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2008.06.28

<ガソリン>180円台へ


<ガソリン>180円台へ 元売り各社が7月も続々値上げ 
と言うニュース。

ふっ〜〜〜〜

ため息しか出ません。
先週の土・日曜日(6月21日、22日)原油価格高騰の対策を協議する産油国と消費国の緊急閣僚級会合がサウジアラビアのジッダで開催されました。
産油国と消費国、国際エネルギー機関など36カ国と7つの国際機関、22の石油企業が参加。
そこでは原油市場での投機行為の規制強化が必要とする声明を採択しました。

異常に上昇した原油価格が世界経済、とりわけ最貧国の経済に深刻な影響を及ぼしている問題を指摘し、参加国すべてが価格高騰への懸念を共有していると宣言では書かれています。
そして対応策の一つとして、「金融市場の透明性と規制の改善」を呼びかけました。
また、インデックス・ファンドの活動情報の整備や原油取引市場の監視などを進めるとしています。
なお具体的な規制策は今後さらに協議されることになります。

原油価格の高騰が、私たちの生活に直撃することは明らかです。
さらに発展途上国の安全保障をも脅かしていると事。

産油国と消費国、それぞれの思惑はあるのでしょうが、
どちらにしても、原油を投機の対象にすることは、
世界の安全にも関わるということで一致しました。

本当に、、、
ほんとうに。
原油のように生活の根幹に関わる資源を投機の対象にされて、値段がドンドンあがっていったひには、
国民は、もうお手上げです。
もっと、安定した値段で供給してもらいたいと強く思います。

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2008.06.27

消費税玉虫発言

本音は上げたいが、建前は国民のため、、、
と、言うことか、福田さんの消費税増税論議。
「決断しなければいけないとても大事な時期だ」との明言から、
「二、三年とか長い単位でもって考えた」と言い直し。
だがしかし、
決して廃止とは言わない。
2〜3年は現状維持で、その後はあげますよ。
とのことです。

まぁ玉虫色の答弁でここは逃げきりましょう。
と、言うことか。
そう言えば総理の座右の銘は「光而不耀」。
光りて輝かずと言うことで意味は、明知であって、しかも人に誇らないと言うことです。
老子からきています。

「聖人方而不割、廉而不刺、直而不紲、光而不耀」

読みは、
「聖人は方(ほう)にして割(さ)かず、廉(れん)にして刺さず、
直にして紲(の)びず、光りて耀(かがや)かず」で、
意味は、
聖人は、方正であって、しかも人を裁断しない。清廉であって、しかも人を批判しない。
まっすぐであって、しかも曲げて人に従う。明知であって、しかも人に誇らない。
と言うものです。
うううう〜〜〜〜ん。
確かに総理、輝いていない、
しかし、
これは座右の銘だったのか????
ふ〜〜〜〜ん。
明知を隠していたのか、総理は。
なるほど。
と、言うことで国民の声をききましょう、、、
あっ、イヤイヤ、その前に大企業の。
さらにその前に合衆国の、、、
なぁんて事で、実に素直な総理は「可哀想なくらい苦労している」発言になったのでしょうか???


座右の銘を老子から頂くのなら、もっと天下国家論じている銘がいっぱいあるのに、、、
「天之道、損有余而益不足」
天の道というものは、余裕のある者からは減らし、足りない者には増やしてやるものだ。


ところが実際は足りない者からドンドンとりまくる苛政を強いる福田内閣。
今年秋には消費税増税をふくむ抜本的な税制改革についての検討をまとめ、早ければ来年の通常国会にも増税法案を提出しようとのこと。
見過ごせません。

いずれにしても、これ以上の負担を国民に押しつける現政府の方針にはノーです!!!

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2008.06.25

六月  茨木のり子

六月

どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終わりには一杯の黒麦酒
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける


どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮は
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる

どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
鋭い力となって たちあらわれる

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
茨木のり子さんの「六月」です。

茨木さんが好きだから、
「わたしが一番きれいだったとき」
ぎらりと光るダイヤのような日
倚りかからず
と、エントリーで取り上げたことがあります。

もう一度(何度でも)読んでも、やはり「いい」。
これだけの感想しか出てきません。
「いい」


最後に「大人になるということは何か」、、、
考えさせられる、茨木風の詩を載せておきます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
汲む —Y・Yに—    

大人になるというのは
すれっからしになることだと
思い込んでいた少女の頃
立居振舞の美しい
発音の正確な
素敵な女のひとと会いました
そのひとは私の背のびを見すかしたように
なにげない話に言いました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始るのね 堕ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました

私はどきんとして
そして深く悟りました

大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと……
わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました

たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそりと汲むことがあるのです

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だれが源氏物語絵巻を描いたか

先に喜撰法師を書いたので、
次は源氏物語絵巻について、ちょっと書きます。
だれが源氏物語絵巻を描いたのかと言う本があります。
中身についてはネタバレになるので多くは書きませんが、
なかなか面白い本でした。
何が面白いかというと、
男絵、女絵の説明が面白かったのです。
「女絵」という言葉の初出:『蜻蛉日記』だそうです。

〜〜〜をかしげなる女絵どもの、恋する男の住まひなど描きまぜ、山里のをかしき家居など、心々に世のありさま描きたる〜〜〜〜

そして、この女絵、題材は恋愛。
手法は、有名な「引目かぎ鼻、吹抜屋台 」。
心理的描写を主として、もののあわれや、たゆたう人々の情感が描かれているそうです。
この特色は、
今の少女マンガに伝えられる、
と、言うことだそうですが、、、

さて、
私も、この本を読むまでは、絵巻は、ほんの挿絵くらいのものだったのですが、
なるほど、、、
こう言う観点から絵巻を見ると、源氏物語そのものが、さらにイキイキとしてくると、
思ったのです。

いつものことながら、
知らないことばかりで、驚かされることばかり。
だからこそ、
楽しみながら、ドキドキ、ワクワクと、新しい何かを見つけていこうと思っています!

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喜撰法師

昨日はUFOの日でした。
UFOと言えば昨年、国会UFO談義が真剣に取り沙汰されていましたが、その後どうなったのでしょう?
で、
UFOと聞くと何故か思い出すのが竹取物語と喜撰法師と言う歌人。
この喜撰さん、残されている資料が少ないため、よく分かっていないそうです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(生没年不詳、伝不詳)は平安時代初期の僧・歌人。六歌仙の一。宇治山に住んでいた僧であるという事以外は不明で、下に掲げる二首の歌以外はなんら今日に伝えるところがない。なお、紀貫之の変名という説もある。古今和歌集仮名序には、「ことばかすかにしてはじめをはりたしかならず。いはば秋の月を見るに、暁の雲にあへるがごとし。詠める歌、多くきこえねば、かれこれをかよはしてよく知らず」と評されている。
(wikipediaより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

と、言うことで分かっていないところがいい。

百人一首の歌や六歌仙としては有名な方。

「わが庵は都の辰巳しかぞすむ世を宇治山と人はいふなり」。
「木の間より見ゆるは谷の蛍かもいさりに海人の海へ行くかも」。

この2首しか伝わっていない。
本当は紀貫之、、なんて説も在る。
だがしかし、立派な六歌仙。

「世を宇治山と人はいふなり」
この句に歌人はどんな思いを込めたのだろうか?
達観?
諦観?
あるいは焦燥???

「木の間より見ゆるは谷の蛍かもいさりに海人の海へ行くかも」
に、しても、世を宇治山と同じく見える情景をそのまま、さりげなく歌っている歌ですね、、、
木の間より見る、、、というからには、歌ったときは山にいるのでしょう。
遠い海の漁り火が、谷の螢と相交えて、
静かな情念が沸き立つ歌ですね、、、
この歌を見ると、
喜撰法師が達観していて、ついに仙人になったとは、あんまり考えられないのですが、、、

その俗物的なところが、いい。

うううう〜〜〜ん。
知れば知るほど興味がわきます。

と、言うことで以前、私は喜撰洞を訪ねようとしたことがあります。
結局、行くことはできなかったのですが、、、

最後は仙人になったと伝えられる喜撰法師。
雲にのって 行ってしまったのだろうか???
夢は膨らみます。

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2008.06.24

二つの日

沖縄戦、警察も米軍破壊工作や投降阻止 米軍文書で判明と言うニュースが出ました。

昨日6月23日は「沖縄の慰霊の日」であり、60年の改定日米安保条約が発効した日でもあります。

そんなさなかの上のニュースは、
沖縄戦の生々しさを今に伝え、
戦争のもたらす禍を新たに考えさせられます。


沖縄戦で十数万人もの県民が犠牲になりました。
そして、今、基地の町として、新しい禍に晒されている沖縄。
沖縄の人々は、「再び戦争はいやだ」と言う願いから、昨日は五千人以上の方々が集まり63年前の沖罠を世界のどこにも再現しないことを願いました。

また沖縄同様、安保のもとで「基地の町」とされた岩国や横須賀も固有の問題を抱えています。

安保条約があることの是と非。
いまいちど、丁寧に検討を加え、
日本にとって、本当に歩むべき道はいずれかを見極める分岐点に立っていると思います。

いずれにしても、
次代の子等には平和を贈りたいと願うばかりの私です。

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2008.06.23

「hitoriyogari さんのひとりよがり人生」

いつもコメントを下さるokachinの辛口エッセーの管理人のhitoriyogari さん。
経済に詳しく、音楽を愛し、そしてご家族をとても大切に思われているhitoriyogari さん。
そんなhitoriyogari さんが、ご自分の辿ってきた経験の数々を、コメント蘭にて御教えくださっています。
多くの方にも読んで頂けたら素敵だな、、、と思い、hitoriyogari さんにお願いしたところ、快くお返事を頂きました。
と、言うことで、このエントリーは「hitoriyogari さんのひとりよがり人生」と銘うって、
貴重な体験や経験をコメント形式で頂くコーナーと致します。
最初の書き出しは、
先ず、「はじめに」があり、目次をつけて、第一章 我が愛しの故郷、第二章 青春時代、第三章 転職癖、引っ越し癖、第四章 家庭生活と苦難、第五章 独立独歩、第六章 第三の人生、「おわりに」という構成だそうです。

既に以前に次のようなコメントを頂いていますので紹介します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私は1936年(昭和11年)に大阪の此花区(現在は福島区)で生まれ、三歳のとき、父が結核の病で倒れ、出身地の網野町へ帰り、養生している間、京都の親戚で母親と過ごしました。
 親元は典型的な小作農家で、父は長男でありながら祖父の反対を押し切って、尋常小学校を卒業するやいなや、京都の東山中学へ進学、今のアルバイトと奨学金を貰い、同志社商業(現、同志社大学商学部)へ進み、苦学の上肺結核になってしまいました。卒業と同時に大阪の和光証券へ就職、そして京都の女学校にいた母と結婚、二児をもうけましたが弟は死産に終わり、私が四歳の時に亡くなりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

続きが楽しみです。

と、言うことでこのエントリーのコメントは、「hitoriyogari さんのひとりよがり人生」を続けていきたいと考えていますので、
hitoriyogari さんだけにコメントを絞らせていただきます。
ご感想など頂けることがありましたら、直近のエントリーでお願いいたします。

では、、、

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隣の学年は仲が悪い?

「隣の学年同士は仲が悪い」と言われる理由と言う特集を読んで、一人で笑っていました。
確かに、小学校中学校のときって、一つ違いって「なまいき」って感じましたが、、、

みんな、思うことは同じなのでしょうか???

こう言うことを本気で研究する人がいたら面白い結果が出てくるかもしれません。

変な学術研究と言う本があって、
当の研究者は至極真面目なのだが、傍目からは笑い話にしか見えないという涙ぐましい研究の数々が紹介されています。
すぐに読むことができます。
「13日の金曜日」。
人が如何に迷信に振り回されるかの研究。
「侮辱の教授」
侮辱の言葉とは、相手との信頼関係に由来する、ゆえにその言葉が侮辱か否かは、言われた方の反応をみればすぐに分かる。

などなど、、、

とにかく、思わず笑い転げてしまいます。

と、言うことで話を元に戻すならば、
「隣同士の学年は仲が悪い」も立派なテーマになりそうな予感がします。
どうなんでしょう???

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2008.06.21

広島ー水戸戦

サンフレッチェ広島は今日は水戸戦でした。
前節の手痛い引き分けがあるので、ドキドキしながらテレビ観戦。
結果は2−1で勝ちました!!!
平繁君が2点いれたのです、、、
佐藤寿人選手が代表で招集され、心配したのですが、
しっかりと留守を守りました。
よかった、、、
よかった、、、

ところで木寺選手、大丈夫でしょうか???
心配です。

全然、関係ないのですが、
スカパーを観ていると宣伝が入るのですが、、、
LOSTの宣伝があって、、、
うううう〜〜〜ん。
観たい!!!

と、思っている私です。
すみません、関係ない話で。

と言うことで次節もがんばろう〜〜〜〜〜

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火星地表の「氷」

火星地表の「氷」蒸発?=米航空宇宙局と言うニュース。

素直に驚嘆の声。
「うわっ〜〜〜〜〜」。

Astoro Artsに詳しく解説がついています。
そうかぁ、、、
赤い星火星の水と大気の温度の関係が明らかになっていくのでしょうか?


うううう〜〜〜ん。
科学とは別のところで、
私のロマンは膨らむ。
「火星人、、、いたらいいなぁ!」。


そう言えば今日は「夏至」。
一番、太陽が長くいる日。
日没時間が午後7時と言うことで、夜空を見上げるには、いささか環境はよくないのですが、、、
それでも、もし晴れているなら見上げてみようか。

北斗七星をまずは目安に。
そして、まだ春の星、うしかい座のアルクトゥールスがオレンジ色に輝き、
さらに、
南西の方向におとめ座のスピカ。
こと座のベガ。
さそり座、、、、

先日は、一晩中輝いている木星の、あまりに強い輝きに、
しばし呆然としていたのですが、
考えてみれば、
星はいつでも輝いているんですね。

今、火星の謎が一つ解けようとしている。
それはさらなる謎を呼び、
新たな夢を空に架けるのだろう、、、と思いながら、この記事を書いています。

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2008.06.20

雨と八木重吉

雨の季節です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
雨の日

雨が すきか
わたしはすきだ
うたを うたおう
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

と歌ったのは早世の詩人八木重吉。

雨と歌
と言えば、八木重吉の「雨」という歌があります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
♪雨のおとがきこえる
雨がふってゐたのだ
あのおとのようにそっと世のためにはたらいてゐよう 
雨があがるようにしづかに死んでゆこう
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

美しく静かで、語りかけるようなこの歌。
歌う度に胸が熱くなります。
「あのおとのようにそっと世のためにはたらいてゐよう 
雨があがるようにしづかに死んでゆこう」

詩人八木重吉のつつましやかでささやかな願い。
それは「そっとあること」でした。

妻を愛し、子を愛し、
そして、信じるものを守ろうとした重吉。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ある日

こころ
うつくしき日は
やぶれたるを
やぶれたりとなせど かなしからず
妻を よび
児(こ)をよびて
かたりたわむる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こころうつくしき日は、
穏やかでたおやかで、ただそのままが嬉しい、と詩人は歌います。

私は
「母をおもう」と言う詩を学校で習ったことがあります。
あの時はよく分かりませんでした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
けしきが
あかるくなってきた
母をつれて
てくてくあるきたくなった
母はきっと
重吉よ重吉よといくどでもはなしかけるだろう
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そうです。
あの時は分からなかった親への気持、子への思い。
今は分かります。
「母はきっと
重吉よ重吉よといくどでもはなしかけるだろう」
今は、
分かります。
母の思い、子の思い。
背中に染み込む母の思いを感じながら詩人重吉は、どんなにか「命」「続く者」を思ったことだろう、、、

やさしくそぼ降るように降る雨もあれば、
すべてを押し流すように降る暴れ雨もある。

それら、すべてを含めて「雨」が好きである、と詩人は歌う。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

雨は土をうるおしてゆく
雨というもののそばにしゃがんで
雨のすることをみていたい
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


そして詩人は静かに逝った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
無題

神様 あなたに会いたくなった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

信仰の深さが静かに伝わります。
もう一つ無題を載せます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夢の中の自分の顔と言うものを始めて見た
発熱がいく日(にち)もつづいた夜
私(わたし)はキリストを念じてねむった
一つの顔があらわれた
それはもちろん
現在の私の顔でもなく
幼(おさ)ない時の自分の顔でもなく
いつも心にえがいている
最も気高(けだか)い天使の顔でもなかった
それよりももっとすぐれた顔であった
その顔が自分の顔であるということはおのずから分った
顔のまわりは金色(きんいろ)をおびた暗黒であった
翌朝(よくちょう)眼(め)がさめたとき
別段熱は下(さが)っていなかった
しかし不思議(ふしぎ)に私の心は平らかだった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ふしぎにこころが平らであったと言う。
思いは怒涛のように有り、
押してはかえすものが、山のようにあったに違いない。
しかし、
重吉は、
ふしぎと心平らに今は在る、と歌う。

読む私はハラリとくるものがあるのですが、、、
読む私はこころ平らに詩人の魂を読み込むことはまだできないが、、、

だがしかし、
今、
雨は降っている。
そっと、そっと、、、そして強く、
雨は降っている。
生きている者のやることは、
おしつけがましくない「よのためにはたらくこと」なんだと教えてくれるように、、、

と、言うことで
雨と言えば八木重吉。
最後にもう一度、雨を。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

窓をあけて雨をみていると
なんにも要(い)らないから
こうしておだやかなきもちでいたいとおもう
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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通常国会会期末を迎え

通常国会の会期末を明日に控え国会:政府提出法案、成立率78.8%の低さと言うニュースが出ました。

「国民に国会の状況のありのままを見てほしい。野党にも責任を持ってもらいたい」。政府提出法案の成立率が低いことについて、自民党の大島理森国対委員長は言ます。

と、言うことでありのままを見ようとニュースを更に詳しく見るならば、、、

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<与党が衆院再可決>

●改正租税特別措置法=いったん期限が切れた揮発油(ガソリン)税の暫定税率を復活

●改正道路整備財源特例法=道路特定財源を08年度から10年間維持

<与野党修正で成立>

●国家公務員制度改革基本法=各府省の幹部人事を内閣に一元化

●改正少年法=原則非公開の少年審判で、殺人など重大事件を対象に、加害少年の状態を考慮した上で被害者らの傍聴を認める

●改正地球温暖化対策推進法=温室効果ガス排出量の報告義務を負う企業範囲を拡大

(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ううううう〜〜〜〜ん。
うううう======ん。

いやぁ、、、やっぱり大島さん。
これはあきまへん。
と、私は独り言。

衆議院で再可決した法案。
改正租税特別措置法=いったん期限が切れた揮発油(ガソリン)税の暫定税率を復活
改正道路整備財源特例法=道路特定財源を08年度から10年間維持

これは、いけない。
暫定税率。国民の生活にズドンです。
さらにガソリンは値上げするとか、、、、

道路財源も、、、ううん。その前にもっと整備してい欲しいものがいっぱいあるんですがねぇえええ。

と、言うことで政府与党に任せていても、生活はよくならないという実感だけが募った今国会でした。


そう言えば
福田内閣が設置した社会保障国民会議が中間報告を出しました。
「社会保障制度の構造改革が進み、経済財政との整合性、社会保障制度の持続可能性は高まった」との報告内容です。

年金、、、消えた年金はどこへいったのでしょう?
介護、、、「保険あって介護なし」と言う声が聞こえてきます。
 
そして、消費税増税は「決断しないといけない」時期。

だそうです。

こんな政治のどこが
「社会保障制度の構造改革が進み、経済財政との整合性、社会保障制度の持続可能性は高まった」と言えるのでしょうか???
ふしぎです。
持続可能????

あっ。
大企業の持続可能ということですか。
なるほど、、、なるほど。
 
私たち国民は、
ヘトヘト、、、ヘタヘタ、、、ヨタヨタ。
が、持続するということですかぁ、、、

はぁ〜〜〜〜
有り難いことです。

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2008.06.19

桜桃忌

今日は桜桃忌です。

昨年はさくらんぼと言うタイトルで太宰の「御伽草子」について書きました。

太宰治かぁ、、、

ガラスのような印象の人。
朽ちて行く者の限りない美しさを感じさせる人。
哀しい人。

まぁ、私の中ではいろんな面をキラキラと見せてくれる作家の一人です。

実は「走れメロス」が嫌いでキライで、
教科書に載っているのを見るたびに「噴飯物」と声に出していたことがあります。
なんだか「偽善」。
人間失格は「偽悪」。
と、勝手に決め込んでいたのです、、、

が、
年齢を重ねるうちに、作家太宰治の破天荒でグチャグチャで、
それでいて心の襞を一つひとつ丁寧に掬いとるような小説の数々が好きになっていました。
件の「走れメロス」。
かなり知られたエピソードは壇一雄によるものです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私は後日、『走れメロス』という太宰の傑れた作品を読んで、おそらく私達の熱海行が少なくもその重要な心情の発端になっていはしないかと考えた。あれを読む度に、文学に携わるはしくれの身の幸福を思うわけである。憤怒も、悔恨も、汚辱も清められ、軟らかい香気がふわりと私の醜い心の周辺を被覆するならわしだ。
「待つ身が辛いかね。待たせる身が辛いかね」
と太宰の声が低く私の耳にいつまでも響いてくる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

うううう〜〜〜ん。
グッときますね。
「待つ身が辛いかね。待たせる身が辛いかね」。

いつも夫を待ちながら「待つ身」の私。
いつも夫を待たせるのもやっぱり私。

さてさて、、、
どっちも辛いですぅ。

と、言うことで今日は「桜桃忌」。

 

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ブーブー、、、消費税率を上げるなんて

うわっ〜〜〜〜〜
また消費税率があがるのか???

何度もなんども、ここで書いているのですが、、、
福祉とか社会保障とか誰でも異論の挟むことの出来ない、反対することの出来ない理由を持ってきて、
国民に税金を納めさせるようなやり方は、もうゴメンです。
その実、
本当に福祉に、社会保障に予算がついているのでしょうかね???
充実した保障を望むことができるのでしょうかね????

この問題、もっと詳しく調べていずれエントリーを挙げたいと思います。
取り急ぎ、
ブーブーとブーイングのみにして失礼いたします。

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2008.06.18

医師不足問題

深刻な医師不足問題についに舛添厚生労働大臣が昨日17日、閣議後の記者会見で、医師を削減するとした1997年の閣議決定を見直すことを表明。


ようやく、、、と言うか、
まぁ、それでもちょっとは前進かと言うか、、、
どうなんでしょう?
医師数をめぐっては、1982年に初めて、削減する閣議決定が行われ、1997年にも「引き続き医師削減に取り組む」とされ、政府は一貫して医師過剰との見解を示してきました。

昨年2月に医師不足と言うエントリーを挙げました。
その時の内容をちょっと抜粋します。
==================
日本の医師不足についても見解が甘いのではと考えます。
昨年11月の参院厚生労働委員会での答弁。
「ただちに医師が不足して国民の健康や寿命に影響している状況ではない」厚労省は一貫して“問題は、地域や診療科によって偏りがあることだ”と主張。
しかし実態は違います。
日本の現場の医師数は、人口10万人あたり200人です。経済協力開発機構(OECD)に加盟する先進国30国中、じつに27位(OECD平均の310人)平均にするには日本の医師は約12万人足りないのです。
都道府県別にみて人口10万人あたりの臨床医の数が多い東京都(264人)、徳島県(262人)。それでもOECD平均には届いていません。一番少ない埼玉県では129人です。
この背景には、福祉切り捨ての行革があります。
「一県一医科大学設置の推進」など、医学部の定員増をすすめてきた1970年代。
しかし1982年、医師数の抑制を閣議決定。
86年には、厚生省の「将来の医師需給に関する検討委員会」が「1995年を目途として医師の新規参入を最小限10%程度削減する必要がある」との見解を発表
93年。医学部の入学定員は86年と比べて7・7%減の7725人。
さらに“もっと減らせ”と、公立大学医学部をはじめ大学関係者に「最大限の努力」を要求。
97年には再度、閣議で医学部定員の削減を決定。
こうした政府のやり方の最大の理由は、「医師が増えると医療費が膨張する」というものです。医学部の数や定員は今、現在は減っているのですが、まだ医者は総数で4万人増えています。ここでも産科不足について以前書いたことがあります。お時間がありましたらご覧ください。
さらにさらに驚くべきことは、奈良では7割の市町村 分娩施設なしというもの。
信じられません。
田舎では子どもは産めないということか、、、
(2007年の記事より)
==================

昨年は柳沢さんの頑迷とも言われる「医師は不足ではなく偏在」との立場に、
国民の医療の現実が伝わっていないことをヒシヒシと感じていました。
が、ようやく医師不足を認め、医師数を増やす方針に転換する考えを表明したことは前進です。

医療現場からの、抜本的に医師数を増やすことを求める声の続出。
医療現場の過密スケジュールに伴うミス、、、
など看過出来ない問題が明るみにされる中で、政府も腰をあげたということでしょうか。

だがしかし、
「財源の問題もある」と言うことで、具体的な増員目標は明言していない厚生労働大臣。
言葉だけの前進はごめんです。
実効ある政策であることを願ってやみません。
今後の成り行きをしっかりと見ていく必要があります。

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2008.06.17

幸せ

私のブログ界隈で「愛」が充満。

愛ねぇ〜〜〜〜〜

仏教では愛より慈悲を教えているようですが、
愛は執着に繋がるという事を読みました。

数限りない「愛」について語ることは今日はしません。
が、
ふと思い出したのは三木清。
「人生論ノート」です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「今日、愛については誰も語っている。誰が怒について真剣に語らうとするのであるか。
怒の意味を忘れてただ愛についてのみ語るといふことは今日の人間が無性格であるといふことのしるしである。
切に義人を思ふ。義人とは何か。怒ることを知れる者である。

人生論ノートより
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さてさてどうなんでしょう?
この「怒」は時代(戦争前)への怒りであることは、ここに付記しておきます。

と、言うことで、今日はもう少し三木清に拘ります。
私の中では三木清と言えば、幸福感です。
それだけのことと言う記事を以前書いたことがあります。
「幸福」です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「幸福は人格である。ひとが外套を脱ぎすてるようにいつでも気楽にほかの幸福は脱ぎすてることのできる者が最も幸福な人である。しかし真の幸福は、彼はこれを捨て去らないし、捨て去ることもできない。彼の幸福は彼の生命と同じように彼自身と一つのものである。この幸福をもつて彼はあらゆる困難と闘うのである。幸福を武器として闘う者のみが倒れてもなお幸福である。」

「機嫌がよいこと、丁寧なこと、親切なこと、寛大なこと、等々、幸福は常に外にあらわれる。
歌わぬ詩人というものは真の詩人でないごとく、単に内面的であるというような幸福は真の幸福ではない。
幸福は表現的なものである。鳥の歌うが如くおのずから外にあらわれて他の人を幸福にするものが真の幸福である」

(人生論ノートより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

何回読んでも嬉しくなります。
幸福なら人は自然に微笑む、歌う、躍る。
そして、
真の幸福は周りさえ幸福にする。
そんな弾むようなものだと、
三木清は言う。

私は幸せでありたい。
だから、
まずは幸せを表現することから始めようか、、、
と、ついそんな気に今はなっています。

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海外派兵を恒久法に?

自衛隊の海外派兵を常時可能にするための恒久法検討と言う名目で、
プロジェクトチームが盛んに議論しているようです。
中身は、
自衛隊の活動のメニュー(活動類型)に「警護活動」を追加し、武器使用権限を拡大すること。

「警護」とはどのような活動を指すか。
警護活動の「四類型」として「随伴」「配置」「巡回」「駆けつけ」。

「なぜ、警護活動が必要か」として、「現在の(イラクなどでの)活動は、他国に警護してもらっている」「目前で、危機にある人を放置することはできない」などの「理由」をあげています。

うううう〜〜〜〜ん。
警護が必要な活動をなさっているのか?
自衛隊の方々は。

うううう〜〜〜ん。

そして「武器使用」かぁ。
ため息です。

「警護が武器使用を伴うなんてことは当然だ。憲法の範囲でやれといわれれば厳しい」と言う発言さえ飛び出すプロジェクトチーム。

うううう====ん。
なんと本音丸出し。

「非戦闘地域」という限定。
だから警護はいらないのでは、、、と普通は思うのですが。

尤も、とっくに崩れ去った「非戦闘地域」ですが。

この4月の名古屋高裁の判決でも政府の「非戦闘地域」という認定が覆され、バグダッドは戦闘地域であると判断されたばかり。

その揚げ句の警護に武力じゃ、
やっぱりなぁ、、、と思います。

 
憲法、しかも平和憲法。
守抜きたいと、今更ながら思います!!!

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2008.06.16

福岡戦引き分け

昨日のサッカーはうううう〜〜〜〜ん。
残念!

と、まず感想から入ります。
雨のビッグアーチで行われた第20節福岡戦。
前半の初めはかなり良いペースで試合を運んでいたサンフレッチェであったのですが、、、
ですが、、、
途中からちょっと疲れが目立ってきました。
槙野君の積極的なシュートで何回も、なんかいも歓声が湧いたのですが、
残念ながらゴールにはなりません。

そして後半。
やっぱり疲れるような試合が展開。
ついに久保投入。
の矢先、
高萩ようちゃんのゴール!!!!
やった!!!

やった!!!

均衡がようやく破れ、さぁ、これから久保も入りガンガン行こう!!!

行こう、、、

と、思ったのだが、

思っただけでした(ガック)

で、最後に福岡の田中選手に素晴らしい(敵ながらあっぱれ)ロングシュート。
まさか、
まさかの同点。

と、言うことで、
残念ながら連勝は6でストップ。

前節の甲府戦はブログに書く時間がなかったのですが、
選手にとって水曜日に試合があるのは過酷なスケジュールです。
この3連戦で2勝1分けは素晴らしい!!!

が、
課題は山積みです。
まだまだ先は長い。
しっかりと対応して今後に臨んでもらいたいです。

いずれにしても、応援しています♪

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気になる消費税の動向

ここへ来て再浮上(と言うかずっと浮上していたのですが)。


自民党は今月下旬にも税制調査会の総会を開き、来年度・2009年度税制改革に向けた議論を本格化させます。
勿論、焦点は消費税増税問題。
理由は、
「社会保障費の自然増をこれ以上削減するのは限界」
「安定した社会保障財源を」。
です。

ふっ〜〜〜〜〜

これに先立ち、
増税論者の与謝野馨前官房長官が会長を務める財政改革研究会が「2010年代半ばまでに消費税を少なくとも10%程度まで引き上げる」とする提言をまとめ、福田総理に申し入れています。

消費税10%かぁ、、、
これはキツイ。
 
消費税って、赤ちゃんからお年寄りまで、全てが対象。
物を買えば消費税。
うううう〜〜〜ん。
キツイなぁ。

「社会保障費の自然増をこれ以上削減するのは限界」
「安定した社会保障財源を」。
と政府は言うが実感が湧かない。
安定した社会保障????
ええええ????

消費税でドンドン、家計は追い込まれ貧困が増大。
社会保障給付対象者の増大。


どこが安定なの?
何が安定なの、、、
って感じです。
 
いつも、いつも言われているように、
国の無駄使いや大企業の増税って絶対に自民党の税制調査会からは言われないよね???
いつだって、
国民の皆様のご理解。
しか出てこない。


国民のご理解も限度があるんだよね、、、
少なくとも10%はキツイ。

安直な増税の前に、もっともっと然るべき対策がないか、討論・議論していく必要があると考えます。

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2008.06.15

不可能図形

このエントリーを読んだときから「書こう、、、書こう」と気合いを入れていたのですが、
いつのまにか忙しさにまぎれ、頭の片隅にいってしまいました。
と、言うことで、
今日は頭のお蔵に入る前にヨッコラサと引き出して。

で、
その記事は【種】不可能図形を説明する、描く
渋谷の亀さんと六さんのブログの記事です。
いつもながら面白い!!!
「種」だから、私もタネとして読ませていただきました。

亀さん経由でなまらリンクと言うユニークなブログを知ったのですが、
世の中って楽しい方が多くて今更ながら嬉しくなります♪

私は「フシギ」が大好き!
金子みすずではないけれど。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
わたしはふしぎでたまらない、
黒い雲からふる雨が、
銀にひかっていることが。

わたしはふしぎでたまらない、
青いくわのはたべている、
かいこが白くなることが。

わたしはふしぎでたまらない、
だれもいじらぬ夕顔が、
ひとりでぱらりと開くのが。

わたしはふしぎでたまらない、
たれにきいてもわらってて、
あたりまえだ、ということが。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
最後の誰に聞いてもみんな笑って答えてくれないことがふしぎでたまらない、という少女みすずの
まっすぐな思いがジィ〜〜〜ンと伝わります。
本当は、
誰だってふしぎでたまらないことがいっぱいあって、
その一つひとつを大好きだと私は思います。

と、言うことで安野光雅福田繁雄の作品をあかずに見ていた頃があります。
勿論、エッシャーやマグリッドは大好き。
以前、心象風景と言うエントリーで、あの絵の持つ魅力を書いたことがあります。

自分では絶対正しいと思っていても存外、人は騙されるものです。
その騙される危うさを認識ながら、
騙される楽しみを味あうことで、世界がまた一つ広がったら、
これはこれで楽しい!!!

そんなことを思いながら亀さんの不可能図形を見ていました。
亀さん、ありがとうございます!

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岩手・宮城地震

岩手・宮城地震の被害が明らかになってきています。
亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
また、被災に遭われた方のお見舞いも重ねて申し上げます。

さて、
今回の地震の震源域北東部までのびている活断層の活動度は、政府の地震調査委員会で「地震が30年以内に発生する確率をほぼ0%」と評価されていたところです。

昨日の地震は深さ約8キロでマグニチュード7・2。
「この周辺では過去にも浅い震源の地震が起きている。1896年にマグニチュード7・2の陸羽(りくう)地震が発生している」と専門家は話します。
この時、200人を超える死者と5000戸以上の建物全壊被害が今回の地域で既にあったのです。
この地は、同じ1896年に明治三陸地震(津波)も発生しているのです。

政府の地震調査委員会。
うううう〜〜〜〜ん。
唸りますねぇえええ。

阪神・淡路大震災後に「北上低地西縁断層帯」の地震活動を調査し、2001年6月に、「今後30年以内に断層全体が動くマグニチュード7・8の地震発生確率を0%と評価したのは一体なんだったのか。
また、岩手県が、政府の交付金でおこなった活断層調査でも、北上低地西縁断層帯の南側の「出店(でたな)断層帯」(長さ24キロ)で、今回とほぼ同じ規模の地震(マグニチュード7・3)がなんと、なんと300年以内に発生する確率を0%と評価。
あらあらあら、、、
ですね。
 
いずれにしても、
今回の地震で、活断層が動いたという事実をしっかりと踏まえて、
更なる調査、しかも綿密な調査をすることが求められます。

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2008.06.14

EUフィルムデーズを終えて

「EUフィルムデーズ」が5月16日から6月初旬にかけて東京でおこなわれていました。
ヨーロッパ映画の多様性と質の高さを紹介する、ユニークな映画祭と銘打たれ、
今年で6回目。
2008年の「日・EUフレンドシップウィーク」の一環として開催される本映画祭では、EUの加盟27カ国中19カ国の選りすぐりの映画21本が、毎日2 回、3週間にわたって東京国立近代美術館フィルムセンターで上映されました。
他の映画祭のように華やかな授賞式などはありません。
しかし、誰でも気軽に格安の入場料で映画を鑑賞できる映画祭です。
私個人はとても興味があったのですが、残念ながら観ることはできませんでした。

今、日本で劇場公開されている映画で、
観ようと思っている作品は幾つかあります。
映画が好きな私にとって、普段観ることが出来ない映画が、観ることが出来るなんて夢みたい。また、いつか機会があればと、、、と願っています。

それにしても、当たり前のことながら映画作りってお金がかかります。

文化であると同時に、投機の対象になっている映画界の現状を考えると、
なかなか難しいものがあります。
最近のハリウッド映画の興行収入と数百億円という製作費をかけて圧倒的な宣伝力で世界の映像市場を支配し、1000億円以上の興行収入を稼ぎ出している映画界。
その資金源は、勿論、投資ファンド。

ところが、
最近の金融異変でハリウッドからも投機的マネーが流出し、資金調達には苦労していると言うことで、ここでもアメリカの直面している問題が立ちはだかっているようです。
アメリカは映画界でさえ、
「新自由主義」のグローバル化と自由化路線によって拍車をかけてきました。
 映画や音楽も完全に自由化すべきというアメリカ。
一方、EU諸国は、
「文化は自由貿易とはなじまない」と主張。
発展途上国も、市場原理にまかせると、資本力で民族的な文化が破壊されると反対。

2005年、
こうしたWTOでの「文化と自由貿易」をめぐる対立を背景を受けて、
ユネスコ(国連教育科学文化機関)の第33回総会)で、「文化の多様性」条約(文化的表現の多様性の保護および促進に関する条約)が提案されました。
この時、当然、
アメリカは、激しく抵抗。
反対はアメリカとイスラエルの2カ国だけ。
賛成148カ国(ほかに棄権4)という圧倒的多数で採択され昨年の3月に正式に発効。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「文化的表現の多様性を保護し、及び促進することは、すべての文化(少数民族及び原住民に属する者のための文化を含む)の平等な尊厳及び尊重の認識を前提とする」

「国家は、…自国の領域内で文化的表現の多様性を保護し、及び促進するための措置及び政策を採用する主権的権利を有する」
(「文化の多様性」条約より)。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

札束でほっぺを叩くようなやり方では、
文化は守れません。
全ての文化の平等と尊厳。
これらを守り表現の自由を保障。
そこから生まれる数々の名作。
今後も、楽しみです!!!

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2008.06.13

派遣法改正へと

日雇い派遣、「やめる方向で」 厚労相が法改正を表明と言うニュースが出ました。
また、ルクセンブルクで行われていた欧州連合(EU)雇用社会問題相理事会でも、派遣労働者に正規労働者と同等の権利を認めることを盛り込んだ派遣労働者指令案に合意がなされました。
合意された指令案は、
派遣労働者が原則として契約開始1日目から、賃金、休暇、出産休暇について、正規労働者と同一の待遇を受け、食堂、託児所、輸送サービスでも同一の利用権を持つことを規定しています。
例外として、各国の労使間の合意があれば、これらの権利の取得に必要な派遣労働者の雇用期間を個別に設定することができます。

EUにおける派遣労働者は約800万人。
これらの方々に道が開かれる法案の整備と実効を望みます。

日本でも今年の2月に国会で志井さんの質問に総理も派遣の在り方が正常なものではないことを認めたことは記憶に新しいです。

国内外の状況を徹底的に分析して、
かかる上で現派遣法の不備を修正、若者が安心して働くことができる社会を作るために政府の尽力を望みます。

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2008.06.12

出口のない状況

悲しくて心痛む事件がありました。
社会的に大きな問題ゆえ、皆さん、いろいろこの記事について書かれていらっしゃいます。
ゲーム脳に関して危惧を表明してるTAKESANさんはTAKESANさんらしい切り口で。
お玉さんはずっと拘りつづつけている「死刑問題」で。
死ぬのはやつらださんは派遣問題について言及。
それぞれの視点からこの問題が考えられています。

私は、今のところ、考え中です。
皆さんのご意見やその後明らかになるであろう事柄を待っています。
今、
なんとも、なんとも言葉に言い尽くせない思いで一杯ではありますが、、、亡くなった方々への哀悼の意を表わすことしか出来ないのです。
今後、この様なことが起きないように、
と、言うことで法律(銃刀法)が変えられたり、教育の見直しなんて叫ばれたり、、、
いろいろと社会に影響を与えるのでしょうが、
それでも亡くなった方々は帰らない。
胸がつまります。
記号的な殺人と喪の儀礼についてと言うタイトルで内田さんがエントリーを挙げています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
無差別に人を殺すことを決意した人間の中にある、私たちの理解を超えた「闇の部分」について何もわからないままに、あるいはそのようなものが存在しないかのように処方された「再発防止」策は、闇を隠蔽し、拡げるだけだと、私も思う。
私はこういう事件のときに語られる社会心理学的なあるいは精神病理学的な説明に対してはいつもambivalent な気持ちを感じる。
それらの説明はたしかに出来事の一部分については妥当する。
なるほど、そうか、と思うこともある。
けれども、どこか「説明過剰」になっているような気がするのである。
その理屈では説明できないし、説明すべきでないことまで説明してしまうことによって、説明されることによって生成した局所的秩序を上回るような無秩序がそこに増殖してしまう。
そういうことがある。
(内田さんのブログより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そして、内田さんはその後、知的負荷の回避が全国民的に「知的マナー」として定着している社会というものへの警告を発していきます。
その例として、「言葉の解釈」論が展開されます。
「私たちはメッセージを適切に解読するために、実際にはたいへん面倒な手続きを踏んでいる。
と内田さんは言う。
そして、
この面倒な作業をシンプルにするために人は「記号化」という新手の力業を手に入れたと内田さんは言います。
とりあえず、人は脇において、
「記号」として、、、処理する。
他人も自分も見ていく、その脆弱であり堅牢でさえある考え方の蔓延を伝える。
最後に内田さんは以下のように締めます。
「記号に読み替えられたことで死んだ死者たち」については、私たちもまたそれを「記号として扱う」ことを強いられるということである。
私たちは記号的に殺された死者たちをもう一度記号的に殺すことに「加担」させられることなしには、この事件について語ることができないという「出口のない状況」に追い詰められているのである。」
まさに出口のない状況です。
出口はない、、、

出口はない。
出口のないところに詰め込まれているのは私たちみんななのです、、、
つまり私たち全てが「かおなし」としてペルソナをかぶる以外に、この問題を考えることは出来ないと言うことなのでしょうか?
人に引き寄せては、何も解決策は出てこないということなのでしょうか?
出口のない社会にひしめき合っている私たち全ての責任と言うことかぁ〜〜〜

ならば入り口は何だったのか???

入り口は何かは内田さんは語っていません。(本当はわかりにくく語ってはいるのですが、、、
つまり分かり合うという面倒な手続きを割愛していく社会というものが入り口だと内田さんは言っているのだが、、、)

私は、入り口は、格差社会の本格的な幕開けではないかと考えます。

人が人としての尊厳を失わされ、
物のように扱われる社会において、
自分をも含め「記号」として処理していかなければならない社会が、すぐそこに来ている(いや、もう来ている)のかと考えます。

この事件、
いまだ、闇のままですが、
それでも、私たちはしっかりと考えていく必要があると強く思います。
人は人である。
記号なんかじゃない、、、
と言う強い思いを抱いて、これからもこの問題を追っていきたいと考えています。

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問責決議の行方

首相、問責にも解散応ぜず 与党も信任決議で対抗と言うニュース。
一体、どうなるのでしょうか?
総理の問責決議が可決されたのは、現憲法下で初めてとのこと。
そりゃそうですよね、、、

福田さんの施政。
どんなにひいき目に見ても庶民にとっては苛政以外のなにものでもありません。
昨年9月の政権発足以来9カ月近く。
何をしてきたか?

一番目に思うのは、やはり後期高齢者医療制度の強硬・強行・凶行。
次はガソリン国会に象徴された節度のない税金徴収。

政権発足以来下がり続けてきた各マスメディアの内閣支持率も30%を割り込んで20%台に低迷。

しかし、
上記ニュースにもあるように、衆議院では解散もしなければ、さらに信任する構え。
民主党の拙速とも言われる今回の問責決議ですが、
その行方がいずれにしても、、、

いずれにしても、
国民の声は、
これ以上の負担はノー、、、
と、言うことです。
それだけです!

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福田ビジョンに化石賞

福田さんがこの9日に発表した地球温暖化対策(別名福田ビジョン)に対し、ドイツ・ボンで開催中の国連気候変動枠組み条約の第二回作業部会に集まった世界の非政府組織(NGO)から厳しい批判が相次井田ということです。

また気候行動ネットワーク(CAN)が作業部会会議前半で最も温暖化防止交渉を妨害した国に贈る「化石賞」日本が二位に選出。

世界自然保護基金(WWF)のキャスリン・グットマン気候政策調整者は、「福田ビジョンは求められている緊急の行動に関しても、日本が世界に持つ責任という点でも要件を満たしていない」と指摘。

温室効果ガスの削減について2050年までの長期目標は示したものの、焦点となっている2020年までの中期目標は明示せず、来年に先送り日本の姿勢が不明確と指摘されたのです。

中期目標の重要性については、福田さん自身も認めています。
が、
サミット前には示さず、京都議定書に続く温暖化対策が議論される来年末の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)前の「しかるべき時期」に発表すると先送りした姿勢からも、
本当に実効あるもにしようという方針が見えません。

地球温暖化に大きな責任を負う先進国としても、サミット議長国としても、今後の政府の姿勢が問われ、世界から注目されています。

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2008.06.11

水着問題決着

スピード社製容認を正式決定 日本水泳連盟と言うことで、
注目を浴びていた水着問題にいっていの決着がついたようです。
これ自体は当然と言うか良いことです。
つまり、
選手の水着選択の自由を認めたことと言う意味で。

ただ気になるのは、
スピード社の「レーザー・レーサー」(LZR)について、「浮く感じ」がすると言う選手たちの印象と、記録の量産についてです。

8日まで行われた水泳のジャパンオープンでは、この水着で16個の日本記録が作られました。
その性能は「100メートルで0・5秒、200メートルで1秒ほど短縮できる」といわれていましたが、それ以上とも思える優位性があるのでは、、、ということです。
 
ルール上、国際水連(FINA)は、「浮力を与える用具」を禁止しています。
尤も、FINAは、世界記録が続出したのを受け、4月に再調査し、「浮力の優位性における科学的根拠はない」との短いコメントを発表しています。
なんら問題はないはずです。
が、
「技術のドーピングだ」や「着る薬物」と言う評価がいまだついて回っているとしたら、
それは選手たちにとって気の毒なことです。

実際、過去にも水着問題がありました。
それは、2000年のシドニー五輪の直前。
水着に溝をつけ抵抗を減らす「さめ肌水着」が開発され、それが一気に広がりました。
私もテレビでこの「さめ肌水着」を見ながら、なんとなく見た目の違和感を感じていたのです。
が、この水着によって同五輪では15個の世界新記録が生まれ、うち13個がこれを着用した選手たちでした。
ふぅ〜〜〜〜ん。
そうか、、、さめ肌水着っていいんだぁ、、、と漠然と思っていたことがあります。
ところが、五輪が終わって間もなく、その水着はあえなく使用禁止となりました。水着の表面の加工はよくない、との理由で。

その時は、そうだったのか、、、
と、これまた何も考えずに受け流したニュースだったのですが、
ここへきて、また「水着問題」が浮上。

ううううう〜〜〜〜ん。

と、唸ります。
一番、悩んでいるのは選手だろうとは思うのですが、、、

いずれにしても、
選手たちの努力と力が最高の形で実を結ぶためにも、
今後は、誰でもが分かり、納得するルールをしっかりと決めていただきたいものです。

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2008.06.10

「時」について思ったこと

花無心招蝶    花 無心にして蝶を招き
蝶無心尋花    蝶 無心にして花を尋ぬ
花開時蝶来    花 開く時、蝶来り
蝶来時花開    蝶 来る時、花開く
吾亦不知人    吾れも亦人を知らず
人亦不知吾    人も亦吾れを知らず
不知従帝則    知らずして帝の則に従う

良寛の有名な詩です。
自然のはからいは無心であり「時」がくれば、
すべては、そのはからい通りになる。人はそんな自然のなすがままをただ受け入れ、
そして従いながら、己を見いだそう、、、

そんな良寛の思いが伝わります。

この思想はコヘレトの言葉に相通じるものがあるのでしょうか?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

何事にも時があり
天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時
植える時、植えたものを抜く時
殺す時、癒す時
破壊する時、建てる時
泣く時、笑う時
嘆く時、踊る時
石を放つ時、石を集める時
抱擁の時、抱擁を遠ざける時
求める時、失う時
保つ時、放つ時
裂く時、縫う時
黙する時、語る時
愛する時、憎む時
戦いの時、平和の時。(3:1~3:8)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

何事にも時があり
天の下の出来事にはすべて定められた時がある。と言うコヘレトの言葉。

一方、同じ自然の生業を認め受け入れながらも積極的に「今」に関わった人、と言えば、
やはり道元禅師、その人です。
〜〜〜而今の山水は、古佛の道現成なり。ともに法位に住して、究盡の功徳を成ぜり。〜〜
山水経にある有名な言葉です。
私は道元が好きで「正法眼蔵」となぜか「菜根譚」がすぐ手元にある日常です。
道元の「而今」は「今」であり「只今、ここ」です。
ただただ、感じる今を大切にと詠いながらも、
良寛と相通じるところがあり、コヘレトにも通じます。
「ただわが身をも心をもはなちわすれて、仏のいえになげいれて、仏のかたよりおこなわれて、これにしたがいゆくとき、ちからをもいれず、心をもついやさずして、生死をはなれて仏となる」と。

あるがままに、、、
ひたすらに、、、

そんな達観はまだまだ望めそうにはありませんが、
それでも、
そんな境地を目指すことが出来れば、、、
と、願っています。

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今、やることは?

日本書記」の天智天皇10(西暦671)年4月25日。
「置漏尅於新臺。始打候時動鍾鼓。始用漏尅。此漏尅者天皇爲皇太子時始親所製造也云々」
(漏尅を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。始めて漏剋を用いる。此の漏剋は、天皇の皇太子に爲(ましま)す時に、始めて親(みづか)ら製造(つく)りたまふ所なりと、云々(うんぬん)。
と、あることから、
今日6月10日は「時の記念日」。
日本初の時計が鐘を打った日と言うことです。

過去の記事では、時の記念日
Carpe Diemと言うエントリーを挙げたのですが、いずれも釈迦の中部経典を書いています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
過去を追うな。
未来を願うな。
過去は既に捨てられた。
そして、未来はまだやってきていない。
だから現在の事柄を、
それがあるところにおいて観察し、
揺るぐことなく、動ずることなく、
よく見極めて実践せよ。
ただきょうなすべきことを熱心になせ。
(中部経典)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

分かっているんですよね、、、
「今」が大切って。
が、
過去に引きずられ、
未来に憂う自分となかなか訣別できないんだよね〜〜〜
過去ってのは、もう過ぎてしまって、
それは、取り返しがつかない。
後悔やら慙愧が押し寄せてくる。
のだが、、、
なんだか変に安心なところがあるのでしょうかね、過去に浸っている時って。
既に分かっているから、、、
またまた未来。
これは、もう何がなにやらサッパリで不安や焦りがドンブラドンブラと打ち寄せてくるのです。
が、
が、
これまた、何か考えている気になるのかな???
未来を思うということは。

で、結局、何が一番苦手って、
「今」と向き合うこと。
なんだよね、、、
実際、私の周り1メートル以内にやらなければならないことが、文字通りに山になっていて、
その山を見たら、もうため息。
ああああ〜〜〜
フッ〜〜〜〜〜

やるしかないんだよね、、、
わかっているんだよね。
「今」片っ端から片付けるしかないんだよな、この本とチラシの山の仕分けを。

と、言うことで、
私の「時の記念日」はまずは掃除からです、、、

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2008.06.09

湘南戦

第18節湘南戦、
5−2で広島が勝ちました。

あれよあれよ、、、の5得点でした。

まずは、開始早々の4分。
ストヤノフ→服部→右足で決めて、ゴーーーール。
続いて12分には右からのFKを李が蹴ると、槙野がゴ〜〜〜〜〜ル。
快進撃。
次に、31分。青山のドリブル→高萩がゴ〜〜〜〜ル。
ウワッ。
ちょっと目を離したり、席を立ったら、
いつの間にか得点しているという展開にホクホク。

そして、後半11分。青山のループ状のパス→佐藤寿がゴール。
これは凄かった。
が、
その後、さらにさらにさらに凄いことが待っていたのです!
なんと、
なんと、
あの久保が。
31分には森崎浩のドリブル→久保がダイレクトで叩き込んだのですが、、、
あの回転。
どうよ、とうくらい凄いゴールでした。
えええ〜〜〜
凄い!!!
呆然。
目が点。
あらゆる賛辞を贈りたい。

その後、湘南は2点を入れて、
結果は5−2でした。
どんなに、どんなに攻められても、点を入れられても、粘り強く戦う湘南。
素晴らしいチームだと改めて思いました。

と、言うことで次節は水曜日、甲府戦です。

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沖縄の選挙結果

沖縄の選挙結果は与党の惨敗に終わりました。
争点の後期高齢者医療制度への審判がくだったものと見られます。

参議院でも廃止法案が採択されましたが、
さらに廃止に向けて弾みがつくものと思います。

地元紙の沖縄タイムスには、
基地問題の影響なども分析しています。
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 普天間飛行場移設を円滑に進めるためには、今後のアセス手続きの節目で提出する知事意見や、代替施設建設に伴う公有水面埋め立て許可などの手続きが欠かせないが、ある政府関係者は「厳しい県政運営を迫られる中、判断力が鈍らないか」と危惧する。

 特に、公有水面の埋め立て手続きが想定される二〇一〇年春には、秋に控える次期県知事選に向けた与野党の攻防が激しくなると予想され、一四年の代替施設完成に向けた作業が停滞することへの懸念が強まっている。

 仲井真知事は代替施設案(V字案)の沖合移動を求めているが、米国が強く難色を示しており、政府との調整も折り合いが付いていない。しかし、政府内には与野党が逆転したことで「県への配慮を強めざるを得ないのではないか」(同関係者)と、今後の協議が困難さを増すとの見方もある。
(上記ニュースより)
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今後の成り行きに注目です。

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2008.06.08

サッカーとバレーの日でした

昨晩はスポーツ観戦で大忙し。

日本、1—1で引き分け W杯3次予選・オマーン戦
観ている方も厚くなるような現地の気候。
そんな中でのドロー。
監督も「よしとしよう」とコメントをしていますが、
本当に選手の皆さん、お疲れさまでした。
とくにコロコロPKの遠藤選手。
ありがとうございました。
いやぁ、、、
実に遠藤らしい。
ニクイ。

あのタイミングをはずす絶妙のプレー、
相手GKはつったたまま、何もできませんでした。
スルスル、、、とただただゴールに滑り込んでいくのを見ているだけ。
うううう====ん。
憎いねぇ。
敵にしたくない。
(実際、昨年は遠藤に泣かされたサンフレッチェであったから、、、)

いずれにしても「14日のタイ戦(バンコク)で勝つか引き分けると、同日のバーレーン—オマーンの結果次第で日本の最終予選進出が決まる。」と言うことで、いよいよ来週が正念場。
見ものです。
応援しています!!!!!

さて、
その前にあったのが男子バレー。
これも凄かった。
もう最後は涙なみだ、、、の私でした。
バレーの試合はテレビでもあまり見ることがない私ですが、
やはり国を背負った試合を見ると燃えるものですねぇ〜〜〜〜

イヤーホーンとスーツがシンボル(?)の植田乾督。
勝利が決まった時、思わず大の字に倒れ込む様子を見ながら、
その万感の思いが此方にも伝わりました。
選手ひとりひとりの思い。
ご家族の思い。
いろんなものが走馬灯のように駆け巡ったであろう「その一瞬」。

言葉には言い尽くすことができないだろう、、、
涙でしか表現はできないであろう、、、「その一瞬」。

これから、ゆっくり・じっくりと言葉が甦り、
そしてさらに北京への思いが沸き上がり、
監督と選手はまた新しい一歩を踏みはじめるのでしょう。

私たちは応援しかできない。
が、
精一杯、応援していきたい。

昨日は感動と清々しさを、いっぱい、いっぱい伝えていただけました。
本当にありがとうございます!!!
応援しています!!!

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沖縄県議会選挙

今日は沖縄県議選。
基地の問題を抱える沖縄。

「米軍再編」の名ですすめられている基地強化は日に日に沖縄の方々の生活に食いこみ、それは平和と安寧への強い思いとなります。
SACO(沖縄に関する日米特別行動委員会)合意から12年が経ち、
また「米、再編」の「最終合意」から2年経った現在、
沖縄の人々の熱い思いで、名護沖への新基地建設のためのくいを一本も打たせていない状況。
勿論、アメリカは焦燥を隠せません。
『米軍再編』は、米国側の当事者も述べているように、全体が一つのパッケージになっており、一つでも凍結されれば、全体が凍結される仕掛けになっているとの見通しのため必死です。
しかし、そこには沖縄の方々の思いはない。
先にも書いたように沖縄の方々は、
ジュゴンの海を守り、人々の生活を守たいのです。
当然ではないでしょうか。
沖縄の人々の願いは、ささやかな日々の安心なのです。
それは、基地の町の住民の皆さんの願いでもあります。
神奈川県座間市への米陸軍新司令部移設、
山口県岩国市への米海軍艦載機移転などなど、、、、
全国での『米軍再編』が日本の地で繰り広げられようとしています。
それは、
果たして日本の安全に本当に必要なのでしょうか?

基地を抱える沖縄、
今日、県議会選挙です。
注目です。

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2008.06.07

やった!!!!!男子バレー

やった〜〜〜〜
男子バレー。
凄い。

もう涙が出ます。

詳しくは後ほど、落ち着いて。

とにかくおめでとう!!!!

おめでとう!!!!!

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アイヌ民族:先住民決議

アイヌ民族:先住民決議が昨日、参議院で採択されました。
決議採択文は以下の通り。
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昨年9月、国連において「先住民族の権利に関する国際連合宣言」が、我が国も賛成する中で採択された。これはアイヌ民族の長年の悲願を映したものであり、同時に、その趣旨を体して具体的な行動をとることが、国連人権条約監視機関から我が国に求められている。

 我が国が近代化する過程において、多数のアイヌの人々が、法的には等しく国民でありながらも差別され、貧窮を余儀なくされたという歴史的事実を、私たちは厳粛に受け止めなければならない。

 全ての先住民族が、名誉と尊厳を保持し、その文化と誇りを次世代に継承していくことは、国際社会の潮流であり、また、こうした国際的な価値観を共有することは、我が国が21世紀の国際社会をリードしていくためにも不可欠である。

 特に本年7月に、環境サミットとも言われるG8サミットが、自然との共生を根幹とするアイヌ民族先住の地、北海道で開催されることは、誠に意義深い。

 政府は、これを機に次の施策を早急に講じるべきである。

 1 政府は、「先住民族の権利に関する国際連合宣言」を踏まえ、アイヌの人々を日本列島北部周辺、とりわけ北海道に先住し、独自の言語、宗教や文化の独自性を有する先住民族として認めること。

 2 政府は、「先住民族の権利に関する国際連合宣言」が採択されたことを機に、同宣言における関連条項を参照しつつ、高いレベルで有識者の意見を聞きながら、これまでのアイヌ政策をさらに推進し、総合的な施策の確立に取り組むこと。

 右決議する。
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決議文の内容が、さらに実効あるものであることを願ってやみません。

先住民をwikipediaで調べたところ、今、世界で知られている先住民は14ありました。
ーーーーー
アイヌ
ウィルタ
ニヴフ(ギリヤーク)
インディアン・インディオ
ブラジルの先住民
台湾原住民
アボリジニ(オーストラリア先住民)
イヌイット
マオリ
チベット
サーミ
バスク人
ケルト人
琉球人 - 「民族」か否かには賛否両論がある。

wikipediaまま
ーーーーーーーーーーーーー

長い歴史の中で虐げられてきた民族、失われた文明も多々あったものと思われます。
が、
昨年9月、国連において「先住民族の権利に関する国際連合宣言」でも明らかにしているように、
先住民の方々の深い知恵と(なにしろ、その土地に住まわれて長いながい歴史があるのだから、土地のことは誰よりも知っている方々です)洞察を学び、
共に栄えて行く方向が見えてきたことは、本当に喜ばしいと私は思います。

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食料サミット終わる

ローマの国連食糧農業機関(FAO)本部で6月3日から開かれていた「食料安全保障サミット」が閉幕しました。
食料の高騰や不足など世界が直面する食料危機の解決をめざす政治宣言を採択。
このサミットには183カ国の代表が参加しました。

政治宣言は、
飢餓状態にある世界の8億6200万人以上の人々の数を2015年までに半減させるため、国際社会が小規模農家への支援強化などを通じて食料増産、生産性向上に取り組むことを求めています。


食料不足の原因の一つとされる輸出規制など「制限的措置」については、「(食料の)国際価格を一段と不安定化させる恐れがある」とし、「最小限に抑える必要性」を強調。

日本からも福田さんが出席して、食料支援額の増加を表明しました。
またバイオ燃料生産国として批判されているブラジルのルラ大統領は、同国が進めているのはサトウキビからの生産であると強調、食料不足をもたらす危険性があるトウモロコシなど食用、飼料用作物からの生産に否定的な考えを示しました。

しかし、このバイオ燃料については、米国やブラジルなど推進国とその他の批判国の対立が解消されず、宣言では「徹底的研究」と「国際対話の促進」の文言にとどまりました。


世界で実に8億人以上の人が飢餓に苦しんでいる実態。
多くは発展途上国の貧困地帯と言われています。
WFPによると世界で約6000万人の子どもが空腹のまま学校に通っています。WFPはアフガニスタンからソマリアまで約2000万人の子どもに学校給食を提供しているということです。
しかし、焼け石に水。
まだまだ救済には至っていません。
抜本的な対策を世界の各国が共通の問題として考えるこのサミットは、
一つの前進ではありますが、、、
まだまだ、の感も否めません。

自給率4割の日本。
自国の農業行政の在り方もふくめ、この問題を積極的に討議していただきたいものです。

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2008.06.06

後期高齢者医療制度廃止法案提出

民主党、共産党、社民党、国民新党の野党四党が提出した後期高齢者医療制度廃止法案が昨日、5日の参院厚生労働委員会で、全会一致で可決されました。
自民、公明両党は採決を欠席。
廃止法案は今日6日の参院本会議で可決され、衆院に送付される見込みです。

全く。
その通りと思う私。
こんな法案、廃止しかない。

誰だって歳をとります。
歳をとると体のあちこちがキィキィ、ギシギシとなり体調を崩し、
若い頃は耐えられたことが出来なくなります。
のっけ、医者通い。
医者に行って診察を受けて、適当な治療を受ける中で、
この「心のケア」が一番大切。
歳をとる毎に、一枚いちまいと失っていく自信と安心をケアする事で、
お年寄りは豊かな老後を送ることができます。
国は、
豊かな老後を保障する必要があると考えます。

お年寄りを大切にしない国は、若者をも大切にはしないと私は思うのですが、、、

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高校生の理科離れ

科学離れは高校生からと言う結果が出たそうです。

経済協力開発機構(OECD)の調査で日本の高校生の科学への関心が世界各国の中で最低レベルだったことを受け、国立教育政策研究所が全国の中学生を対象に同様の調査を行ったところ、中学時代は関心を維持している生徒が比較的多いことがわかったと言うことです。
この理由について、
同研究所では「高校で授業が難しくなる上に、実験・観察が減ることも『科学離れ』の原因では」と分析しています。

ふむふむ。
確かに。

高校では、進学校では文系・理系に早くから分かれ、
文系は理科の教科はセンター試験用の勉強が主になります。
普通、センター試験で理科を課す大学は、一科目か二科目。
多くの受験生は生物・化学を選択します。
また、理系はセンターならびに個別試験も理科が課せられます。
この場合、物理と化学を選択(センターでは生物も選択する受験生は多いかもしれませんが、、、)

と、言うことで高校の理科の教科は、大学受験を射程にいれての授業が多いため、
生徒にとって、本当に「科学としての理科教育」に触れる機会が少ない場合も多々あるようです。
残念なことです。

上記アンケートについて以下のように結果が挙げられています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「科学を学ぶことに興味がある」という質問に「そう思う」と答えたのは、高1では50%(OECD平均63%)で57か国・地域中52位だったが、中3では62%。「科学の話題を学んでいる時は楽しい」という生徒も、高1は51%(平均63%=54位)だったが、中3では69%と割合が高かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

本来の学ぶ意欲とか関心とか喜び。
教育に必須の、理想は、受験の前にかき消されていくのだろうか?????
以前ナイスステップな研究者と言うエントリーを挙げたことがあります。
小学校・中学校の理科教育の中で、子どもたちの柔らかい感性は、
未来の科学を育むに十分なものであることを書きました。
いずれにしても、
この結果を国立教育政策研究所が、どの様な形で教育の現場に還元してくるか注目です。

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2008.06.04

海外の友人から学んだこと

603_001昨日、海外の友人たち(夫同士が友人)を連れて京都観光をしました。
私が案内をするときは決まって大雨。(一番、凄かったのはドイツの方を御所に案内したとき。バケツをひっくり返すような雨でした)
前日は晴れていた空も、
いよいよの当日はお決まりの雨。

まぁ、デフォか、、、と諦めて、
待ち合わせの場に出向きました。
昨日はスペインから見えた方とイスラエルの方、そしてイギリス在住の中国の方と3人を案内しました。
どこへ行きたいかと希望を聞いて、
特にないということなので、
世界遺産巡りがいいかなぁ、、、と考えました。
で、
まずは誰でもが行く金閣寺へ行きました。
雨にも拘わらず、人の山。
この時期は修学旅行の学生さんでいっぱいなのです。
雨にうたれる金閣と、雨を受け入れる鏡湖池。
それはそれでなかなかの風情を醸し出しています。
豪華で絢爛なこの寺に、そぼろふる雨は、なんとかなんとか侘びや寂びを垣間見ようという観光客には可成ピッタリか、、、と一人ごちしていました。
友人たちは、「オオオオ〜〜〜ビユティフル!!」とか「エクセレント」とか、
まぁ、およそ誰でもが上げる感嘆の声を上げながら喜んでくれていました。
人、
人、人、、、
の列を拭いながら、観光スポットのアレコレを案内。
中国の方は漢字の意味をそれとなく理解してくださるので、
立て札を見ながら、私より上手にガイドして下さり、私の面目は一切なし。
はっはは===と得意の笑いで誤魔化しながら、
次は等持院へと行きました。
ここで抹茶を頂き、静かに時を過すつもり。
だったのですが、
4人でペチャクチャペチャクチャ、、、しゃべりっぱなしで、
侘び・サビは、どこかへ吹き飛びました。
いえいえ。
本当は中国と日本の侘び・サビの考え方について、煩くかまびしいくらいに喋っていたのです。
また、イスラエルとスペインの言葉の違いとか、、、
かなり盛り上がりました。

次に、竜安寺で石庭を案内。
虎の子渡しの説明を、拙い、つたない英語で説明したのですが、
分かって頂けただろうか???
603_022


なんや・かんやと喋りまくっているうちに、
時間が過ぎて、もうお別れ。
名残を惜しみつつサヨナラしたのですが、
楽しんで頂けただろうか?
尤も、私は大いに楽しんだのですが。
そうそう、帰る頃には雨はすっかり上がっていました、いつものように。

海外の友人と観光をするとき、いつも、いつも、いつも思うのですが、
ものすごく難しいことを聞いてくるのです。
以前、フランスの友人家族を平等院にお連れしたときは、
「日本人にとって、お寺にお参りするとは、どんなことなのか?」
なぁんて聞かれました。
そっそんなぁ、、、
日本人に説明することさえ難しい質問をしてくるなぁ〜〜〜〜
と、思いながら汗拭き拭き答えていました。
極楽とか浄土思想とか、日本の神道とかとか、、、
次々と尋ねてくるんです。
うわっ〜〜〜〜
日本人だからって、みんながみんな神道に詳しいわけじゃないんだぁ、、、、
と、言い訳しながらしながらの説明。
ふっ=====

と、言うことで、
言葉が違うので、お互いに理解しあおうと必死なのですね。
まず、言葉の意味からお互いに納得しあって、
次にやっと、その話題についてお互いの国の考え方や、自分の思いを伝える段階にはいります。
それでも、何度もなんども誤解しあっているので、
「おおおお〜〜〜ノーノー」と言いながら振り出し。
こんな作業を続けながら、意思の疎通を図っています。

同じ言語を使いながらも、
行き違いや誤解、分かったつもりってことはよくあります。
違う言語なら尚更。
だがしかし、
尚更であることをお互いに知っているので、
なんとか理解しようと必死なのですね。
一つひとつの言葉の意味を丁寧に説明(すごく簡単な単語で)
そして、辞書以外の意味を表情や動作で理解したり、
もう一度確認したり、、、と。


このところのネットでのアレコレを思いだしながら、、、
同じ言語を使っているから「分かる」のではなく、
相手を分かろうとすることがまずは第一歩なのかなぁ、、、と、
海外の友人たちと一緒に話ながら、その様に考えました。

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2008.06.02

バレーボール 北京の道

このところバレーボールを見ています。
女子の試合から、男子まで時間のとれる限り見ています。

やはり面白いですね。
何かが「かかっている」試合と言うのは選手たちの緊張が此方にも伝わり、
思わず声が出ます。

4年前のアテネの時は、
まだ本当に初々しくて可愛かったプリンセスめぐちゃんも、
今は素敵なレディになってコートの上に立っている姿を見たときは、
本当に嬉しく思いました。
途中、やめよう、引退しようと思ったときもあったとか、、、
しかし、それを乗り越えて戦う姿は美しいと思いながら応援の拍手を送っていました。

また男子は男子で、
2005年植田監督就任依頼、徹底的な強化練習で、
技術もさる事ながら精神面もアップしたそうです。
昨日はイランに勝ち、いよいよ北京までの道が見えてきそうです。
頑張ってください!!!
応援しています。


今日は今日でサッカー日本代表。
これも目が離せそうにありません。

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シャトル打ち上げ成功

シャトル打ち上げ成功、「きぼう」本体設置へ 星出さん初飛行と言うニュース。
ワクワクします。


宇宙航空研究開発機構のサイトでは、今後の経過や実験報告などが詳細に掲載されるものと思います。
要チェック!!!

楽しみです。

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水無月

昨日から6月。
早いものです。
本当にアッという間に過ぎました。

水の月である水無月。
もう梅雨入りした地域もあります。
今年はどんな梅雨が用意されているのだろうか?
願わくば災害がありませんように、、、

と、言うことで今日は京都で有名な「水無月」というお菓子について書きます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
6月30日は夏越の祓(なごしのはらえ)の日で、京都の神社でも鳥居の下や神社の境内に大きな茅の輪を立て、参拝者がそのなかを潜る茅の輪くぐり、という息災を願う季節の行事が行われます。

この日に「みな月」を食べると厄払いが出来ると言い伝えられています。
(上記サイトより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本当は6月30日に食べるのですが、
京都の和菓子屋では端午の節句が終わるか否やで、もう店頭に並びます。

「昔は冬の間に自然に出来た氷を、地下などの涼しいところを利用して作った「氷室」という天然の冷蔵庫で保管しておき、それを宮中に取り寄せて食べていたそうです。一般市民は高価な氷を取り寄せることができないので、氷の形に似せて作ったこの「水無月」を氷のかわりに食べたということです」
と言う由来のように、見た目に涼しいお菓子です。
口に入れるとたっぷりの小豆が歯触り良く感じられ、
とても美味しいお菓子!
昔の京の人々は、
夏越しを向かえ、無事に過すことが出来るようにという願いを込めて、このお菓子を頂いたのでしょうか。
この後、すぐに続くのは祇園祭。
とかく忙しい京です。

さて、私は幼い頃は7月1日に「氷室の饅頭」を頂いていました。
由来はこの「水無月」とほぼ同じです。
地方によって、いろいろではありますが、
出自は一つ。
「何事もなく平穏に日一日を過すことが出来ますように」と言う庶民の素朴な願いです。

とかく自然の災害が大きいと感じるこの頃、
今年は何事もなく「自然の摂理」が回っていきますように、、、
水無月を頂きながら願いましょう。

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