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2007.06.02

袁枚

鎖夏詩(しょうかし) 袁 枚

不著衣冠近半年   衣冠を著けざること半年に近く
水雲深處抱花眠   水雲 深き處 花を抱いて眠る
平生自想無官樂   平生 自ら想う無官の樂しみ
第一驕人六月天   第一 人に驕る六月の天

意味は以下のとおり。
正装の役人生活を辞めて半年
雲や水の深いところで、きれいな花に抱かれて眠る
いつも想っていたのは、官を辞めからの楽しみ
何と言っても一番はこの炎天下、六月の生活だ

作者は袁枚です。
字は子才。号を簡齋といい、随園先生として知られています。
鎖夏詩は作者40歳の時の詩です。
鎖夏とは「消夏」と同じで夏の暑さをしのぐことです。
6月の空は旧暦故、蒸し暑い季節。
こんなときは役人生活の象徴の衣冠を脱ぎ捨て自然に抱かれて自適に過すことが、何よりの自慢である、という意です。

昨日も書きましたが、
今日の夕方は西の空に水星が高く出るので注目してください。

さてさて、それにしても安倍内閣の異常ぶりはどうなんでしょう???
そう言えば、上の詩を書いた袁枚。
彼はなかなか興味ある人生を送るわけですが、彼の作品に子不語と言う怪奇小説があるのですが、
今の安倍さんの有り様をみると、事実は小説よりもさらに、さらに怖い、と思います。
先日の松岡さんの件については、ブログであれこれの推測や話題が満載。
こういった事件があれば、憶測は憶測をうみ一人歩きしていくのが常です。
が、
それが憶測や妄想とはいいきれない怖さが、現内閣にはあります。

これは、国政をつかさどる内閣としては、かなり「由々しき事態」と感じます。
ここまで国民や庶民を恐怖や力で縛りつける政治ってなんなのか???
安倍さん、本当にアナタが一番考えなければならない時期に来ていると思いますよ。

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コメント

せとさん、こんばんは~。
『子不語』はまさに岡本綺堂訳の『中国怪奇小説集』で読みました。
じつは私は筋金入り(?)の綺堂ファンです。
いちばん好きな綺堂作品は「白髪鬼」です。
いま旺文社文庫版の『中国怪奇小説集』を手にとって見たら、「平陽の令」「水鬼の箒」「きょうしを画く」に○がついていました。
このところ、政治経済関連の本ばかり読んでいましたので、ときには綺堂でも読み返したいと思います~。

投稿: 喜八 | 2007.06.02 21:19

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