« 9・11から6年目 | トップページ | セプテンバー・バレンタインは自民党に »

2007.09.13

安倍総理辞任劇から学ぶこと

昨日は安倍さんの突然の辞任で日本列島揺れに揺れました。
マスコミ・ネットでも大勢の方がこのニュースをそれぞれの立場で発信。
私はと言えば、昨日はテレビの前で釘づけ。
次から次に伝わる情報に翻弄される自分にやや苦笑。
今日は、ネット界隈の皆さんのご意見をROMしながら「そうね、、、そうね」と肯くことしきり。
で、あなたの意見はと聞かれれば、そりゃ言う事はこれしかないでしょう。
「見ていたのはアメリカだったのね」と。
実に分かりやすい辞任表明。
一言も国民へのお詫びなし。
あるのはテロへの対応と国際社会への責任だけ、、、
そして最悪極まったのは小沢さんへの責任転嫁と先の内閣(小泉さんの内閣)への恨み節。
子どもに見せたくないものの一番でしたね。
尤も強硬・強行・凶行採決も子どもたちには見せたくなかったが。
それにしても安倍さん。
最後までKY安倍さんは引き際さえ赤面ものでした。

その理由は明らかです。
アナタは肝腎の国民を見ていなかったのだから。
国民が今、何を求め、どの様に政治に期待しているかサッパリわからなかったアナタ。
引き際まで飾ることの出来なかったアナタは日本版ジョン王かぁ〜〜〜〜
===============
ジョン
ジョン(John, 1167年12月24日 - 1216年10月18日または10月19日)はプランタジネット朝第3代イングランド王(在位:1199年 - 1216年)。イングランド王ヘンリー2世の末子。ヘンリー2世が幼年のジョンに領土を与えなかったことから、欠地王(Lackland)と呼ばれる。
大陸領土喪失、教皇への屈服、諸侯の反乱と軍事的・外交的失政が目立ち、強制されてマグナ・カルタを認めたことのみが強調され、イングランド最悪の君主と評価されることが多い。

無能、暴虐、陰謀好き、裏切り者、恥知らずと評され、大陸領土喪失、甥殺しによる信望の喪失、教皇への屈服とイングランドの寄進、重税、諸侯の反乱と失政が続き、唯一評価されるのは「強制されてマグナ・カルタを認めイギリスの民主主義の発展に貢献した」ことのみと、在位当時から後世の評価まで徹頭徹尾、評判の悪い王である。

wikipedia.より
===============

「大陸領土喪失、教皇への屈服、諸侯の反乱と軍事的・外交的失政が目立ち、強制されてマグナ・カルタを認めたことのみが強調され、イングランド最悪の君主と評価されることが多い。」

似ている、、、安倍さん。
沖縄をさらにさらに米軍基地へと化し、ブッシュに一も二もなく屈服。
閣僚の不祥事に軍事・外交失政。
強制されたテロ特措法でついに失脚。
かぁ〜〜〜〜

「無能、暴虐、陰謀好き、裏切り者、恥知らずと評され」

似ている???
かどうかは分かりません。
安倍さん個人の人格は知己ではないのでここで書くことは出来ません。
そういやお玉さんが安倍さんの脱税疑惑書いていましたがどうなんでしょう???
以前から欠知総理(失礼)と心ひそかに安倍さんのことを思っていたのですが本当に「ケチ総理」だったのですねぇ。
いずれにしても、目指していた「美しい国」はカラカラと空回りしていたことを強く感じます。

今日、病院に入院なさったとか。
早く
回復なさることは願っています。
安倍さん、そして小泉さんが目指したものは国民とはかけ離れたものであったことを、ゆっくりと病床で見てください。知ってください。

ねじれていたのは、
参議院で多数をとった民主党ではなく、
国民とであったことを是非、おわかり頂けることを祈っています。


そして私たち国民はいよいよ明日から始まる総裁選。
大きな、おおきな関心をもって見守っていきたいものです。
なにしろ国民の声は政治を動かすことが出来るという当たり前のことを今回の安倍さん辞任劇は教えてくれたのだから。


学んだことはただ一つ。
「国民を欺いてはいけない」。
私たち庶民にとっても政治家士にとっても、
今回の安倍辞任は教訓となります。

民主主義の原則は何か???
誰のための政治か???
改めて考え、学ぶものでした。
そして学ぶだけではなく行動を伴うことが大切です。
つまり、
「国民の目線に立つ」という。

|

« 9・11から6年目 | トップページ | セプテンバー・バレンタインは自民党に »

コメント

 もう自民党の政権では誰が遣っても魅力はないですね。
 矢張り選挙管理内閣となるのは致し方ないでしょう。
 国際会議に出席したら、時期を見て首相の専権事項である衆議院の解散を断行し、国民に信を問うてからでないと政策の実行は出来ないでしょう。
 我々の出番は解散総選挙です。小泉さんがぶっ壊したはずの自民党を、確実に壊すことの出来るのはその時です。
 さあ、自民党の
迷走ぶりをとくと拝見して、しっかりと次の総選挙に政権交代を実現したいものです。

投稿: hitoriyogari | 2007.09.13 16:03

もうあんまりいじめちゃかわいそうだっていう気になってきました。
笑ってるのは、麻生か、小沢か。

投稿: natsu | 2007.09.13 17:03

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 安倍総理辞任劇から学ぶこと:

» 「安倍お坊ちゃん砲、遂に暴発!! 辞任へ」…クソガキ法は全部白紙に戻せよ!! [dr.stoneflyの戯れ言]
 一生懸命DV舛添の「家族だんらん」の記事を書いていたら、MLが流れてきた。  安倍首相が辞意!! 辞任!!  で、総辞職かよ? あああ、舛添ネタはボツじゃねえか。  ああ、そういうことか!! 舛添入閣させたのは、復讐目的の自爆テロのためだったんだ。  よくやるわ、ほんまに。  それで、表向きの理由が「代表質問に答えられない」だってさ。  大笑いだぜ、いままで「答えてたつもりなんだ」  しかも、しかも麻生が記者団に、安倍の代弁をして  「自分には求心力がない」って言ってたって...... [続きを読む]

受信: 2007.09.13 15:54

» あ〜あ、放り出しちゃった。 [あんち・アンチエイジング・メロディ]
安倍首相の突然の辞任表明。そのタイミングの悪さに、永田町も霞ヶ関も首を傾げっ放し。自民党内は混乱の極み。私は単純に心身ともに耐えられなくなって、放り投げたんだと思いますね。一国の首相がやるような事ではないけれど、もともと器でなかったのだから、不思議はない。政治生命も尽きたでしょう。参議院選直後に辞めておけば捲土重来も有り得たかもしれないのに、もう隠居するしかないのでは。... [続きを読む]

受信: 2007.09.13 15:59

» 無責任予想(賞味期限は一週間) [アルバイシンの丘]
 とうとう安倍さんが総理を辞める.ここでは急遽,今後の政界の成り行きを予想してみよう.といっても,とんでもない無責任予想.オッズが50倍以上なければとても買えない内容である.緊急速報!といっても賞味期限がすぐ来る記事です. ずばり,小泉新党起ちあげに動くかもしれない,ということ.アメリカ様の指示が来るかもしれない.ただし,間違ってはいけないのは,小泉自身はもう表に立たない.これはほとんど確信できる.なぜなら,もし失敗したらせっかくの出来上がったカリスマ伝説がパーになるから.改革とやらの化けの皮がはが... [続きを読む]

受信: 2007.09.13 19:35

» 安倍首相の似顔絵。安倍首相、辞意表明。 [「ボブ吉」デビューへの道。]
お昼の「どんど晴れ」、あともう少しで終わりってところで、 1時を待たずして、ニュースに切り替わった。 「安倍首相、辞意表明」 あまり政治を知らない僕でも、「え?このタイミング?」と 思ってしまいましたよ。 2時からの記者会見では、さすがに疲れた表情してましたね。 記者からの質問に、答になってない返答も多かった気がします。 相次いだ閣僚の辞任劇、そして参院選の惨敗、そんな場面で 安倍さんは、何一つリーダーシップをとれてない気がしました。 この人は、なんで総理になったんでしょう。 小泉さんは、やりた... [続きを読む]

受信: 2007.09.13 20:20

» 悠久の歴史に想い馳せ [再出発日記]
「歴史的な事件は2度起こる。最初は悲劇として、2回目は茶番として」(『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』カール・マルクス)偉大なるナポレオン一世(小泉)の後継者たるを自認して登場したナポレオン三世(安倍)であったが、そもそも三世(安倍)は一世(小泉)の栄光(...... [続きを読む]

受信: 2007.09.14 01:56

» 国民主権を“ナルシズム美のため”に弄び”放り投げた「世襲いかさま [toxandriaの日記、アートと社会]
※[暴政] 国民主権を“ナルシズム美のため”に弄び”放り投げた「世襲いかさま師」たちの罪 (日本国民の悲劇の発端は小泉劇場に仕込まれた“いかさま”にある) 【画像1】ヒエロニムス・ボッス『いかさま師』 Hieronymus Bosch(ca1460-1516)「The Conjurer」Oil on pa... [続きを読む]

受信: 2007.09.14 09:19

» 民意、憲法を蔑にする政治家、政党の末路 [ブログ blog で 情報交換]
民意に抗して、理不尽な、恣意的な反国民の政治スタンスをごり押ししていた安倍自公政 [続きを読む]

受信: 2007.09.14 14:18

» 小沢民主党政権 来年の夏には成立 [医療制度改革批判と社会保障と憲法]
安倍首相の政権投げ出しについて、驚愕をもって論評されていますが、大きな政治の流れからみて、また「資本」=多国籍資本の企図からみて、驚くにはあたらない展開だといえます。  ただ、安倍首相の辞め方が、所信表明演説をして、その演説に対する各党の代表質問を受ける当日に、舞台を降りるという、あまりにも唐突で、前代未聞の辞任であったことには、唖然としました。  その安倍首相に対して、「何もやらなかった」「無責任」「おぼちゃま」というような非難が投げかけられていますが、本当にそうなんでしょうか。  改悪教育... [続きを読む]

受信: 2007.09.15 18:05

» [民主主義の危機]映画『ブラック・ブック』に見る“美しい国”崩壊の危機の真相 [toxandriaの日記、アートと社会]
[副題]民主主義は“薄皮饅頭の皮”のごとくフラジャイル(脆弱な統治システム)であることが理解できない日本の危機 映画『ブラック・ブック』(Black Book)、公式HP → http://www.blackbook.jp/ ・・・今年、3月〜7月ころに全国ロードショーが行われていましたが、... [続きを読む]

受信: 2007.09.16 00:50

» 「カイカク真理教」 [喜八ログ]
「小泉改革」とは結局のところ「カネ持ちアメリカ人」とその手先(エージェント)である「一部の日本人」のための改革だったのです。とことん貪欲で酷薄な者たちの「俺(私)たちにもっとよこせ。貧乏人のことなど知ったことか、勝手にしろ。税金? そんなものは、できるだけ払わん」という身勝手な要望に応えた。それが「小泉・竹中改革」の本質です。... [続きを読む]

受信: 2007.09.16 20:35

» [参考情報][映画『ブラック・ブック』に見る“美しい国”崩壊の危機の真相]の残照 [toxandriaの日記、アートと社会]
・・・カリス・ファン・ハウテン (Carice van Houten)は、この映画『ブラックブック』で映画部門の最優秀女優賞を受けたオランダの女優です。 <注>当記事は、[映画『ブラック・ブック』に見る“美しい国”崩壊の危機の真相、http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20070915... [続きを読む]

受信: 2007.09.17 17:20

« 9・11から6年目 | トップページ | セプテンバー・バレンタインは自民党に »