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2007.08.19

サブプライム・ローンの背景

サブプライムABX指数が過去最安値更新、流動性懸念でと言うニュース。
世界中の株式市場で激震が走っているようです。

サブプライム・ローン問題に端を発したとされています。アメリカで信用力の低い個人向け高金利型(サブプライムと言う)住宅ローンの焦げ付きが増大→欧米金融機関(仏金融大手BNPパリバや独中堅銀行IKB産業銀行の傘下のファンド)の経営が悪化→信用不安により資金の貸し手が急減して短期金利が急騰→株価が急落。と言う構図に世界中が巻き込まれたわけです。
私は株事情は詳しくないので、詳細は他の方に譲るとして、
住宅ローンの実情に関しては肯けます。
私も何年か前に家を購入したとき、大手の住宅会社のセールスマンに「今、低金利で住宅購入買い時」とかなり煽られました。
建設業は基幹産業の一つでもあるから政府も住宅取得優遇システムを作り、消費者は悩みながらも住宅購入。
多くの方はローンを組むときいろんな銀行の商品を検討(ここでも住宅会社の意向が反映される場合が多いのですが)。初めの5年間は金利が低いのですがその後高くなって返済額が一挙にアップ。
その時バブルがはじけ不況と重なりリストラの憂き目に遭った方は泣く泣く住宅を手放した、、、と言う事を見てきました。
テレビでも「これ以上ローンが高くなったら払えない」と困惑している方の声が映し出されていました。
住宅バブルの犠牲者はますます増えていくのでしょうか?
問題の本質は、膨らんだサブプライム・ローンを債権を担保に証券化→住宅ローン担保証券など債務担保証券として売り出したことです。もともとの資産が不良債権になるリスクを含んだ高金利の債権ですから、リスクの大きい金融商品にならざるを得えないと言うことです。住宅ローン会社の融資リスクが証券購入者に転嫁されていったのです。
投機性の高い、高利回りの証券はヘッジファンドを中心に、各国の銀行や証券会社などに広く浸透していったのですが、上手くいっているときは問題なくても、そもそも危険一杯の商品故、崩壊する時期も早くやって来ました。2006年初めあたりから歯車が狂います。住宅市場の減速とサブプライム・ローンの焦げ付き急増。
予想されていた事がやってきたのです。
世界の金融市場の投機的なあり方が限界に近づいているということでしょうか?
この現象は一時的なものか永続的なものか?
あるいは仕掛人である金融機関の収益拡大の構図が多くの犠牲の上に成り立っている現仕組みは経済・社会の流れでどの様な意味があるか?
それこそグローバルな視点に立って考察していくことが肝要だと思いました。

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コメント

 長らくお休みを頂いて申し訳有りませんでした。
 ようやくパソコンに向かっていけるかなと思えるようになりました。ご心配をおかけして済みません。私の病気は自律神経のバランスが崩れるものですので、可成り精神的にやられます。
 さて、サブプライム・ローン問題で私が論調しなければならないのに、替わって書いて頂き有り難うございます。この問題が短期で終わるのか中長期にわたるのかは、アメリカのバーナンキさんの手腕に掛かっているのですが、私は今後どの位金利を下げていくのかにあると思っています。
 ですから中期にわたって解決されるものと思います。
 株をやっている人たちは今日の上げや、今週の上げで上昇トレンドになると考えたら間違うと思います。ここは電力、ガスなどデイフエンシブ株へ一旦シフトして、もう一度来る下げに備えた方が懸命かと思います。
 つい株の事となると長話になってしまいますが、この辺で復帰のご報告とさせて頂きます。

投稿: hitoriyogari | 2007.08.20 16:39

hitoriyogari さん。
お久しぶりです。
またお話が出来るようになりとても嬉しく思っています。
何回かhitoriyogari さんのブログを訪問していました。
復帰を心待ちしながら、、、
そうして今日、拝見したらさすが。
経済に詳しいhitoriyogari さんらしいエントリーがアップされていて本当に嬉しく思います(^.^)

お体、心配ですが無理なさらずゆっくりとなさってくださいね。
私も坐骨神経痛で痛い、イタイと叫んでいます。
お互い、じっくりなが〜〜〜く頑張っていきましょうね(^.^)(^.^)
どうぞ、これからも宜しくお願いいたします。
奥様の俳句のお話もまたおきかせくださいね。
では、、、また。

投稿: せとともこ | 2007.08.21 12:13

うちも2~3書いています。(森永さんのとか)

飲み屋さんがたまっているツケと福袋につめこんで売ったのはいいけど、ツケが払いない人がでてきて、買った人が飲み屋さんにおしかけてきて飲み屋さんが困ってしまった。というたとえがありました。

政策や民営化には良し悪しあるけど、もうちょぃ不具合おきること想定してできなかったのかしら??世界最高の頭脳集団なのにねえ~て一市民の心情です。

投稿: あゆ | 2009.04.20 13:05

あゆさん。
こんにちは。
そうですね、、、
「政策や民営化には良し悪しあるけど、もうちょぃ不具合おきること想定してできなかったのかしら??世界最高の頭脳集団なのにねえ~て一市民の心情です。」
と、言われますが、
私は確信犯では、、、と思ったりしています。
どうなんでしょう???

投稿: せとともこ | 2009.04.21 10:33

こんにちは、あゆさん、せとさん。

>「政策や民営化には良し悪しあるけど、もうちょぃ不具合おきること想定してできなかったのかしら??世界最高の頭脳集団なのにねえ~て一市民の心情です。」
>と、言われますが、
>私は確信犯では、、、と思ったりしています。
>どうなんでしょう???

なんていうか、辛口のコメントばかりしているけど、米国でも日本でも「大衆に媚びない頭脳は排斥される」という現象が起こっている面があるんですね。その結果として、真に将来を見通す事よりも、今の大衆に受け入れられる話をする方向に頭脳集団が構築される訳です。

なんだかフリードマンのことばかり書いてしまう(なにせ彼こそが「金融の国際自由化」を進めたシカゴ学派の中心ですからね)のですが、彼の書いた「資本主義と自由」という本は全米で爆発的に売れましたからね(あくまで経済学の本としてはですけどね)。
日本語版も出ていたと思います。米国人の気分に非常に合っている訳ですよ、限りなき自由という考え方はね。もともとヨーロッパのいろんなしがらみから逃れて自由な能力に応じて幾らでも羽ばたける国を求めて建国されたのが米国ですからね。
そして1976年にはノーベル経済学賞も受賞したのね。

 ここに「大衆の気分」と「学問的権威」の二つが合体して歯止めのない「自由化」が起こった訳です。実は彼の師匠はかれを破門したんですね。でも大学に残ったのは彼の方だったんです。
 こう考えて貰うかも良いかも知れません。誰を「世界最高の頭脳集」として選ぶかという時に、大衆の意識が「自分たちの気分に合う事を言うのが世界最高の頭脳だ」と考えて選べば、世界最高の頭脳集団は、大衆の気分に迎合する経済理論を出すというだけです。

投稿: 技術開発者 | 2009.04.22 10:44

技術開発者さん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
なるほど、、、

「誰を「世界最高の頭脳集」として選ぶかという時に、大衆の意識が「自分たちの気分に合う事を言うのが世界最高の頭脳だ」と考えて選べば、世界最高の頭脳集団は、大衆の気分に迎合する経済理論を出すというだけです。」

とてもわかりやすい!!!

そうですね。
「たかが大衆、されど大衆」ですね、、、

そして、
だからこそ、
大衆・庶民の一人として、私はますます声を大にしていく必要を感じます。

開発者さんと知り合った初期のころフェビアン社会主義について教えて頂きました。
ふと思い出した次第。

では、、、またね(o^-^o)

投稿: せとともこ | 2009.04.22 12:30

こんにちは、せとさん。

或る意味で民主主義というのは怖いものである訳ですよ。専制政治の時代に社会の格差是正型の改革を目指した政治哲学者たちは、専制君主に気に入られさえすれば、格差是正型の政治に関与することができた訳です。たとえ、それが別に君主は庶民の地位が引き上げられる事を望んだのではなく、台頭している有力貴族の力を削ぐことが目的だったとしてもね(実際に啓蒙専制君主として知られる王様たちは、平民の意識を高める事を目的とするよりも、貴族の地位を引き下げて王権の安泰を願ったのですけどね:笑)。でもそのことにより平民と貴族の様々な格差が現実に減ったし、意識が高まった国民はやがて民衆革命を起こすところまで行くわけですけどね。でも民主主義社会では、誰に気に入られるといって、国民の多くに気に入られなくては政策に関与出来ない訳です。

>開発者さんと知り合った初期のころフェビアン社会主義について教えて頂きました。

少し、別な経済学の話をしましょうか?厚生経済学の話です。厚生経済学っていうのは「最大多数の最大幸福」を公理とする経済学です。現実に行うのは個人個人の幸福感が経済活動でどの程度得られるかを見積もり、それを国全体に足し合わせる訳ですね。でもって、幸福が最大になる経済活動が「正しい」とする訳です(書いていてここまで単純化して良いのか心配になるけど:笑)。

たとえ話をしましょう、例えば、TVを持っていない人がTVを購入する時の幸福を10としましょう。じゃ、既にTVを持っている人が2台目のTVを購入した時の幸福は10でしょうか?やはり、最初ほど嬉しくないでしょうから5としましょう。4人家族で部屋が5室の人が6台目のTVを買った(買うかなぁ~)としたら、たぶん1くらいじゃないでしょうか。ではTVを持てない人がTVを買える様になる経済政策と、その人たちは置いておいて、既にTVを何台か持っている人がさらなるTVを買える様になる経済政策を幸福の総和で比較する訳ですね。そうすると、同じ金額が動いても10の幸福の人が沢山買う方が「最大多数の最大幸福」に近くなる訳ですね。自分であまりに単純化しすぎて怖くなるんですが、まあ、そういう経済学です。TVでイメージが湧かなかったら、自動車でも家でも考えてくださいね。

実はこの幸福の積算みたいな部分が他の経済学派に無い特徴なんです。ケインズ学派でも新自由主義学派でも、例えば10億円の所得があり10億円の消費が行われると、それは同じ効果という計算をする面はあります(国民総生産では同じ効果)。例えば、金持ちが10億の所得を得て10億の別荘を買うのも、家を持たない20人が5千万円の家を買うのも同じとみるか、違うと見るかです。厚生経済学では相当な差になる訳です。

実際には、経済政策にはパイの広がりという部分があるので、単に「上から取って下に」とやるよりも、「上も下もどちらも幸福」という政策があればそちらの方が「正しい」政策になるということくらいは書いておきますね。そうでないと、格差是正こそ全てみたいになるからね。

投稿: 技術開発者 | 2009.04.22 13:36

これは面白いです。↑今注目している経済と心理の関係ですね。人間の心理が考慮されていないのが問題という指摘もありました。
日記で以前とりあげたんですが、論理的に行動するとそぐわない(説明できない)という心理学的実験もありました。
経済心理学も関係しそうですね。

投稿: あゆ | 2009.04.23 08:47

技術開発者さん。
あゆさん。
こんにちは。

技術開発者さん。
私もあゆさん同様、とても面白いと思いました。
「厚生経済学」ですかぁ、、、
〜〜この幸福の積算みたいな部分〜〜〜
うううむ。
新しい局面ですね。
パイの広がりと分け方ですかぁ。
なるほど。
あゆさんのご指摘のように「経済と心理」に関わる問題を不満なくより公平にと、言う意味なのでしょうね。
この問題、また考えてみます♪

あゆさん。
また新鮮な切り口で斬って下さい。
楽しみです。

投稿: せとともこ | 2009.04.23 15:06

これ前かいたんですど、日記リストにはいっぱいあるので・・・。


2007年日記リストはこちらをどうぞ http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-03-27
 2008年日記リストはこちらをどうぞ http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2008-03-28
 2009年日記リストはこちらをどうぞ http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2009-02-22

投稿: あゆ | 2009.04.23 15:26

こんにちは、あゆさん、せとさん。

>これは面白いです。↑今注目している経済と心理の関係ですね。人間の心理が考慮されていないのが問題という指摘もありました。

そう、厚生経済学というのは人間の「行動動機」みたいな部分を大胆に取り入れるというか、それを根底において経済活動をみます。動機があり、行動があり、そして何らかの見返りがある。その見返りによって幸福がもたらされると考えるとき、動機の問題を放っておくことはできませんからね。私は良く、カーネギーの話をします。彼が鉄道の電報助手をしながら貯めたお金で、鉄道会社の株を買ったとき、彼の頭にあったのは「この金でで鉄道がもっと伸びる」という思いなんですね。儲かるかどうかではなく、鉄道という文明の利器が伸びて欲しいという思いが動機である訳です。彼は、その後も鉄道会社への投資を続ける訳ですが、あるとき、「鉄道が延びるのに必要な鉄が足りない」と気が付き、鉄鋼会社への投資に切り替える訳です。そして、鉄鋼会社の経営に参画して、やがて鉄鋼王となる訳ですけどね。彼の動機が自分の儲けではないからこそ成功したみたいな部分もありますし、晩年の彼が財団を作って社会活動に傾注したこととも関係しますね。

アマルティア・センという厚生経済学者がいます。彼は「潜在能力」という概念を出していますが、「人間はどような状態でありたいと望むのか」「そのためにどのような行動を取りたいと望むのか」を追求することで、社会の経済的な動きを把握しようとする訳ですね。

以前、せとさんに「社会的威勢というのは、最も低コストで、嫌な仕事をする人間を社会が確保する方法」なんて話をしたことがあります。原始の村で「勇者」を祭り上げることで、本来最も危険性の高い「巻き狩りの仕留め役」を確保するなんてたとえ話ですね。孤島に赴任する医師や、消費者問題に取り組む弁護士というのを「儲けにもならない馬鹿」と決めつけ、「医師も弁護士も金儲けのためにやっている」と社会が言うのなら、そういう医師や弁護士を目指す若者は居なくなる訳です。

新自由主義では、報酬を金銭のみで評価します。つまり、10億円受け取る経営者は1億円の経営者より10倍価値があるとする訳です。そして累進課税により、10億円の経営者の手取りが4億で1億円の経営者の手取りが8千万円なら、価値が5倍に過ぎなくなり、それだけ行動動機が下がると考える訳です。でも、現実は違います。社会は手取りではなく額面で評価し、社会的威勢も額面の方が大きく反映します。

或る意味、新自由主義というのは「畳の上の水練」「机上の空論」の部分が大きいと思うのですよ。

投稿: 技術開発者 | 2009.04.24 08:33

あゆさん。
技術開発者さん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。

あゆさん。
拝見しましたよ♪
あなたの記事にナイスを送ろうとクリックするのですが、反映されないようで残念。
でも、しっかり「ナイス!!
グッジョブ」と言っていますよ。(*^-^)
とくに言論の自由、面白かった!
知らないこと、いっぱいありました。
記事を読みながら、学ばせていただきました。
ありがとう。
また楽しみにしています。

技術開発者さん。
厚生経済学。
面白いですね!

「彼は「潜在能力」という概念を出していますが、「人間はどような状態でありたいと望むのか」「そのためにどのような行動を取りたいと望むのか」を追求することで、社会の経済的な動きを把握しようとする訳ですね。」

フムフム。
馬を湖には連れていけるが、水を飲ますことはできない、という感じですね、、、
本当に。
マルクスが目指していたものも、本来はこうした「人の自発的経済活動」だったのでしょうか???

投稿: せとともこ | 2009.04.24 11:26

こんにちは、せとさん。最初に少し笑い話を書きましょう。

私の所にもう20年くらい技術相談にきている人が居るんですけどね。産業の中で必ず使われるものを作っているので、会社として安定はしているけど、そう沢山売れる物でもないし、一応、同業他社との競争があるから利益もそんなに多くはなくて、安月給の会社なのね。でね、若い人が「こんな月給でやってられるか」と辞めてしまうことが何度か続いたのね。でもって彼は、若い時に会社を変わったてその会社に入ったので「君なら若い人が説得出来るかも」なんて言われて説得したのね。でもって、言ったのが「うちは、上も給料安いんだぞ」なのね、オィオィだよね、せめて「偉くなったら給料も良くなる」と言ってやれ(たいして良くないけど上がるのは上がるんだから)。でもね、彼には彼の言い分があるのね。前に居た会社も安月給だったけど、上の方の経営者一族の給料がとても良かったのね。でもって、一族でないと決してその給料がでる地位には成らなかったという訳です。彼に言わせると、同じ安月給でも「今の会社の方が心が安らか」だという訳ね。若者を説得はできないと思うけどね。

>マルクスが目指していたものも、本来はこうした「人の自発的経済活動」だったのでしょうか???

実のところ、マルクスの少し前の時代に労働者階級の社会意識が高まった背景というのが、「彼の不満」と似ているのね。もともと、ヨーロッパというのは麦作地帯で米作地帯に比べると「貧しい」のね。農民から年貢を取り立てて家臣とともに食っては居るんだけど、農民が飢え死にするほどは取り立てられないからね。王様や家臣もそんなに豊かじゃない訳です。そういう状況だと、結構、安定している訳です(彼の今の会社ね)。コロンブスがジャガイモという作物をもたらすことで、生産が増加して皆さんが思うような「着飾ってパーティをする王様や貴族」というのが発生する訳ね。それと同時に農民の「なんでこっちは食うや食わずなのに、王様や貴族は豊かなんだ」という意識がでる(彼の前の会社ね)訳です。そして、やがて産業革命ね。工業の生産性は一気に高くなる訳です。そして、労働者と経営者の格差がとてつもなく開く訳ですね。そうやって、「昨日よりも今日の方が格差がある、今日よりも明日の方がもっと格差が有るだろう」なんてのは、人に「社会とはどう有るべきか?」みたいな意識をもたらし易いのね。

なんていうかな、マルクスが見た労働者というのは学はなくても「社会とはどう有るべきか?」「自分たちはどんな社会に生きたいのか?」という問いかけはしっかりあった面があると思っています。

投稿: 技術開発者 | 2009.04.24 15:14

ナイスはソーネットだけみたいです。うちからはソーネット以外のブログのトラックバックができないです。孤高のソーネット??

カーネギーさんのいいお話ですね。うちが前とりあげた小林さんん(阪急創設の自由主義?)を思い出します。自由競争が思いやり・愛を失い数値目標で決まるとおかしくなりそうですねえ。

誰かのお話、(経済心理学)一人のお金持ちに1000万円あたえても消費はかぎられます。100人に10万円渡してこれを「消費」するようにとすればほとんどなくなります。

一定金額こえると浪費(消費)は伸び悩むそうです。

投稿: あゆ | 2009.04.25 08:58

技術開発者さん。
あゆさん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
今日はなんだか寒く感じるような天気ですね。
いかがお過ごしでしょうか。
お風邪ひかれませんように。


さて、技術開発者さん。
前半は、とても分かりやすく、
後半は歴史をふまえ教えていただきました。
なるほど、、、
ついつい「いま」の現状の厳しさや将来への危惧を表明する記事になりがちですが、コメントを拝見して改めて歴史を感じた次第。
また勉強しようと、意欲がわいてきます。
時間が許せば、また書きますね。
その折は、いつもどおりよろしくお願いします♪


あゆさん。
そうかぁ、、、
ナイスってのは、そのような機能なんですか、、、

了解。
心ではいつもナイスだからね(o^-^o)

経済心理学、
それから厚生経済学。
興味沸きますね!!!

知らない事だらけ。
本当にワクワクします。
また、技術開発者さんからいろいろ教えられ、
あなたからも刺激され、
がんばりましょう!!
お互いに。

では、、、

投稿: せとともこ | 2009.04.25 16:44

コメントに一言「ナイス」て(笑)

投稿: あゆ | 2009.04.26 19:53

せとさん。今日は。
>世界の金融市場の投機的なあり方が限界に近づいているということでしょうか?
この現象は一時的なものか永続的なものか?

うんうん唸って考えております。資本主義の矛盾が極限に達して、資本主義は今、終焉を迎えているのか。 そうであれば、どんな経済が新しく考えられてくるのか。近代経済学の復習も迫られて来た思いです。市場経済も取り入れながら、社会主義経済を追求している中国、ベトナムの経済は人類史的に見てどうなのか。こちらも気になります。今度はマルクスの復習もか。(笑) 何れにしろ、これからは、現実の経済を見ながら、経済学の勉強にも意欲が湧いて来ます。結論は?三途の川の向こうの国で出ることになるかも知れません。 しかし、学問、科学というものは人間に活力を誘起してくれる力があるのでしょうか。あまり、すぐに結論を出せないことに、こだわりを感じさせないようです。(^O^;

投稿: hamham | 2009.04.27 11:33

あゆさん。
hamhamさん。
こんにちは。


あゆさん。
ナイスコメント、ばっちりですよヽ(´▽`)/

hamhamさん。
「資本主義の矛盾が極限に達して、資本主義は今、終焉を迎えているのか。そうであれば、どんな経済が新しく考えられてくるのか。近代経済学の復習も迫られて来た思いです。市場経済も取り入れながら、社会主義経済を追求している中国、ベトナムの経済は人類史的に見てどうなのか。こちらも気になります。今度はマルクスの復習もか。(笑) 何れにしろ、これからは、現実の経済を見ながら、経済学の勉強にも意欲が湧いて来ます」


おおおお、、、

すばらしい。

楽しみです。
私もご一緒に勉強させてくださいね。
いろいろアドバイス、ご意見、刺激、を受けながら、
学びたいと願っています。
これからも宜しくお願いいたします。

投稿: せとともこ | 2009.04.27 13:11

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