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2008.02.26

子どもの詩

『子ども』

批判ばかりされた子どもは
非難することをおぼえる

殴られて大きくなった子どもは
力にたよることをおぼえる

笑いものにされた子どもは
ものを言わずにいることをおぼえる

皮肉にさらされた子どもは
鈍い良心のもちぬしとなる


しかし激励をうけた子どもは
自信をおぼえる

寛容にであった子どもは
忍耐をおぼえる

賞賛をうけた子どもは
評価することをおぼえる

フェアプレーを経験した子どもは
公正をおぼえる

友情を知る子どもは
親切をおぼえる

安心を経験した子どもは
信頼をおぼえる

可愛がられ抱きしめられた子どもは
世界中の愛情を感じることをおぼえる


ドロシー・ロー・ノルト

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この詩は皇太子が45歳の誕生日に「あなた自身の社会 スウェーデンの中学教科書」(川上邦夫訳 新評論)から抜粋したものを紹介したことで、有名になりました。

スウェーデンではこの詩を使いながら、
子どもたちに尋ねるそうです。
「どんなとき、あなた方のお母さんやお父さんは不機嫌になりますか?」
「それはなぜだと思いますか?」
と。

一つの詩をめぐって、双方の立場を思いやる教育ということでしょうか?
ともすれば、親だけが、己の至らなさを責めることのないように。
お互いが、お互いなんだよ、、、
どちらにとっても、相手を思うことは同じ。
間違えたり、失敗することもある。
それはお互いなんだよ、、、
と、子ども自らが、そして勿論大人も、
納得する事が大切なんでしょうね。

今日は国立大学前期入学試験二日目。
受験生の皆さん、お疲れさまでした。
結果はともかく、
まずはゆっくりと頭と体と心をほぐしてください。
                     

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コメント

こんにちは、せとさん。

私はいろんなたとえ話をするんですね。その中には「原始の村」シリーズという一連のたとえ話があるんです。その一つを紹介しますね。

人が猿だったころには、仲間が持っている食べ物を奪って食っても力さえあればかまわなかった。ただ、その猿たちはやがて「蓄える」という事を覚えた。蓄えを仲間に奪われまいとするとずっと抱えて居なくてはならず、次の餌を探しにいけなくなった。ある時、2頭の猿が工夫をした。一匹が2匹分の蓄えを見張っている間に妄一匹が餌を探しにいけば良いのだと。でもその時に、一つの約束が生まれた、「互いの物は奪い合わないことにしよう」。こうして、この2頭の猿は蓄えを切らさずに餌を集めることができるようになった。やがて、他の猿も仲間に加わった。その猿たちも約束をした、「仲間の物は奪わない事にしよう」。こうして、少数の見張りで蓄えを守りながら他の猿が餌を集めることで、その仲間は「生き延びやすく」なった。やがて群れ全体がその仲間に入る様になった。こうして猿の群れは「群れの仲間の物は奪わない」という社会規範を持った人間の村になった。同じようにして、群れの規範はできていった「殺す無かれ、傷つける無かれ、奪う無かれ、盗む無かれ、騙す無かれ」と・・・。こうして社会規範をという文化を創った人間は「生き延びやすく」なり、繁栄を始めた。

なんて話です。

投稿: 技術開発者 | 2008.02.27 08:55

技術開発者さん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。

一昨日で国立大学の前期日程が終わり、ホッッ〜〜〜〜としています。
高校の入試が3月の初めで、あとほんのちょっと。
と、言うことでバタバタしていてお返事いつも遅くなっています、ごめんなさい。

さてさて、また面白いたとえ話。
ありがとうございます。
そうですね。
ほんのちょっとの譲り合いとか、思いやりとか、そんなささやかな気持が「生きやすい」環境を作ると私も思います、、、
やっぱり漱石の草枕ですかねぇ???
「とかくこの世は生きにくい」
窮屈なことです。
ネットの世界も現実の世界も、、、

だがしかし、
リアルではお話しすることもなかったであろう技術開発者さんとお近づきになれたりと、ネットの本当の意味での魅力にも取り憑かれています(*^_^*)

今日は今日で、また新しい惑星が見つかりそうとかワクワクするニュースに出会い、心躍っています。

では、、、またね。

投稿: せとともこ | 2008.02.28 15:56

こんにちは、せとさん。

>ほんのちょっとの譲り合いとか、思いやりとか、そんなささやかな気持が「生きやすい」環境を作ると私も思います、、、

実のところ、せとさんの「ほんわかした」エントリーに書くには「生臭い」コメントなので気が引ける面があるんですけどね。

なんていうか「譲り合い」だとか「思いやり」というと、とても優しくて、ゆったりとしたイメージがあるでしょ。でもって「生存競争」なんて話には、目を血走らせて、一刻の猶予もなく、ガリガリとやっているイメージがありますよね。どうにも結びつかないものなんですね。でもね、私がずっと考えているのは、この2つはとても強い結びつきがあるんです。なんていうか「譲り合い」だとか「思いやり」というのが「生存競争」勝ち抜くための知恵として生まれている気がするんですよ。

なんて言いますか、例えば、今、地球に残っている狩猟民族に共通する生活パターンとして狩りの獲物はみんなで分けて食べるなんて事があるんですね。狩りに参加出来なかった者も含めてね。でもって、こういう話を「いい話だな」なんて思うわけですが、実のところ、「分け合い」をしない部族というのも人類が群れを作った初期には沢山あって、そういう部族は「生存競争」で破れて消えていった結果じゃないかなんて思ったりするんですよ。怪我をして狩りに参加出来ない村人でも怪我が治れば大事な狩人の一人だし、狩りの下手な狩人の子供がとても上手な狩人になるかもしれないのに、「分け合いしない部族」では、そういう狩人を失っていって消えていったんじゃないか、なんてね。

今、我々は子供に「譲り合うことは良いことだよ」なんて教えるときに、「これは自分たちが、生き延びて行くために必要なことなんだよ」なんて「生臭さ」は教えていないでしょ。だから、社会の目先の競争みたいな「生臭さ」に直面すると、「譲り合いなんて理想論は、現実の生臭さの前では価値を持たないよ」みたいに思われてしまうんですね。実はそうじゃなくて、目の前の生臭い現実の上にさらに生臭い大きな「生き延びやすさ」という現実があって、それに生き残るためには「譲りあうこと」みたいな能力が必要なんだって、誰かが言わなくては成らない気がするんです。

投稿: 技術開発者 | 2008.02.29 08:38

技術開発者さん。
こんにちは。
コメントありがとうございます。

「目の前の生臭い現実の上にさらに生臭い大きな「生き延びやすさ」という現実があって、それに生き残るためには「譲りあうこと」みたいな能力が必要なんだって、誰かが言わなくては成らない気がするんです。」

分かります。
そうなんですよね、、、
私はいつも、ここで自分に撞着するんですよねぇ、、、
つい子どもたちに「大丈夫だよ!」と励ます。褒める、、、、、
しかし、現実には子どもたちは、試験という大きな試練の前に打ちのめされ、砕かれています。
これを乗り越えるためには、意地汚く点数を取り、相手と自分を騙す(気持の上でですよ)テクニックとかも教えて、生き延びる手助けをしながらも、
口では、美しく豊かな、、、なぁんて教育を目指そうとしています。
とくにこの時期、本当に悩みます。
壁に思いきりぶちあたります。
あああ〜〜〜です(^^;

生きていくしたたかさと、
生きていく伸びやかさ。

また考えます(*^_^*)
いつもありがとう。心から!!!

投稿: せとともこ | 2008.02.29 15:27

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