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2007.12.20

今どきの子どもたちの学力

もうすぐ冬休み。
子どもたちにとってその前に成績表が立ちはだかり、親にとっても同様です。
一喜一憂のこの時期がまた来ました。
書こうと思いつつ書きそびれた話題がいくつかあるのですが書かなきゃと思いながら時間が経ちました。当該の記事はもう削除されているので、ちょっと拝借して、ここにも載せておきます。
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平仮名の作文、「八つ」を「はちつ」=国語力低下、教師9割が実感−岩波書店調査
12月8日14時30分配信 時事通信

 「八つ」を「はちつ」、平仮名だけで作文−。小学生の国語力が低下していると感じる教師が約9割に上ることが8日、「岩波書店」(東京都千代田区)が教師100人を対象に行った調査で分かった。同社は「現場の先生が危機感を持っている表れではないか」としている。
 調査結果によると、国語力について「非常に低下」とした教師は15人で、「やや低下」の73人と合わせるとほぼ9割に達した。「全く低下していない」との回答は皆無だった。
 具体例を挙げてもらったところ、4年生が「八つ」を「はちつ」と誤読したほか、数え方を知らずに、何でも「個」とする児童がいたという。 

最終更新:12月8日14時30分
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鮮度は落ちたもの私の感想を一言。
「あら、私なんか今でも5つをゴツと読んでいるよ」です。
実は子どもたちに作文なんて教えながら、漢字の読み間違えなんてしょっちゅです。
そりゃ正しく読むに越したことはありませんが漢字を読む・書くことが国語力とは思いません。(大人になって恥をかくかもしれませんが、私は愛敬、愛敬と笑って済ませています)
国語力とは、言葉を媒体に自分の考えを構築していく、相手に伝える、相手の考えを理解する能力のことです。
その道具の一つに表記としての漢字や句読点などがあって意味を理解する助けになります。
漢字はたんに道具だと私は思います。
勿論、道具は磨くことは必要です。
しかし、この道具を使いこなせないと言って大見栄をきって「国語力とは」と物申すなんてほどのものではありません。
国語に関して言えば個人的な感想では、
「国語の問題の方に意義あり」と思うことしきりです。
何を尋ねているのか分からない???
どの様に答えればいいのか分からない?
子どもたちの学力にどんな責任を負うのだろうと考え込む問題なんてしょっちゅうです。
以前、国語教育の必要性と言うタイトルで記事を書いたことがあります。
3年前のものですが今、改めて読み返すと当時よりもさらに現場の荒廃を感じます。
何故なら、、、
先のニュースで国語力の低下を訴える教師の具体的な例が===「八つ」を「はちつ」と誤読したほか、数え方を知らずに、何でも「個」とする児童がいたという===こと を挙げたとしたら、それは教師自体が「国語」のなんたるかを把握していないのでは、と思うからです。
常套句のように「今どきの子どもたちは学力がなっていない」とさえ言えば安心と言うことか???
まぁ、いつだって大人は「今どきの若者は」と苦言を呈する者ゆえ、上のニュースもそれ以上の情報を得ることは出来ない?

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コメント

土台になる国語大事ですよね。

投稿: あゆ | 2007.12.22 13:36

はじめまして(かな? お名前をどこかで拝見したような気もします)。下記記事へのトラックバックをありがとうございます。

調べたのは誰の国語力?(PSJ渋谷研究所X 2007年12月11日)
http://shibuken.seesaa.net/article/72145355.html

>国語力とは、言葉を媒体に自分の考えを構築していく、相手に伝える、相手の考えを理解する能力のことです。
>その道具の一つに表記としての漢字や句読点などがあって意味を理解する助けになります。

同感です。漢字を間違いなく書けても、意思疎通ができなければ「使えない」ということで、逆に漢字なんかほとんど書けなくても意思疎通ができるなら、その方がよっぽど国語力があるということかと思います。もっとも、現場教員の多くも、そこは理解しているとは思います(いや、思いたい、が正しいかな……)。

そういえば、引用されている調査は「調査対象の教員たちは、なにをもって国語力と考えていたか」もごっそり抜け落ちていますね。最後に出てくるエピソード類が国語力の低下を端的に表すものになっているつもりなのでしょうけれども。

上記の私自身の記述はともかくとして、記事中でご紹介させていただいたいくつかのエントリは両記事ぞろいだと思いますので、どちらさまもおヒマな折りにはどうぞお立ち寄りください。

そうそう。

>いつだって大人は「今どきの若者は」と苦言を呈する者ゆえ

これについて、香山リカさんがおもしろいことを言っていますね。

なぜいつの時代も人は昔はよかったと言うのか?(R25.jp 2007.12.20)
http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200712201101

下記の記事で言及されていて知りました。

「防犯PTAはこのままでいいの?」(女子リベ  安原宏美--編集者のブログ 2007-12-22)
http://ameblo.jp/hiromiyasuhara/entry-10061547026.html

長々と失礼いたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: 亀@渋研X | 2007.12.23 13:36

亀@渋研X さん。
こんにちは。
コメントありがとうございました。
本来なら此方からご挨拶しなければと思いながら、
子どもたちの通知票渡しと重なったりでバタバタしていて
書くことができませんでした。
ご了承もえずに記事にご紹介しては???
と、考えて、初めはTAKESANさんのブログと紹介したのですが、途中で一端、隠しました。
もし、よろしければ改めて書かせていただきたいのですが。
事後承諾で、よろしかったでしょうか???


さて、
それはさておき、
亀さんのブログはいつも拝見しています。
ニセ科学に関しては私も自分自身への警鐘という意味でも、とても興味深いものです。
また、いろいろお教えください。
度重なる失礼もあろうかと存じますが、これからも宜しくお願いいたします。

投稿: せとともこ | 2007.12.24 14:03

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