない。
あるのは、誰もみないような道標の石が道の脇に立っているだけ。
本を見ながら悩んでいる私たちの傍を、地元の方が通り過ぎていったので思いきって聞きました。
「すみません。喜撰法師の祠はこの辺りですか?」
「あああ、、、あの山の中腹にありますが、地元の人以外は気がつかないくらいコソッとありますよ。」
と教えて下さいました。
そうか、、、
地元の人じゃないと気がつかないくらいコソッとあるのか〜〜〜
うううう〜〜〜ん。
どうしよう。
夫と相談して、やめよと言うことになりました。
まぁ、喜撰さんの近くまで来た。
喜撰さんが住んでいたという喜撰山を見た。
うん。
それでよし、としよう。
それにしても喜撰さん。
確かに鹿しか住んでいないようなウジヤマに住んでいたのですね〜〜〜
長閑ないいところでしたが、
平安時代にあって、ここで住むのは大変だったろうな。
仙人になったと伝えられても「そうかもしれない」と妙に納得させられる喜撰山。

私は歌人じゃないけれど、
ようやく念願の喜撰法師のお膝元に行くことが出来て、とてもハッピーな一日でした。

〜〜木の間より見ゆるは谷の蛍かもいさりに海人の海へ行くかも(玉葉集400。また孫姫式)〜〜
喜撰法師

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コメント

ウオーキング頑張っていますね

投稿: seto_kyouko | 2007.05.06 16:03

おはようございます。
コメントありがとうございました。
うれしく拝見しました。
子どもがもう付いてこないので、二人で楽しみながら歩いています。
また、いろいろ教えて下さいね。
では、、、

投稿: せとともこ | 2007.05.07 11:02

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