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2007.05.01

今日から五月

今日から五月。
皐月です。
あいにくの雨の空を見ながらふと口ずさんだのは、
♪見渡せば青柳 
花桜こきまぜて
都には道の瀬に
春の錦あり
さおひめの織りなして 
降る雨に染めにける

この歌、今では「むすんでひらいて」として子どもたちに歌われています。
私もこの明治時代の歌詞を知ったのは学生時代。
歌の絵本と言う本、芥川也寸志(編)・安野光雅(絵)
の絵本を見た時です。
「へぇ〜〜〜むすんでひらいてってこんなに素敵な歌詞だったのか」
と、感激。
さらにその作曲がルソーだと知りまたまた感激。
学生時代と言えば、よく分からないのだけれどとにかく読もうと言うことでカントやヒュームや、いろいろ読んで(結局、なんにも分からなかったのですが、、、)
そしてルソーも「エミール」を友人と読み合わせたりしていました。
そのルソーが作った曲、しかもこんなに優雅な歌詞で、と感動していたのです。
ところが、この歌、戦時中は軍歌としての運命を辿ります。
クローズアップむすんでひらいてというサイトに詳しく書かれていますので興味のある方は是非ご覧ください。

〜追撃進撃行進曲
見渡せば 寄せて来(きた)る
敵の大軍 面白や
スハヤ戦闘(たたかい) 始まるぞ
イデヤ人々 攻め崩せ
弾丸込めて 撃ち倒せ
敵の大軍 撃ち崩せ


ううう===ん。
敵の大軍 撃ち崩せ、、、ですか。
 
さおひめが敵の大軍に変わりましたか。
悲しいことです。

美しい、そう安倍さんのお好きな美しい国、日本とは、
折々の季節の折々の神達が自然と共に織り育くむ情感ではないのだろうか???
敵の大軍を撃て、落とせ、崩せ、、、という歌から、
如何なる美しさも感じることはできない。

今、
私たちの国の総理は、
時代を逆戻りさせようとしている気がしてならない。
きな臭く、埃が舞い、いつもビクビクしながら空を見上げなければならないそんな時代に
なろうとしている気がしてならない。

子どもたちに、
いつまでも「むすんでひらいて」の歌詞を歌わせてあげたい。
間違っても追撃進撃行進曲なんかは歌わせてはならない。


そぼふる雨の五月。
窓に流れるしずくを見ながら、そんなことを思いました。

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