ククーシュカ ラップランドの妖精 を観て
ククーシュカ ラップランドの妖精と言う映画、ご存知ですか?
実は私は知りませんでした。
先日、友人と観に行って来ました。
とても素敵な映画でした。
あらすじは公式サイトなどに出ていますので、ネタバレにならない程度にここにも書きます。
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第二次世界大戦末期、スカンジナビア最北の地、ラップランドではロシア軍、ドイツ軍、そしてドイツと同盟を結んでいたフィンランド軍が戦っていた。フィンランド軍の狙撃兵ヴェイッコは、非戦闘的な態度に怒った戦友らから罰としてドイツの軍服を着せられた上、鎖で大岩に繋がれたまま置き去りにされる。その頃、ロシア軍大尉イワンは軍法会議にかけられるため車で護送中、味方の戦闘機に誤爆されてしまう。命を落としかけた敵味方ふたりの兵士を救ったのは、その地でひとり暮らす女性アンニだった。
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と、言うことで言葉の通じない三人が繰り広げる奇妙な生活がラップランドの自然を背景に展開されます。
さて、この映画のテーマ、
私はズバリ「生き抜く」ことと見ました。
フィンランド軍の狙撃兵ヴェイッコは鎖に繋がれ置き去りにされるのですが、
彼は鎖を引き裂くためにあらゆる努力をします。
メガネのレンズ外して組み合わせる。そのなかに水を入れて凸レンズをつくる。
木を集めレンズで太陽光を集め火を燃やす。岩に打ち込まれた金杭の上で小枝を燃やす。水をかける。繰り返す。
何度も何度も繰り返す。
鎖で繋がれた彼の姿が大きく夕日に映る。
次の日、また同じことを繰り返す。
さらに今度はライフルの薬莢だろうか、それを集め、小さな爆発を試みる。
試みる、、、、
その目からは絶望は感じられない。
ひたすら杭を外すことのみに徹する姿からは「いきぬくこと」のメッセジー以外伝わらない。
そして、
遂にその思いは通じ杭は外れる。
生き抜くことへの第一関門を彼は通り抜けたのです。
ラップランドの女性、アンニの生き様は美しい。
自然に抱かれ、自然に逆らわず、
が、したたかに生きるアンニ。
自然人とは死にも生にも敬虔なのだと思わせる「確かさ」がありました。
死に行こうとする魂を呼ぶ寄せる術。
原始的で呪術なのだが力強い。
ラップランドの人々の魂の考え方がよく現れていました。
ロシアのイワン。
彼もまた戦争に翻弄され、人を疑うことが身に浸みていたそれまでの生活。
やがて大地に足をつけて、自分が「ここに生きる」ということを学んで行く姿からは、
人への信頼とは言葉ではない、宗教ではない、「心」なのだという当たり前のことが伝わってきます。
時々に映される背景のラップランド。
山と森と湖。
深い色をした自然の中にあって、
さらに深い人の情がとても嬉しい。
生きることの原点を問うこの映画からは、戦争がもたらす不幸と終わった喜びも伝わってきました。
もの悲しくも美しいラストシーンは、
未来への躍動でもありました。
淡々とした流れと押しつけがましくない展開に、
終わった後はミントのような清々しい気分に満たされました。
本当に素敵な映画でした。
まだ観ていない方は是非、ご覧になることをお勧めします。
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コメント
なんかよさそうな映画ですね。
機会あれば見てみようと思います。
もしよければこんなのは?
「友情」 フレッド ウルマン
舞台は第二次世界大戦前のドイツ
ユダヤ人のハンスは、学校でコンラディン(名門のドイツ人)と出会い強い友情で結ばれるようになります。学校は平穏でした。
ナチスが勢力の伸ばしてきました。ハンスの父は母国はドイツという意識でドイツのためにがんばろうという人でした。(当時ドイツは大変な状況でした)
良識あるドイツ人はナチスを選ばない。私はイスラエルには参加しない。という考えでした。 (何らかの形でユダヤ人の多くは参加
しららしい)
ナチスが政権をとり、学校は変わりました。歴史はドイツ人の優秀さ、ユダヤを悪くする授業にかわりました。イジメが公然とおこなわれるようになりました。
ハンスはアメリカに行く事になりました。友情は終わってしまいました。両親は自殺に追い込まれました。
時がたち、コンラディンがナチスに怒り、ある事をしていた事を知りました。
(ネタバレになるんでここは内緒)
以上あらすじです。
気が向いてどこかで見かけたらどうぞ。
投稿: あゆ | 2007.05.24 20:36