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2007.12.06

言葉

ナルニア国物語り カスピアン王子の角笛がいよいよ来年劇場公開と言うことでワクワクしています。
ネットで予告を見たのですが、とても素敵な出来ではと期待するに十分なものでした。
また楽しみが出来ました。
子どもが幼い頃、読みきかせをしていたナルニア国物語り。
あの頃は映画化されるなんて思いもしませんでした。
技術の発展でファンタジーやスペクタルがより迫力あるものとして劇場公開されることは本当に嬉しく思います。
さて、今日はそんなナルニアの翻訳をなさった瀬田貞二さんの素晴らしさについて、思うことのあれこれを書こうかと思っています。
瀬田貞二さんと言えば今では指輪物語の訳者で有名なのですが、
私は子どもの読みきかせが瀬田さんとの出会いなので、
「三びきのやぎのがらがらどん 」(マーシャ・ブラウン)や
「ホビットの冒険」や「ナルニア」の方を先に知りました。
瀬田さんの訳は、子どもの目線というのか、新鮮なのです。
思わず笑い転げるような訳。
うううう====んと唸るような表現。
夜空にまたたく星のように言葉が輝いています。

ナルニアにしても"Prince Caspian"が「カスピアン王子のつのぶえ」
次の「朝びらき丸 東の海へ」は"The Voyage of the Dawn Treader"です。
朝びらき丸、、、
なんてすてき言葉だろう、、、とウットリしている私です。
Puddleglum = 泥足にがえもん。
泥足にがえもんってなんなんだ〜〜〜〜なんだんだ〜〜〜〜
能無しアンヨとか、
子どもがいっぺんに本の中に引き込まれるような言葉がアチコチに鏤められています。
親も子もひたすら想像へと思いが駆け巡ったものです。

先日、ブログのお友達のかつさんが、
ピーターかペーターかペテロかピョートルかと言うタイトルでユニークな記事を書かれていました。
記事も興味深く拝見しましたが、コメント欄が楽しくてつい読み込んでしまいました。

同じ国で、同じ言語を使っていても、時として誤解や誤読があるのが現実。
ましてや他国の言葉なら尚更かもしれないが、
しかし、そこには想像とか夢とかロマンとかが入り込む隙があったりして、
表現に幅と深みが出るとしたら、
それはそれで「言葉」とはなんと素敵な物かと改めて思ったりします。

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コメント

 突然乱入で失礼します.
 「ナルニア国〜」の著者C. S. ルイスは北アイルランド生れで,オックスフォードだかで神学を修めた人と記憶しています.同じような経歴の人にイアン・ペーズレー師がいます.北アイルランドのプロテスタント政党の党首として,「テロリストとは対話しない」という頑迷な主張をくりかえして来た人です.
 米国を建国した清教徒はペーズリーさんの宗派(長老派)とほぼイコールだそうです.米国の保守的キリスト教徒はブッシュ大統領の支持基盤.そして米国ではルイスの評判が高い.
 荒っぽい推論ですが,大略そのように考えて私はアフガン/イラク戦争を遂行中の米国でルイスがもてはやされることに,ある種の危機感をもっていました(今ももっています).アフガン爆撃を始めるときブッシュさんは「(われわれは)十字軍だ」と言いました.
 たわ言ですがご参考にして頂ければ幸いです.

投稿: Ladybird | 2007.12.08 12:20

Ladybirdさん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
はい。
仰るようにナルニアは、作者の経歴や背景、意図する物については多くの方から問題指摘されていることも存じています。
差別本とも言われています。
「黒い大将(Darkie)」
肌の色の濃い人種への差別表現です。
敵であり、悪としてのカロールメンとい存在。
これは誰が読んでも明らかにイスラム教国として描かれています。
この敵国への表現が差別と言われたり、
あるいは宗教的観念やら問題は鏤められています。
しかし、そんな批判とは別の所で、子どもたちの心にパラレルワールドの魅力を迫力持って食い込んで来る本と私は思います。
ルイス本人が云々というよりは、それを利用としている勢力には危機感は持ちます。
ファンタジーがファンタジーであるがまま受け止められることが出来るようなそんな社会を子どもたちに渡したいものですね、、、
では、また貴重なご意見お聞かせください。
楽しみにしています。

投稿: せとともこ | 2007.12.08 12:47

 失礼しました.つまらないコメントを書いてしまいました.
 サンフレッチェ,残念でしたね.

投稿: Ladybird | 2007.12.08 20:01

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