« なんにたとえよ九官鳥 | トップページ | QBKの安倍さん »

2007.07.02

しょうがない発言

しょうがない発言について私もこの間、テレビやネットを見ながら、皆さんのご意見や自分の考えを纏めてみたりしていました。
私はつい先頃まで広島に住んでいました。
ブログを書き始めてから8月6日にはその時々の思い出を書いてきました。
薄れていく記憶2004年8月6日。
夾竹桃のうた2005年8月6日。
61回目の記念日2006年8月6日。
過去のこれらの記事を読み返しながら被爆地ヒロシマに思いを寄せています、、、
今回の久間さんの「しょうがない発言」と私がヒロシマで見たり聞いたこととのギャップを改めて感じています。
以前の記事ですが原点と言うタイトルで、アメリカのスミソニアン博物館の職員の話が「如何に被爆地日本」を理解していないかという苛立ちと「核兵器廃絶」の思いを書いたことがあります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
広島のあらゆる所に、被爆の、被爆なさった方々の思いや叫びが残っています。
私が平和を望むその原点はヒロシマにあります。
広島に初めて引っ越したとき、ビックリしたのはやはり生々しい被爆体験を聞いたからです。
すぐ隣に住んでいるおじさん、
子どもをつれて遊びに行った公園で知り合ったおばぁちゃん。
そして、私自身の書くことへの原動力になっている作家のSさん。
胎内被爆で今や体中がボロボロ。長い療養所暮らしでままならぬ手を使いながらも戦争告発の小説を書き続けています。
そのSさんが私にとっては原点であるような気がします。
実は、この文、左手でポロンポロンとタイプしています。
仕事柄、電話相談やらパソコンで腱鞘炎なのです。
だから、「もうブログを書くことやめよう、、、」と何度も思います。
しかし、そのたびに思い出すのがSさんの壮絶な生への執着と、平和への血の滲むような思いが頭をよぎるのです。
そうだ、、、
やっぱり、少しでも書いていこうと。
Sさんには遠く及ばなくても、書いていこうと。
藤原帰一さんの本ではありませんが「正しい戦争はない」と、私は今でも思っています。
(以前の記事より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

戦争は終わっていない、、、のです。
何年経とうと癒えることのない大きなおおきな傷を抱えて「普段」を暮らしている方がまだ沢山いらっしゃいます。
被爆国である日本人の私たちの責任は、
「伝えていくこと、そして再び戦禍にまみえる国、人々がないために力をそそぐ」ことなのです。
これしかないのです。
これだけなのです。
核兵器を如何なる国にも、
如何なる場合も使用しないことを国として世界に発進していくことが、
今、ここに生きている私たちの責任なのです!!!

さて久間さん。
アナタは世間が何を怒っているか、本当のところはわかってはいないのではないでしょうか?
アナタの発言の何が問題で、どこが謝罪しなければいけないことなのか本当のところは理解していないのではないでしょうか?
昨日の朝の報道番組、私も観ました。
ニコニコ笑いながら同じことを何度でも繰り返すその姿を見ながら、
「本当にこの方はわかっていない」と感じました。
その後、後付けでいろいろ謝罪(?)なさっているようですが、
その発言内容も「誤解を与えて悪かった」というもの。
オイオイ、、、
それって誤解した私たちがアナタの発言の趣旨を理解しいていないということ???
それは違う。
キッパリと言います。
私たちが怒っているのは、アナタの発言内容についてです。
原爆をしょうがないと認めるその発言は、
犠牲になられた方への冒涜、今を生きる私たちをバカにしている発言、未来に対して無責任なものであることを、アナタは理解できるでしょうか???

やれ選挙だ、
やれ野党の攻撃だ、、、とかとか、そういうレベルではないのです。
この時期であろうと無かろうと、アナタの発言は決して看過してならない。
いずれにしても、
いずれにしても、
この発言は人格そのものを疑わざるをえない重大なものであることを久間さんにはお伝えしたいと思います。
古い失言に新しい失言を重ねていく久間さん。
アナタが本当にわかる日はくるのだろうか、、、
(これを庇った安倍さんの第一声についてはまた機会があれば書きます)

|

« なんにたとえよ九官鳥 | トップページ | QBKの安倍さん »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15797/15626851

この記事へのトラックバック一覧です: しょうがない発言:

» レス3:「政府紙幣」は発行できない! − 政府紙幣が無視し続けられる理由 − [晴耕雨読]
>(5)政府紙幣が無視し続けられる理由 >これだけ好都合な打ち出の小槌がなぜ無視され続けるのか。あまりにも虫が良すぎるからだ。Too good to be trueというわけだ。だが冷静に経済の論理を追って行くと、戦争や破壊に頼らず赤字財政にも頼らない有効需要の生み方はこれしかないと分かる。政府紙幣と日銀券は等価交換が担保されるから、究極的には日銀のバランスシートの借方に政府紙幣が来て、同額が貸方に日銀券発行額が来る事になる。こうして見ると日銀に国債直接引受けさせているのと原理的にはさほど異ならな... [続きを読む]

受信: 2007.07.02 20:23

» 原爆投下はしょうがない? [遠方からの手紙]
 「原爆を落とされて長崎は本当に無数の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で今、しょうがないなと思っている」という内容の、久間防衛大臣の発言があちこちで波紋を呼んでいる。 当初、「詳しいことは聞いていないが、米国の考え方につい...... [続きを読む]

受信: 2007.07.03 06:29

» 民主主義が生きているかどうかの検証 [津久井進の弁護士ノート]
政府が民主主義の正論を,公式に解説したことがあります。 文部省が発行した教科書『民主主義』です。 1948(昭和23)年〜1949(昭和24)年に刊行され, 1953(昭和28)年まで,中高生の社会科の教科書... [続きを読む]

受信: 2007.07.03 08:28

« なんにたとえよ九官鳥 | トップページ | QBKの安倍さん »