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2007.09.05

日本の農業

今や鬼門と言われる農水相。
それにしても前任の遠藤さん、ひどかったですね。
「このポストだけはいやだった、、、」なぁんてこんな言葉よく言うよなぁ、、、と思いながらテレビを見ていました。
日本の農業、未来はあるのでしょうか???
ご存じのように日本の食料自給率は低迷、4割台。
と、言うことで今日は日本の農業行政、主には担い手政策について調べたのでエントリーとしてあげます。

2005年3月「食料・農業・農村基本計画」が改訂されました。
1,食の安全、食生活
2,消費者のニーズ
3,多面的機能や農村への期待
などが書かれています。

特に担い手政策に対してはアメリカや財界の要求する輸入自由化、市場任せをさらにすすめ、政策対象を重点化・集中化するとしていることが特徴です。
政府が言うところの担い手とは現状300万の農家を2015年には40万強増大させ前の内の7割から8割を経営するという構想です。そして「経営所得安定対策」が講じられました。
しかし現実にはこの対策は農家を選別する役割を担っただけです。
そして法人化した少数の「超大規模経営」の農業形態が担い手となりそれ以外の農家は全て集落営農組織に組み込まれていくという図式が鮮明になりました。

食料自給率目標について、達成の期限を2010年から15年に先送りしてカロリーベースで45%と前計画と同じ水準にしています。
成果が上がらない理由は、
加工・業務用需要を含め消費者のニーズの把握・対応不足と担い手の育成・確保の不十分さとされています。
多くの生産者に大きな打撃を与えている輸入野放し状態や、生産や価格を市場任せにした政策で、自給率目標も農業の多面的機能も「絵に描いた餅」以外の何者でもないということでしょうか?
実際、今までもことあるごとに、自民党農政の不備、つまり
農業貿易の拡大を最優先、助成政策による増産を否定するWTO(世界貿易機関)農業協定を全面的受け入れ、国境措置(輸入規制や安全確保)や価格政策を放棄など声高に言われていました。
今回の農水大臣の辞任劇の数々。
しかし本当に私たちにとって大切なことは農業制その物のゆくえです。
適切な国境措置や生産者価格の下支えなど、国が本来果たすべき政策の確立することや市場原理だけで動く大規模経営や法人経営だけを優遇する政策からさよならして、現実に生産を担っている多くの農家と産地が意欲をもてるように指導、
担い手の育成そして自給率の向上が大切だと改めて考えます。

WTOと日本の農業
肉用牛経済も併せてお読み頂けると嬉しく思います、、、

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コメント

こんにちは。農業て自然科学からみて気になります。
自給率も大切ですが、「土」を守るいい方法関係者のかたに考えてもらえらと思います。
個人的に「インプットアウトプットの原則」と呼んでます。「土から生まれて土に返る」この循環がないと、土は弱るそうです。

投稿: あゆ | 2007.09.05 12:48

あゆさん。
こんにちは。
お元気でいらっしゃいましたか?
今年の夏は格別に暑かったですね。
あゆさんからはいつもコメントを頂いていたのに、
あの頃、坐骨神経痛でなるべくネット前に座っていなかったのです。自分のエントリーだけあげてコメントへのお返事できなくて忸怩たる思いをしていたのです。
あなたからのコメントないかなぁ〜〜〜とこの頃心待ちにしていました。ありがとう、、、


さてさて、頂いた内容ですが、
そうですね、「土」ですか。
これに関しては私も分からないのでまた考えてみます。
これからも、あゆさん教えてくださいね。
では、、、またね。

投稿: せとともこ | 2007.09.05 13:47

お体の具合はもういいんでしょうか?
うちはまあまあ元気です。

土を考えるとゴミ・健康も関係してくるようです。自然科学の知識がほしいです。

どうすれば、循環するのか考えていったほうがいいかもしれませんね。

投稿: あゆ | 2007.09.05 16:03

せとさん。今晩は。

本当に人が生きて行くためには、食料、農業が非常に大切だと思います。食べ物が無ければ人は、栄養失調、餓死してしまいます。戦争の時がいい例です。

ですから、農業を土台に、農業と工業が相乗的に発展するような政策の実行が大変大事なことだと思っております。

「農業の大臣だけにはなりたくなかった」などとホザク政治家がいる間は、国民は餓死してしまうかもしれませんね。

世も末です。 頼みは自分達、主権者、各々方の決意とそのパワーです。


投稿: hamham | 2007.09.05 22:24

「エネルギーを支配することで国家を支配できるが、食物を支配することで個人を支配できる」
ヘンリー・キッシンジャーの言葉ですが、真実でしょう。そしておそらくアメリカはその線に沿って動いています。穀物メジャーの雄、アメリカのカーギル社なんてのは非上場企業で、市場原理と一方では言いながら、会社の経営は市場原理に委ねない。おかしなものです。

農業は人間が生きていく基本です。そして農業の基本とは、本来は自分の食べ物は自分で作るのはずなんです。
貨幣経済が発達して、食べ物は商品になってしまいましたが、果たしてそれでいいのか? 根幹から考え直すべきです。

投稿: 愚樵 | 2007.09.06 09:35

あゆさん。
hamham さん。
愚樵さん。
こんばんは。
コメント有り難うございます。


あゆさん。
持続可能な社会を目指して私も農業、環境などをいくつか記事にしたことがあります。
あゆさんの直接のコメントへのお答えにはなりませんが、ご覧ください。
そしてまた貴重なご意見をお待ちしています。
私も土については考えますね。
http://ts.way-nifty.com/makura/2006/06/post_2a8d.html
http://ts.way-nifty.com/makura/2007/04/post_b56d.html


hamham さん。
本当に私たち主権者がきっちり、しっかりと見極めていく必要を今日ほど感じることはありません。
毎日毎日、政治家、閣僚の政治と金がニュースになるこのごろ。もううんざりですね、、、
私たちの声を届けるときです。
お互い、がんばりましょうね!!!
ではまた。


愚樵さん。
そうですね。時間が戻れば自給自足の生活も悪くないかもしれませんね、、、
まぁ、そうもいかないから、やはり出来れば安全で豊かな食料事情を保障してもらえるような行政を望むことが今、やることなのでしょうか?
いずれにしても命の根幹に関わる問題ゆえ、しっかりとみていきたいものです。
では、またね。

投稿: せとともこ | 2007.09.06 22:47

瀬戸さん、一言だけ。

>時間が戻れば自給自足の生活も悪くない

「時間が戻れば」でなければ考えられないというのでは、私には思考にある縛りがかかっているようの思えてしまいます。

投稿: 愚樵 | 2007.09.07 08:38

うちは農薬控えめのお野菜が好きです。その方が味もいいし、栄養価もいいし、自分の体にもいいです。だだ値段が・・。

需要ふえると、農家の方も農薬へらしたもの作りやすくなりますよね。
土にもやさしいし。

でも余分に手間かかるそうで、農家の人は大変かも?

投稿: あゆ | 2007.09.07 11:17

http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-07-31
http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-08-23-6
http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-08-23-4
http://blog.so-net.ne.jp/life-ayu/2007-08-30

環境系のものです。
正直わからない事だらけです。現実的にできる事てなんでしょう?

投稿: あゆ | 2007.09.07 12:25

 1980年ころですが「なぜ世界の半分が飢えるのか」というようなタイトルの本を読んで,食糧を扱う巨大商社の犯罪的な行為だとか,途上国援助のあり方だとか,すっかり考え込んでしまいました.飢えた貧乏国相手よりも,リッチな国にペットフードを売るほうが儲かるんでしょうね.グローバリゼーションって本当に何なんでしょう.

 土の話ですね.土に興味があったら,ニコンのファーブル(倍率20倍の実体顕微鏡)で,小さな生物の世界をのぞいてみてください.こういう時にこそ自然史博物館を大いに利用すべきと思います.図書館と同じセンスで博物館が利用できると良いな,と常々思っています.

投稿: Ladybird | 2007.09.07 16:40

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