夢を抱ける国?
水問題でワサワサしている間に、
国会は終わり、そして開けました。
第百六十九通常国会が昨日19日、開会。6月15日までの150日間の会期です。
福田総理は衆参本会議で、施政方針演説を行い、この会期で課題、方針を述べました。
合い言葉(?)はズバリ「夢を抱ける国」です。
「美しい国づくり」は「夢を抱くことができる国」に様変わり。
夢ねぇ〜〜〜
「基本方針」では、日本は世界第二位の経済大国をつくりあげた、
世界から大きな役割が期待されている、などと自画自賛。
早々に国民の「夢」を打ち砕く法案が待っています
来年度予算案では社会保障費の自然増を2200億円削減。
また、いよいよこの四月には75歳以上のお年寄りに負担をしいる後期高齢者医療制度を強行しようとしています。
また平和についても、なかなかの夢が用意されています。
「平和協力国家日本」を標ぼうしながら、インド洋に再派兵し米軍などへの給油を再開す。
それも海外派兵の恒久法制定を明言。
少子化、
非正規雇用、
地方経済の低迷への対応、
地球環境やエネルギー問題などを課題として挙げました。
そしてごぞんじ結びでは
明治時代の秋田県の農村指導者、石川理紀之助が今回は登場。
「疲弊にあえぐ東北の農村復興にその生涯をささげた」として「どんな困難があろうとも、あきらめずに全力で結果を出す」と力んでみせました。
寡聞にしてこの方は存じませんが、、、
諦めなかった方だそうです。
また、
社会保障の安定財源として、「消費税を含む税体系の抜本的改革」を早期に実現するとのべていることです。
もう一度書きます。
「消費税を含む税体系の抜本的改革」を早期に実現
です。
一方、大企業には減税は言うまでもありません。
厳しい夢が用意されているようですね、、、
誰の夢を叶えるために国民は石川理紀之助にならなねばならないのか?
夢を食う物は誰か??
井戸を掘るなら水の沸くまで掘れと篤農家、石川理紀之助は名言を残したそうです。
果たして、掘った水を飲むのは誰???
でしょうね?
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コメント
せとさん、こんにちは。
厳しいときこそ「夢」を!
ということなんでしょう、きっと。
このままでは本当に国民は「夢」でも見てなけりゃ、やってられなくなりそうです。カッコつきの「夢」を...
投稿: 愚樵 | 2008.01.19 20:12
愚樵さん。
こんにちは。
コメントありがとうございました。
今、大忙しです。
それこそ、子どもたちの未来がかかっている「夢」実現のために精進した結果が試される時期。
私も、その夢実現のほんのちょっとのお手伝いが出来たらと思いながら毎日を過しています。
さてさて、夢ですかぁ、カッコつきのねぇ=====
まぁ、庶民が夢を語るのはいいのですが、
政治家が語るものでしょうかねぁ???
投稿: せとともこ | 2008.01.22 16:32