今年の初めは笑いから
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
今年が、壮大で、なお豊かで実り多い年でありますように!!!
ところで、富士山ってよくよく見ていると漢字の「笑」に似ていると思われませんか?
「正月(むつき)立つ春の初めにかくしつつ相し笑みてば時じけめやも」
と、読んだのは大伴家持。
意味は、
「正月の初めに友と出会う駅天見への道夢でおさらい
新年に思うは常に笑み浮かべ怒涛の気概持ちて乗り切る」だそうです。
常に笑みを浮かべることで自己を制して、律している姿が読み取れます。
「笑う門には福来る」とは言いますが、
笑うと自然に優しいたおやかな気持になるのは、今も昔も同じなのでしょね。
なお、この「笑」と言う字は、なかなか艶やかな意味があります。
巫女が手をあげ、首を傾けて舞う形から出来た象形文字だそうです。
また「若」も巫女が両手をかざして舞う形で、その前に祝詞の器である口(さい)をおいた形から出来た文字で、両字の構造は近く、艸・竹は両手の形だとのことです。
ううう====ん。
若い巫女が笑う美しい姿に、ときめく古人の感性の豊かさが今に偲ばれます。
いずれにしても、笑うっていいですね。
今年、一年が笑いの多い年でもありますように。
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