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2007.10.15

亀田騒動から学ぶこと

今、話題は例のボクシングの亀田選手。
「いかなる処分も受ける」亀田大の反則問題で金平会長と言うことで亀田親子、また所属ジムの処罰について注目されています。
私もワイドショウーなみの情報でワイドショウーなみの野次馬根性で、問題のシーンを試合の翌日観たのですが、あれは確かにヒドイ。
うううう====ん。
どの様にこの問題を斬っていけばいいのか???
事はとても簡単なのですが、本質は深い。
亀田大毅という一人の若いボクサーがあこまで愚かな反則をしたのは何故か???
亀田側が反論「反則は故意でない」 長兄興毅も疑惑否定と言う笑止千万のコメントを平気で出せる神経。
これはそもそもの亀田家のDNAなのか???
いや、そうではない、、、
これは「作られたもの」なのだろうと改めて思うのです。
強い亀田。
負けない亀田。
こんな亀田を作ってきたのは誰だっ、てすぐわかるよね誰だって。
TBS。
実際、実況中継の時のアナウンサーはひどいものだったらしい。
試合後、抗議の電話がジャンジャン鳴ったとか、、、
(次の朝ズバッではみのさんのきれは冴えなかった。
余談ながらみのさんが応援していた安倍さんにしても亀田親子にしても、いわく付きだね。
みのさん。あなたの鑑識眼はナァ〜〜〜ニと余計なことを思う私です)

と、言うことで亀田親子もワルけりゃ、テレビ局も同様に悪い。
だがしかし、それだけだろうか???

この間の亀田一連騒動で思うのは村上春樹「沈黙」です。レキシントンの幽霊という短編集に収録されています。短編なのですぐに読めます。
ネタバレにならないようにしながらあらすじをザザッと書きます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ボクシングジムに通う31歳の青年。
実に平凡なその男が過去について沈黙を破る。
それは、中学の時。
あることで激情に駆られて友人を殴ってしまう。
友人はそのことを根に持ち、高校3年のときに起こった同級生の自殺を彼の暴力によるものだという噂を巧妙に流す。
彼は、ひどく落ち込むが、ひょんなことで立ち直る。
だがしかし男は言う。
本当に怖いのは何か、、、と。
「自分では何も生み出さず、何も理解していないくせに、口当たりの良い、受け入れやすい他人の意見に踊らされて集団で行動する連中です。彼らは自分が何か間違ったことをしているんじゃないかなんて、これっぽっちも、ちらっとでも考えたりはしないんです」と語り、夢の中の彼らは顔を持たないで、沈黙だけが続くという。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ドキリとします。
ギクリとします。

以前、テレビを見ていた時、犯罪者の知り合いだった人々のインタビューとかを見ながら思ったことがあります。
「キレやすい子だった」
「何を考えているかわからない」
「おとなしい子」
、、、、、、、
それを聞きながら私は「みんなそうじゃん」と思ったものです。
誰だって怒れば声を荒げます。
誰だって自分の心の中をそうそう周りに伝えません。
誰だって、いつも怒るとは限りません。おとなしいものです。
みんな普通に日常を暮らしているのです。
隣近所とそれなりの折り合いをつけて。
ところがここで何か問題が生じたら、
その背景や理由や原因を考えることなく全員で申し合わせたように「しかと」する。
そんな人間性を思ったものです。
悪意はないが、それでも結果として集団で行動することで大きな物を見失っていく、、、

そんな怖さを「沈黙」は伝えます。

亀田騒動。
私たちはここから何を学ぶべきか???
垂れ流される一方的な情報を鵜呑みにしてあっちに偏り、こっちに揺れ、、、と。
よく分からないが「テレビがそう言うから」と。
これは亀田騒動だけではありません。

あるある、、、もそうだった。
ライブドアも郵政民営化も、やっぱり作られた物に流された、、、
そして今はテロという言葉に流されるのか???
私たちは。
無表情で言葉さえない、そんな受け手だけの私たちになろうとするのか???

考えさせられます。

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コメント

 ちょっと予算委員会の中継を見ていまして、時間がないので簡潔に言いますと、要するにテレビが出来てからなのか解りませんが、日本人は、多くの日本人は付和雷同であって、一つの事に流され易いと言うことでしょうか。
 民度が低いとまでは言いませんが、まあ、似たようなものだと思いますね。

投稿: hitoriyogari | 2007.10.15 17:08

せとさん。 今晩は。
大分冷え込む季節なりました。神経痛のイタミは大丈夫ですか。悪政によるイタミも酷いですから、大変ですね。 負けないでください。

テレビを見ながら、亀田はパフォーマンスのsmall Koizumi。対する内藤は、地味ながらreal Statesmanのようだなぁと、ふと思いました。

親から貰った、大事な、大事な頭を殴り合う、ボクシングというプレイも変わっているなぁとも思わされてしまいます。

投稿: hamham | 2007.10.15 19:49

hitoriyogari さん。
hamham さん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。


hitoriyogari さん。
本当に仰るとおりと思います。
付和雷同。
温厚な気質ではあるのでしょうが、
いつの間にか流され気がついたら大変なことに、、、
そんな国民気質なのでしょうか。
亀田問題、いろいろ考えさせられます。
これから私たちが如何に本物と偽物を見抜くことが出来るか、問われているのでしょうね。
またhitoriyogari さんならではの本物のご意見楽しみに待っていますよ(^.^)


hamham さん。
お優しいお気遣いありがとうございます。
これから寒くなりますので足湯なんかしながらザコちゃんと折り合いを付けていきます。
それにしてもテレビの報道を見ていると亀田問題、わるいのは父親、父親、、、となっていますが、
そりゃ,確かにあの父親は褒められたものではありませんが、しっかし本当のワルはもっと別の所でたんまりと儲けたのでしょうね、、、
結局、悪いやつほど良く眠るのでしょうか???
イヤな世の中ですが、こんな世の中を未来の子達には渡したくないものです。
hamham さんもこれからもブログで素敵なご意見をいっぱい書かれて下さいね。楽しみです。
ではまた。

投稿: せとともこ | 2007.10.16 16:13

こんにちは.
 以前,mai さんのブログ「教育基本法を・・・」に投稿したものを転載します.

(以下転載)
 「ムーミン谷の仲間たち」の「目に見えない子」というエピソードが好きです.自分を周囲に合わせているため,姿が消えてしまったニンニの物語.

 「この人はおこることもできないんだわ」と,ちびのミイは言いました.「たたかうってことをおぼえないうちは,あんたにはじぶんの顔はもてません」

投稿: Ladybird | 2007.10.18 14:52

Ladybird さん。
こんにちは。
コメントありがとうございました。
以前も土でコメントを頂きながらお返事出来なくて気にしていました。
実は書いたのですが送信前にパソコンがパッ〜〜〜〜〜となり、あらあらコメントが、、、
と泣いていました。
もう一度書こうと思ったのですが、後からと思ったら機会を逸して本当にゴメンナサイ。
今、コメントを頂いて本当に嬉しく思っています。

あの時は実は高知の自然史博物館、頑張ってくださいね!と書いていたのです。
改めて、どうぞ頑張ってくださいね!!!

と、言うことでムーミン谷のエピソード。
本当にそうですね。
あまりに周りに振り回された結果、自分の存在さえ分からなくなります。
これってまさに今の教育ですね。
またこの辺りも考えてみます。
その折はまたご意見など頂けると嬉しく思います。
では、、、ね。

投稿: せとともこ | 2007.10.19 12:01

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