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2008.04.04

フジテレビからBPOへの回答

「FNS27時間テレビ「ハッピー筋斗雲」について」というニュース。
霊能者タレントの江原さんがBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会から「倫理に反する」と指摘を受けていた問題のまとめという観点の記事です。
江原さんが一般市民を“ドッキリカメラ”的手法で霊視するというもので、物議をかもした事は有名です。
尤も私はこの手の番組は見ていないのですが、、、
友人は好きでしたねぇ。
電話で話しているとよく言うんですよ「江原さんが○○と言っていたとか」。
あらあら。
でした。
さて話は戻り、
これに関して、フジテレビが報告書を提出。
一般人の出演者に対する細心の配慮が必要だったと総括。
そして、
「番組制作ハンドブック」に、「『サプライズ』という演出手法を一般人に用いる際は、十分な裏付けを取る」などの項目を追加。
番組プロデューサーへのアンケートや勉強会も実施とのこと。

 
しかし、
事の本質は、
「一般人出演者」や「ドッキリカメラ的手法」への配慮に関してだったのだろうか?
もしそうなら、
一般人でなければ許されていたのか?
と言う事になります。
そうじゃないでしょう>フジテレビさん。

私たちが本当に危機を持ったのは、
「江原さん垂れ流し」についてです。
(私は江原さんに敵対する者ではありませんが、
江原さんがなさった事は社会悪だと私は思います)

この報告の中でも、
清水英夫さんは「残された問題」として以下のように書かれています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本件報告書は、いわゆる「サプライズ」という演出法、特に一般人を起用する際の留意点が中心となっているが、さきのアンケート回答にもあったように、一番の問題点は、スピリチュアル・カウンセリングと称する非科学的、荒唐無稽な霊視を番組の中核に置いたことである。日本民間放送連盟が定めた「放送基準」は、その第54において、「占い、運勢判断およびこれに類するものは、断定したり、無理に信じさせたりするような取り扱いはしない」としている。たしかに、本件番組は、「断定したり」「無理に信じ込ませ」るような取り扱いにはなっていないが、全体として霊視を肯定的に扱っているとの批判は免れがたいようだ。これは、バラエティ番組だから許される、大目に見られるというレベルの問題ではないことを付言しておくとともに、「放送基準」が骨抜きされないよう望みたい。

(上記サイトより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そうなんですよね。
一番の問題点は、
「非科学的、荒唐無稽な霊視を番組の中核に置いたこと」なんですよね。
作り物としては面白いかもしれないし、
現実に霊がいるともいないとも言えないことを逆手に取って、好き放題「嘘」や「でたらめ」を流した罪は大きいと考えます。

こうした考えが流布されると、
責任を「霊」に転嫁するとか、
科学的な思考をストップさせるとか、とか。
言ってみれば、「思考の退行」を促す役割を担うことにもなります。

日本民間放送連盟が定めた「放送基準」には、「占い・運勢判断およびこれに類するものは、断定したり、無理に信じさせたりするような取り扱いはしない」とあります。
無理に信じこませないのは当たり前の事です。
だがしかし、
毎週、このような番組が無防備な視聴者に垂れ流される「罪」は広く大きいということを、
フジテレビはしっかりと反省していく必要を感じます。

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